2019年2月28日木曜日

剪定鋏のサビ


村久  A型剪定鋏  225mm  金止
(ろう付け)
   先日、ヤフオクで村久の古い剪定鋏を落札した。
  全長225mm(金止も含めると230mm)のろう付けの鋏である。
   全体にサビがひどく、刃先はヤニがついたままになっている。



     今回はサビを落とす為に近所のコメリでこんな物を買ってきた。
「サビ取りジェル」
   ジェル状のサビ落としである。金属のサビ部分にジェルを塗って、数分間放置したあと水で洗い落とすだけ。丸ごと漬け込んだりスプレーしたりするのと違って余計な所を溶かす心配がない。



サビを落として丸裸になった鋏。
   この後全体を磨いて、サビ止めにBIRCHWOODのメタルフィニッシュで握り部分を黒染めしてから、クレオスのメタルプライマーを塗ってやると、



出来上がり。
   もう少し磨けばもっとピカピカになるはず。


   サビを落としたら真鍮でろう付けしている線がはっきり見えるようになった。



   握りの内側は、他の村久の鋏と違ってへこんでいない。
 こんな村久は初めて見る。



現行品との比較。
   左が旧型、右が最近の村久のA型。
新しい方は肩幅が広くなっている。



   村久のろう付けの鋏のバリエーション。
 左から225mm、200mm、180mm。
これでやっと3サイズ揃った。




   この鋏は虫バネが取り付けられそうだったのでやってみた。

うん、よく似合ってる。



   ヤフオクに出品したらいくらで売れるかな。






2019年2月24日日曜日

雪融け


池の鯉たち


   なんとか今年も冬を越してくれたようだ。

2019年2月23日土曜日

今年で52周年


MFコミックス
フラッパーシリーズ

超人ロック
ガイアの牙②
聖悠紀

発行  株式会社KADOKAWA


      楽天ブックスに注文していた「超人ロック」の最新巻「ガイアの牙②」が発売予定日の今日届いた。

   今巻に収録されているのは、「月刊コミックフラッパー」の2017年10月号から2019年2月号までに掲載されていた作品である。

  著者の聖悠紀氏は2017年の12月に受診のために訪れた病院で倒れて入院したので、その間半年程連載が中断していたのだが、その後見事復活を果たしてこの巻の発売に到った。

   一時心肺停止までいっていたというから、こうやって発売予定日に新巻を読む事が出来るなんて本当に感無量である。

  今年で超人ロックが誕生してから52年。ギネス記録らしい。

   これからも描き続けてもっと記録をのばして欲しいと思う。

2019年2月22日金曜日

剪定鋏のヤニ


村久  A型剪定鋏  200mm
(旧型)

    村久の中古の剪定鋏をヤフオクで手に入れた。

   箱の中のビニール袋に「スエーデン国 ウツデホルム製鋼所」と印刷されているが、この鋏に本当にスウェーデン鋼が使われているのかどうかは分からない。


   全体的にサビはほとんど見られない。
  刃先にはヤニがついたままになっているが、これはクレンザーで落としてやれば良いだろう。
その後コンパウンドで磨いてツヤを出してやろう。
   握り部分に紅白のペンキが塗ってあるのは、落とした鋏を見つけやすくする為だと思う。
   もしかしたらメーカーで塗ったのかも知れないが、自分の趣味に合わないのでシンナーで拭き取る事にする。




   刃の部分は真鍮でろう付けされている。
    A型の剪定鋏を作り始めたのは、村久印の鋏を作っている野村屋製鋏所の初代、衡田久作氏だと伝えられているが、最近の村久のA型はろう付け無しの全鋼になっている。

これはいつ頃作られた鋏だろうか。






  作業1時間程ですっかり綺麗になった剪定鋏。
   サビ止めとして、握り部分にはメタルプライマーを塗り、刃の部分には手元にあった椿油を付けた。
   別に椿油でなくても、丁子油でも菜種油でもエンジンオイルでもかまわないと思う。




    最後は今のA型との2ショット。
     左が今回手に入れたろう付けタイプ。右が最近のろう付け無しのA型。

   昔の物に比べて今のは肩幅が広くなっている。手から鋏が滑り落ちるのを防ぐ為の配慮だろうか。

試し切りをしてみると新しい鋏の方がよく切れるように思える。

   実際に使用するなら新しいのを買った方が良いというのが、自分の個人的感想である。

2019年2月21日木曜日

黒い化物


ニコン
クールピクス
P1000


Nikon
COOLPIX
P1000

新しいカメラを買った。
    光学ズーム125倍という、ほとんど兵器のような化け物カメラ、ニコンの「クールピクスP1000」である。フルサイズに換算すると、なんと3000mmの焦点距離のレンズと同じ画角だという。カメラがついた小型の天体望遠鏡といった方が良いかも知れない。

