2019年2月7日木曜日

久しぶりの海


新潟県胎内市村松浜

去年の9月以来5ヶ月ぶりの海。
    気温は14℃。2月としてはかなり暖かい。

   目的はビーチコーミングなのだが、
   駐車場に袋に入ったゴミが沢山置いてあったので、どうやら浜掃除の後のよう。
砂浜は足跡だらけで重機のキャタピラの跡もある。
    これではお宝は期待出来ないだろう。
海水浴シーズンは大勢の人で賑わう浜だが、今日はおじさんが1人だけ。(自分も含めると2名)



   どうせ何もないんでしょ?と思いながら歩いていると結構沢山目についたのがこれ。
ハリセンボン。
   いわゆる死滅回遊とかいうやつですな。


もう少し大物も見つけた。
   イルカの死体。
   かなり腐敗が進んでいたけど、冬だからか匂いはあまりしなかった。
    大きさは約1.5m。頭があったら2mくらいだろうか。
何て言う種類かは分からない。


あとは何かの骨。
   だいたい人間の大腿骨くらいの大きさ。

これは見なかった事にしておこう。




  結局お目当てのドラゴンボール(ガラス浮き)は1つもゲット出来なかった。昨シーズンは7個も拾ったのに今シーズンはゼロ。まあこんな年もあるんだろうけど、やっぱりもっとまめに来ないと駄目だねえ。






でも1つだけ仙豆を発見。
正確にはアツミモダマ(Entada  rheedei)、別名太っちょモダマともいう。
   家に持って帰ってから計測したら、長径40.0mm、短径37.5mm、厚さ21.4mmだった。
   今まで自分が拾ったアツミモダマの中では一番分厚い。


     9月に来た時はヒメモダマ(Entada  phaseoloides)を1つ拾っている。ガラス浮きを拾えなかったのは残念だけど、この場所にモダマが流れ着くのは珍しい事なので、今シーズンはこれで満足すべきなのかも知れない。

まあ、何にしても来て良かった。

2 件のコメント:

さんのコメント...

すごっ!
モダマは海南島やヴェトナムあたりからでしょうか。大収穫ですね。
海マメはどちらかと言えば太平洋側で拾える印象がありますが、一度も拾ったことがありません。

骨は、あのバラバラになってたくさんたどり着いている木造船と関係ないですよね?
こちら、今日は朝から雪が降っていて、海岸を思い出すとぶるっとするくらいです。

かねぽん さんのコメント...

春さん、アツミモダマは分布域がかなり広いので、海に漂っている数も相当多いはずです。もっと流れ着いても良いと思うのですが、新潟の浜でも滅多に拾えません。輸入された物が通信販売でも手に入りますけど、やっぱり自分で海岸で見つけた物の方が愛着がわきます。海の向こうの遠い場所からドンブラコして辿り着くわけですからね。
骨の事は黙っていてください。そういえば何年か前に同じ村松浜で遺体の第一発見者になった事があります。背中にハングルがプリントされたエマージェンシースーツのようなものを着ていて、頭部は白骨化していました。110番に電話したらよほど暇だったのか胎内署の警察官が何十人も駆けつけました。署長まで来たようです。
こちらの今朝の最低気温は-10.9℃でした。この冬一番の寒さです。一昨日の好天が嘘のようです。