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2025年9月1日月曜日

天蚕も来た

 


ヤママユ
Antheraea yamamai

   鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、卵で越冬する。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したヤママユの雌。この家でヤママユに会うのは初めて。






▲マエホシヨトウ(Pyrrhidivalva sordida)。幼虫はミゾソバの葉やセリの根を食べる。年1化。蛹で越冬する。ヤガ科ヒメヨトウ亜科。





▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。




▲ナカキシャチホコPeridea gigantea)。幼虫はコナラ属木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬する。シャチホコガ科。





▲リンゴカレハOdonestis pruni japonensis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、クヌギ、リンゴ、ナシ等の葉を食べる。年2化で、中齢幼虫で越冬する。カレハガ科。






▲コカブト(Eophileurus chinensis chinensis)の雄。幼虫は広葉樹の朽木を食べ、孵化から2ヶ月程で成虫になる。成虫は肉食性が強く、最大で2年位生きる。年に2~3回発生し、成虫で越冬する。鞘翅目コガネムシ科コカブト属。




▲カブトムシTrypoxylus dichotomus septentrionalis)の雌。多分前日と同じ個体。コガネムシ科カブトムシ属。






▲オオカマキリTenodera aridifolia)の雄。蟷螂目カマキリ科。






▲ヒメクサキリRuspolia dubia)の雌。直翅目キリギリス科クサキリ属。




2025年8月27日水曜日

烏揚羽蝶

 
  

カラスアゲハ 
Papilio dehaanii dehaanii

鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科木本の葉を食べる。年2〜3化。蛹で越冬する。




▲昨日、自宅の車庫の中で死んでいたカラスアゲハの夏型雌。一昨日出かける時にシャッターを開けっ放しにしていたのだが、帰宅して閉める時に確認を怠ってしまった。蝶だけでなく鳥が入り込んでいる時もあるので、もう少し気をつけないといけないなと反省した。





▲カラスアゲハの裏側。後翅の白帯が消失したミヤマカラスアゲハの可能性もあるが、とりあえずカラスアゲハという事にしておいた。前翅長は75mm。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したキンイロエグリバCalyptra lata)。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。トモエガ科エグリバ亜科。





▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






ツメクサガ(Heliothis maritima adaucta)。幼虫は広食性。大豆や小豆の害虫。年2〜3化。蛹で越冬する。ヤガ科タバコガ亜科。





▲ヨトウガ(Mamestra brassicae)。幼虫は広食性。年2〜3化で、蛹で越冬する。ヤガ科ヨトウガ亜科。






オオシロテンアオヨトウ(Trachea punkikonis lucilla)。幼虫はミゾソバを食べる。年2化。蛹で越冬する。ヤガ科キリガ亜科。






▲ヒメサザナミスズメDolbina exacta)。幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。年2~3化と云われている。よく似たサザナミスズメとは腹部下面の模様で見分けられる。スズメガ科。







▲ツマキシャチホコPhalera assimilis)。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、蛹で越冬する。シャチホコガ科。







▲ホソバシャチホコFentonia ocypete ocypete)の雄。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹越冬。シャチホコガ科。







▲リンゴカレハOdonestis pruni japonensis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、クヌギ、リンゴ、ナシ等の葉を食べる。年2化で、中齢幼虫で越冬する。カレハガ科。






▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雄。蟷螂目カマキリ科





▲コカマキリの雌。






▲ハヤシノウマオイHexacentrus japonicus)の雄。直翅目キリギリス科ウマオイ属。





▲ノコギリクワガタProsopocoilus inclinatus inclinatus)の雌。鞘翅目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。





▲コクワガタDorcus rectus rectus)の雌。クワガタムシ科オオクワガタ属。







2025年8月26日火曜日

青翅天社蛾

 



アオバシャチホコ
Zaranga permagna

鱗翅目シャチホコガ科Zaranga属。幼虫はミズキ属木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。日本固有種。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したアオバシャチホコ。






▲同じアオバシャチホコを角度を変えて撮影。






▲キンイロエグリバCalyptra lata)。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。トモエガ科エグリバ亜科。





▲リンゴケンモン(Triaena intermedia)。幼虫はバラ科やニレ科、ヤナギ科木本の葉を食べる。年1〜2化。蛹で越冬。ヤガ科。





▲ベニシタバ(Catocala electa zalmunna)。幼虫はヤナギ科木本の葉を食べる。年1化。卵で越冬する。ヤガ科。






▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲ヨツボシホソバ(Lithosia quadra)の雌。幼虫は毒針毛を持ち、地衣類を食べる。年2化で、幼虫越冬。マエグロホソバ(Conilepia nigricosta)の可能性もあり。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲ツガカレハ(Dendrolimus superans)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、マツ科木本の葉を食べる。年1化で、幼虫で冬を越す。マツカレハ(D. spectabilis)の可能性もあり。カレハガ科。




▲リンゴカレハOdonestis pruni japonensis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、クヌギ、リンゴ、ナシ等の葉を食べる。年2化で、中齢幼虫で越冬する。カレハガ科。





