2019年2月21日木曜日

黒い化物


ニコン
クールピクス
P1000


Nikon
COOLPIX
P1000

新しいカメラを買った。
    光学ズーム125倍という、ほとんど兵器のような化け物カメラ、ニコンの「クールピクスP1000」である。フルサイズに換算すると、なんと3000mmの焦点距離のレンズと同じ画角だという。カメラがついた小型の天体望遠鏡といった方が良いかも知れない。

   と言っても、「クールピクス」の名を見ても分かるように、撮像素子のサイズはコンパクトカメラと同じなので、画質に過度な期待は出来ない。化け物レンズのせいで図体はでかいけど、これは一応コンパクトカメラなのだ。


   内蔵フラッシュを上げるとこんな感じ。



付属のストラップ。

   カメラによってストラップのデザインが違うので、これを楽しみにしている人も多い。





  ズームを目一杯伸ばして35倍ズームの「クールピクスA900」と比較してみる。
   P1000の異常な巨大さが分かると思う。同じコンパクトカメラだとは思えない。





  ズームを戻して、今度は83倍ズームの「クールピクスP900」と比較。
     P900もでかいと思ったけど、さらに一回り大きくなっている。
   でもそれだけでなく、色んな機能やパーツが追加されている。
   レンズにはフォーカスリングがついて手動でピント合わせが出来るようになっているし、アクセサリーシューもあって外付けのフラッシュが使えるようになった。動画撮影用に外部マイクの端子もついてる。そして何よりうれしいのはレンズフードが付属している事。なんでP900にはついてなかったんだろう。





  フルサイズ一眼レフの「ニコンDf」に「AFニッコール28-300」を装着して比較。
だいたい同じ大きさ。



フィルター径も同じ77mm。
   別売のニコンの新型フィルター「アルクレスト」をレンズ保護の為に装着。



   液晶モニターにも保護フィルムを貼る。
   エツミの「プロ用ガードフィルム」の「P520専用」というやつ。P1000にも使えるらしい。



   手振れ防止の為にリモコンも買った。
 ニコンの「ML-L7」。
    Bluetoothでシャッターだけでなくズームやフォーカスの操作も出来る。
   電源ボタンを少し深めに押さないとスイッチが入らないみたいで、最初は不良品だと思った。




カメラケースも買った。
ニコンの「CS-NH59BK」。
   ソフトケースなので表面に傷が付くのを防止する程度の物。
   レンズフードを逆さに取り付けてぎりぎり収まるサイズ。
もう少し余裕があればいいのに。




あと、今回の目玉はこれ。
ニコンのドットサイト「DF-M1」。
もちろん別売。
折り畳み式で、これは畳んだ状態。
   カメラのアクセサリーシューに取り付けて使用する。
 


   上部カバーをポップアップするとこうなる。


   戦闘機のヘッドアップディスプレイみたいな物。


   照準マークが被写体と重なるようにカメラの向きを調整すると、ファインダーの中央に被写体をもってこれる。
  照準マークのパターンは3種類、色は赤と緑の2種類から選べる。


なんかかっこいい。



   でもこのカメラ、初めて起動させた時に電源が入ったまま動かなくなってしまった。電源を切る事も出来ない。てっきり初期不良だと思って返品しようかと思ったが、説明書をよく読んでみると、そういう時は電池を入れ直して下さいとちゃんと書いてある。

   どうやら一種のバグのようなものらしいが、正直最近の電子機器のこういう所が面倒臭くて嫌だなあと思ってしまった。まあ、すぐ直ったから良かったけど。

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