2020年6月23日火曜日

天使の泪


ハオルチア
「天使の泪」


Haworthia  “Tenshi  no namida ”

   ススキノキ科ハオルチア属の交配種。アメリカのコレクター、ボブ・ケント(Bob Kent)氏の温室で生まれた属間交配種。交配親は「天守閣」(Astroloba skinneri)×「冬の星座」(Haworthia maxima)。実は天守閣自体もアストロロバ属の原種「コルガータ」(A. corrugata)とハオルチア属の「プミラ」(H.pumila)との自然交配種だと云われている。

    これは2015年の7月に、たしか大阪の養庄園から取り寄せた株。葉の先端が傷んでいるが、冬期間に室内のLED照明下でなったもので日焼けではなく原因不明。それよりも今注目すべきなのは、葉の間から何か棒状の物が突き出している事。





▲ぐにょ~~~ん。






   ▲天使の泪に花が咲いた。今まで栽培してきて花が咲いたのは多分今回が初めてだと思う。ネットで調べてみても花の画像はなかなか見つからないので、結構珍しい事なのかも知れない。せっかく咲いたのだから何とか他の品種と交配して種子を採れたらと思っている。




   ちなみに、「天使の泪」と「天使の涙」は違う品種らしいのだが、文献によって混乱があるようなので、とりあえず今回は「ハオルチア アカデミー写真集」の記述に従って「天使の泪」にさせてもらった。

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