2018年6月22日金曜日

今日の動物 15

  ヒガシニホントカゲ
 Plestiodon  finitimus
   何年か前から床下に住み着いているトカゲ。時々日向ぼっこをしに外に出て来る。
   警戒心が強く、すばしっこいので、中々撮影させて貰えない。
  サボテンの鉢植えの間をあちこち逃げ回る。
  これはまだ若い個体。多分去年か一昨年に生まれたトカゲだと思う。毎年赤ちゃんを見かけているが、今年はまだ見ていない。
  ここには 他にもっと大きな個体もいるのだが、より警戒心が強く、撮影出来なかった。油断しているトカゲは猫のおもちゃにされてしまうのだ。
  サボテンは鋭い刺を持ってるので、その隙間に逃げ込めば猫も手を出し難い。トカゲの数が増えてきたのは、ここに置くサボテンの数が増えた時期と一致する。
   やっと全身を見せてくれた。トカゲの尾は再生尾でも青い事があるが、普通ここまで鮮やかな色にはならない。この色は1度も自切していない証拠。
  ニホントカゲは長らく1種だと思われていたが、DNAの解析によって今では3種に分けられている。東日本にはヒガシニホントカゲ、西日本にはニホントカゲ(P. japonicus)、そして伊豆半島から伊豆諸島にはオカダトカゲ(P. latiscutatus)が分布している。今の所外見だけで確実に区別する方法は無く、DNAを調べないと分からないそうだ。

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