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2025年9月5日金曜日

追分黄枝尺蛾




オイワケキエダシャク
 Exangerona prattiaria

鱗翅目シャクガ科Exangerona属。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したオイワケキエダシャクの雌。






▲アゲハモドキEpicopeia hainesii hainesii)の雄。幼虫はミズキ属木本の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。鱗翅目アゲハモドキガ科。






▲ミヤマフタオビキヨトウ(Mythimna matsumuriana)。幼虫はイネ科草本を食べる。年1化。ヤガ科ヨトウガ亜科。







▲マツカレハDendrolimus spectabilis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、マツ類の葉を食べる。年1〜2化で、若齢幼虫で越冬する。カレハガ科。






▲エグリトビケラ(Nemotaulius admorsus)。毛翅目エグリトビケラ科スジトビケラ属。






▲タンボコオロギ(Svercacheta siamensis)の雌。直翅目コオロギ科。最近、Modicogryllus属からSvercacheta属になった。







  

 ▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科








2025年8月31日日曜日

黄揚羽も来た

 


キアゲハ
 Papilio machaon  hippocrates

  鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫は主にセリ科の草本を食べる。年2~4化で蛹態越冬。



▲昨日の夕方、自宅の庭にやって来たキアゲハの夏型雌。オトギリソウの実にとまっている。この前のツマグロヒョウモンと同じで、花ではなく休息する場所を求めて来たようだ。





▲ホソバセダカモクメ(Cucullia pustulata  fraterna)の終齢幼虫。ホソバセダカモクメの幼虫はキク科草本を食べ、レタスの害虫でもある。写真ではレタスと同属のアキノノゲシの蕾を食べている。年2回発生し、越冬は蛹の状態でおこなう。幼虫の派手な色彩は毒蝶のマダラチョウ類に擬態している可能性がある。ヤガ科セダカモクメ亜科。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したシロスジキンウワバ(Diachrysia zosimi)。金箔を貼り付けたような翅を持つ小さな蛾。幼虫は  ホザキシモツケやナガボノシロワレモコウを食べる。年2化で幼虫越冬。ヤガ科キンウワバ亜科。






▲マエキカギバ(Agnidra scabiosa scabiosa)。翅に猫の足跡のような紋を持つ蛾。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2化で蛹越冬。カギバガ科。





▲アカウラカギバHypsomadius insignis)。幼虫はユズリハ属木本の葉を食べる。年3化。幼虫越冬。カギバガ科。






▲マルハグルマエダシャク(Synegia ichinosawana)。幼虫はモチノキ属木本の葉を食べる。年2化。シャクガ科。






▲ヘリグロマダラエダシャク(Abraxas satoi)。幼虫はハルニレの葉を食べる。年2化。シャクガ科。ヒメマダラエダシャクやクロマダラエダシャクの可能性もあり。






 ▲フタヤマエダシャク (Rikiosatoa grisea)の雌。 幼虫はアカマツの葉を食べる。年2化で、幼虫越冬。シャクガ科。





▲ヨモギエダシャク(Ascotis selenaria cretacea)の雌。幼虫は広食性。年2〜4化。蛹態越冬。シャクガ科。





▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲ナカキシャチホコPeridea gigantea)。幼虫はコナラ属木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬する。シャチホコガ科。






▲ムラサキシャチホコUropyia  meticulodina)の雄。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化。蛹態越冬。シャチホコガ科。





クビワシャチホコShaka atrovittatus atrovittatus)。幼虫はカエデ属木本の葉を食べる。年2化で、蛹越冬。シャチホコガ科。






▲リンゴカレハOdonestis pruni japonensis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、クヌギ、リンゴ、ナシ等の葉を食べる。年2化で、中齢幼虫で越冬する。カレハガ科。






▲コクワガタDorcus rectus rectus)の雌。鞘翅目クワガタムシ科オオクワガタ属。







▲ドウガネブイブイAnomala cuprea)。コガネムシ科スジコガネ属。






▲カブトムシTrypoxylus dichotomus septentrionalis)の雌。もしかしたら今年最後のカブトムシかも。コガネムシ科カブトムシ属。






▲エンマコオロギTeleogryllus  emma)の雄。直翅目コオロギ科エンマコオロギ属。






▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科








▲ミミズク(Ledra auditura)。半翅目ミミズク科。










2025年8月27日水曜日

烏揚羽蝶

 
  

カラスアゲハ 
Papilio dehaanii dehaanii

鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科木本の葉を食べる。年2〜3化。蛹で越冬する。




▲昨日、自宅の車庫の中で死んでいたカラスアゲハの夏型雌。一昨日出かける時にシャッターを開けっ放しにしていたのだが、帰宅して閉める時に確認を怠ってしまった。蝶だけでなく鳥が入り込んでいる時もあるので、もう少し気をつけないといけないなと反省した。





