クライスラー・インペリアル

クライスラー・インペリアル
Chrysler  Imperial

バラ科バラ属の園芸品種。

「シャーロット・アームストロング」(Charlotte  Armstrong)と「ミランディ」(Mirandy)の交配で生まれたハイブリッド・ティー。1952年発表。作出者はアメリカのウォルター・ラマーツ(Dr.Walter E. Lammerts)。 花は強いダマスク香がする。

   我が家の薔薇達もやっと咲き出した。この株は2015年の4月に苗を購入したもの。有名な殿堂入り薔薇「パパメイアン」の親である事を知って欲しくなった。最初はこれを使って自分で新しい品種を作る事を目論んでいたのだが、最近はもうどうでも良くなった。交配親として優秀なだけでなく、この品種自体も美しく、咲かせやすく、非常に魅力的な薔薇だと思う。特に今年は直径15cmの見事な巨大輪が咲いた。

    ちなみに品種名の「クライスラー・インペリアル」はもともとアメリカのクライスラー社が製造した自動車の名前。日本ではウルトラセブンに出てきたウルトラ警備隊が使っていたポインター号のベース(1957年式)になった車としても有名。