▲リンゴカレハの別個体。







▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。
 





▲サザナミスズメDolbina tancrei)。幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。





▲同じサザナミスズメを裏面から撮影。






▲ヒメサザナミスズメDolbina exacta)。幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。年2~3化と云われている。よく似たサザナミスズメとは腹部下面の模様で見分けられる。スズメガ科。






▲同じヒメサザナミスズメの裏。






▲アシベニカギバ(Oreta pulchripes)。幼虫はガマズミ属木本の葉を食べる。年3化。幼虫越冬。カギバガ科。






▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科






▲アシグロツユムシ(Phaneroptera nigroantennata)の雄。草食性で年1~2化。直翅目ツユムシ科(キリギリス科)ツユムシ属。





▲テングスケバ(Dictyophara patruelis)。半翅目テングスケバ科。







▲ドウガネブイブイAnomala cuprea)。鞘翅目コガネムシ科スジコガネ属。






▲コクワガタDorcus rectus rectus)の雌。クワガタムシ科。






▲クロカミキリ(Spondylis  buprestoides)。幼虫はマツ類の枯木を食べる。カミキリムシ科。





▲昨晩、うっかりして外灯を消し忘れて寝たら、朝になっても残っている蛾がいた。エゾスズメ3匹と、リンゴケンモン。





▲リンゴドクガ(Calliteara pseudabietis )の雄。5月に見た個体より毛が短い。ドクガ科だが毒はない。幼虫は広食性で、リンゴだけでなく様々な広葉樹の葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。







2025年8月23日土曜日

蜂雀二種




クロスキバホウジャク
Hemaris affinis

鱗翅目スズメガ科Hemaris属。幼虫はスイカズラ科やアカバナ科の植物の葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。成虫は昼間活動し、花の蜜を吸う。



▲昨日の午後、よねざわ昆虫館のある三沢コミュニティセンターの駐車場前の花壇に来ていたクロスキバホウジャク。






▲ホウジャク類はブッドレアの花の蜜が大好き。クロスキバホウジャクは花に両前肢を掛けて蜜を吸う。






▲昨日の夕方、自宅の庭で採集したクロホウジャク(Macroglossum saga)。最近、時々キキョウの花に来ていたのだが、ホシホウジャクかクロホウジャクか分からなかったので捕獲してみた。クロホウジャクは灯火に飛来するので夜行性だと思っていたのだが、これで昼間も活動している事がわかった。たまたまかも知れないが、花から蜜を吸う時、クロスキバホウジャクは両前肢を、クロホウジャクは右前肢だけを花に添えていた。ホシホウジャクは前肢を使っているのを今まで見た事がない。クロホウジャクもスズメガ科で、幼虫はユズリハ属木本の葉を食べる。年2化で、成虫での越冬が確認されている。この個体はこの後標本にはせずに釈放した。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したエゾシモフリスズメ(Meganoton analis scribae)。幼虫はモクレン属木本の葉を食べる。年1~2化で蛹態越冬。スズメガ科。






▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。
 




▲ヒメサザナミスズメDolbina exacta)。幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。年2~3化と云われている。よく似たサザナミスズメとは腹部下面の模様で見分けられる。スズメガ科。






▲エビガラスズメ(Agrius convolvuli)の雌。雄はもっと翅の模様がはっきりしている。幼虫は広食性で様々な草本の葉を食べるが、ヒルガオ科の植物で見つかる事が多い。年2~3化で蛹態越冬。成虫の口吻の長さは日本最長。






▲オオエグリシャチホコPterostoma gigantinum)。幼虫はマメ科木本の葉を食べる。年2回発生し、蛹で冬を越す。シャチホコガ科。






▲ホソバシャチホコFentonia ocypete ocypete)の雄。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹越冬。シャチホコガ科。






▲セダカシャチホコEuhampsonia  cristata)。幼虫はコナラ属木本の葉を食べる。年2化で蛹越冬。シャチホコガ科。






▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。





キバネモンヒトリ (Spilarctia lutea japonica)の雄。幼虫は広食性。年2化で、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。スジモンヒトリの可能性も。






▲キハラゴマダラヒトリ(Spilosoma lubricipedum)の雄。幼虫は広食性。年3化で幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲キドクガKidokuga piperita)。幼虫は広食性。年1化で幼虫越冬。トモエガ科ドクガ亜科。





▲ネグロトガリバMimopsestis basalis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。カギバガ科。






▲ヨモギエダシャク(Ascotis selenaria cretacea)の雌。幼虫は広食性。年2〜4化。蛹態越冬。シャクガ科。





▲リンゴツノエダシャクPhthonosema tendinosarium)の雄。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。






▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科。コカマキリは少なくとも3匹は来ていた。





▲これもコカマキリの雌。体色には個体差がある。





▲オオカマキリ(Tenodera aridifolia)の雄。カマキリ科。





▲エゾツユムシ(Kuwayamaea sapporensis)の雌。キリギリス科。





▲コクワガタDorcus rectus rectus)の雌。鞘翅目クワガタムシ科。





▲ドウガネブイブイAnomala cuprea)。昨晩は4匹来ていた。コガネムシ科スジコガネ属。





▲オオクロコガネPedinotrichia parallela。コガネムシ科。





▲コガムシHydrochara affinis)。ガムシ科。