クリスマスローズ
Helleborus orientalis hybrid
キンポウゲ科ヘレボルス属の常緑多年草。
もう6月だというのに、何故か季節外れのクリスマスローズの花が1輪だけ咲いた。本来クリスマスローズというのはヨーロッパに広く分布している冬咲きの原種Helleborus nigerの呼称だが、日本で多く出回っているのはトルコ、ウクライナ、ジョージア等に分布するHelleborus orientalisを基にした園芸品種で、春に咲くのでキリスト教の四旬節(受難節)にちなんで正確にはレンテンローズというらしい。我が家では冬の間は室内で管理しているので、毎年1月下旬には咲き始める。でも今は6月だから聖ヨハネの日に近い。これはさしずめ「セントジョンズローズ」と言ったところか、と思ったが、残念ながら既にその名前はエチオピア原産の薔薇の原種、Rosa sanctaに使われてるらしい。
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