▲カラスアゲハの裏側。後翅の白帯が消失したミヤマカラスアゲハの可能性もあるが、とりあえずカラスアゲハという事にしておいた。前翅長は75mm。






▲昨晩、自宅の外灯に飛来したキンイロエグリバCalyptra lata)。幼虫はツヅラフジ科の植物の葉を食べる。トモエガ科エグリバ亜科。





▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






ツメクサガ(Heliothis maritima adaucta)。幼虫は広食性。大豆や小豆の害虫。年2〜3化。蛹で越冬する。ヤガ科タバコガ亜科。





▲ヨトウガ(Mamestra brassicae)。幼虫は広食性。年2〜3化で、蛹で越冬する。ヤガ科ヨトウガ亜科。






オオシロテンアオヨトウ(Trachea punkikonis lucilla)。幼虫はミゾソバを食べる。年2化。蛹で越冬する。ヤガ科キリガ亜科。






▲ヒメサザナミスズメDolbina exacta)。幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。年2~3化と云われている。よく似たサザナミスズメとは腹部下面の模様で見分けられる。スズメガ科。







▲ツマキシャチホコPhalera assimilis)。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、蛹で越冬する。シャチホコガ科。







▲ホソバシャチホコFentonia ocypete ocypete)の雄。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹越冬。シャチホコガ科。







▲リンゴカレハOdonestis pruni japonensis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、クヌギ、リンゴ、ナシ等の葉を食べる。年2化で、中齢幼虫で越冬する。カレハガ科。






▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雄。蟷螂目カマキリ科





▲コカマキリの雌。






▲ハヤシノウマオイHexacentrus japonicus)の雄。直翅目キリギリス科ウマオイ属。





▲ノコギリクワガタProsopocoilus inclinatus inclinatus)の雌。鞘翅目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。





▲コクワガタDorcus rectus rectus)の雌。クワガタムシ科オオクワガタ属。







2025年8月24日日曜日

褄黒豹紋蝶

 


ツマグロヒョウモン(♀)
Argyreus hyperbius

  鱗翅目タテハチョウ科ツマグロヒョウモン属。幼虫はスミレ属の草本を食べる。年4〜5化で、幼虫か蛹で越冬する。雌は毒蝶のカバマダラに擬態している。日本では1980年代まで近畿地方以西にしか棲息していなかったが、近年分布を拡大している。



▲昨日の夕方、自宅の庭に飛来した見慣れない蝶。写真を撮ろうとして追いかけてみたが、なかなか一箇所にとどまろうとはせず、かと言って何処か遠くへ行くでもなく庭の周辺を飛び回っていた。どうやら花の蜜を吸いに来たわけではなく、休息する場所を探していたようだ。後で調べてみたらツマグロヒョウモンというこの辺りでは新参の蝶だった。東北地方では今世紀になってから見かけられるようになったらしい。





▲昨晩、自宅の外灯に飛来したツマキシャチホコPhalera assimilis)。少なくとも3匹は来ていた。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年1化で、蛹で越冬する。シャチホコガ科。





▲ナカキシャチホコ(Peridea gigantea)。幼虫はコナラ属木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬する。シャチホコガ科。






▲これもナカキシャチホコ。






▲アオイラガParasa consocia)の雄。幼虫は広食性だが、特にヤナギ科木本の葉をよく食べる。幼虫には毒針毛がある。年1~2回発生し、繭の中で前蛹の状態で越冬する。イラガ科。





▲キドクガKidokuga piperita)。幼虫は広食性。年1化で幼虫越冬。トモエガ科ドクガ亜科。







▲キハラゴマダラヒトリSpilosoma lubricipedum)の雌。幼虫は広食性。年3化で幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲シロヒトリChionarctia nivea)の雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。





▲スジモンヒトリSpilarctia seriatopunctata seriatopunctata)の雄。幼虫は、クワやケヤキ、サクラ類、スイバ等の葉を食べる。年2〜3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲これもスジモンヒトリの雄。






▲アカウラカギバ(Hypsomadius insignis)。幼虫はユズリハ属木本の葉を食べる。年3化。幼虫越冬。カギバガ科。





▲アカウラカギバの裏側。






▲ネグロトガリバMimopsestis basalis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。カギバガ科。





▲リンゴカレハ(Odonestis pruni japonensis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、クヌギ、リンゴ、ナシ等の葉を食べる。年2化で、中齢幼虫で越冬する。カレハガ科。






▲ウンモンスズメ(Callambulyx  tatarinovii)。なんと7年ぶりの再会。日本のスズメガ類では最も美しい蛾のひとつ。幼虫はニレ科木本の葉を食べる。年2化。蛹で越冬する。






▲コカマキリStatilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科






▲オオカマキリ(Tenodera aridifolia)の雄。カマキリ科。






▲クルマバッタモドキOedaleus infernalis)の雌。直翅目バッタ科。年1化で卵越冬。





▲ドウガネブイブイAnomala cuprea)。鞘翅目コガネムシ科スジコガネ属。





▲サクラコガネAnomala daimiana)。コガネムシ科スジコガネ属。






▲ノコギリクワガタProsopocoilus inclinatus inclinatus)の原歯型雄。右触角、右前肢、左後肢跗節が欠損している。クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。





▲ヤマアカガエル(Rana ornativentris)。無尾目アカガエル科アカガエル属。日本固有種。