   と言っても、「クールピクス」の名を見ても分かるように、撮像素子のサイズはコンパクトカメラと同じなので、画質に過度な期待は出来ない。化け物レンズのせいで図体はでかいけど、これは一応コンパクトカメラなのだ。


   内蔵フラッシュを上げるとこんな感じ。



付属のストラップ。

   カメラによってストラップのデザインが違うので、これを楽しみにしている人も多い。





  ズームを目一杯伸ばして35倍ズームの「クールピクスA900」と比較してみる。
   P1000の異常な巨大さが分かると思う。同じコンパクトカメラだとは思えない。





  ズームを戻して、今度は83倍ズームの「クールピクスP900」と比較。
     P900もでかいと思ったけど、さらに一回り大きくなっている。
   でもそれだけでなく、色んな機能やパーツが追加されている。
   レンズにはフォーカスリングがついて手動でピント合わせが出来るようになっているし、アクセサリーシューもあって外付けのフラッシュが使えるようになった。動画撮影用に外部マイクの端子もついてる。そして何よりうれしいのはレンズフードが付属している事。なんでP900にはついてなかったんだろう。





  フルサイズ一眼レフの「ニコンDf」に「AFニッコール28-300」を装着して比較。
だいたい同じ大きさ。



フィルター径も同じ77mm。
   別売のニコンの新型フィルター「アルクレスト」をレンズ保護の為に装着。



   液晶モニターにも保護フィルムを貼る。
   エツミの「プロ用ガードフィルム」の「P520専用」というやつ。P1000にも使えるらしい。



   手振れ防止の為にリモコンも買った。
 ニコンの「ML-L7」。
    Bluetoothでシャッターだけでなくズームやフォーカスの操作も出来る。
   電源ボタンを少し深めに押さないとスイッチが入らないみたいで、最初は不良品だと思った。




カメラケースも買った。
ニコンの「CS-NH59BK」。
   ソフトケースなので表面に傷が付くのを防止する程度の物。
   レンズフードを逆さに取り付けてぎりぎり収まるサイズ。
もう少し余裕があればいいのに。




あと、今回の目玉はこれ。
ニコンのドットサイト「DF-M1」。
もちろん別売。
折り畳み式で、これは畳んだ状態。
   カメラのアクセサリーシューに取り付けて使用する。
 


   上部カバーをポップアップするとこうなる。


   戦闘機のヘッドアップディスプレイみたいな物。


   照準マークが被写体と重なるようにカメラの向きを調整すると、ファインダーの中央に被写体をもってこれる。
  照準マークのパターンは3種類、色は赤と緑の2種類から選べる。


なんかかっこいい。



   でもこのカメラ、初めて起動させた時に電源が入ったまま動かなくなってしまった。電源を切る事も出来ない。てっきり初期不良だと思って返品しようかと思ったが、説明書をよく読んでみると、そういう時は電池を入れ直して下さいとちゃんと書いてある。

   どうやら一種のバグのようなものらしいが、正直最近の電子機器のこういう所が面倒臭くて嫌だなあと思ってしまった。まあ、すぐ直ったから良かったけど。

2019年2月20日水曜日

白い林檎


金星


いただき物の白林檎。

   あまり酸味がなく、すっきりした爽やかな味で美味しかった。


   「金星」は青森県の育種家である佐藤肇氏が育成した林檎。品種登録は1971年(昭和46年)。当初は「ゴールデンデリシャス」と「国光」の交配とされていたが、近年の遺伝子解析によると、花粉親は国光ではなく「デリシャス系」の品種である可能性が高いことがわかった。


ご馳走さまでした。




2019年2月19日火曜日

黒い怪物


セイコー
プロスペックス
SBDC025


SEIKO
PROSPEX
SBDC025


   ブラックモンスターの3rdジェネレーション。
   今回初めてラクマを利用して手に入れた。中古のわりには傷が少なくて良い買い物をしたと思う。値引きもしてもらえたし。

  SBDC025はオレンジと同じ2014年の11月に発売されている。





ジャーン!
    セイコー・モンスターの3rdジェネレーション、コンプリート達成。


   総額でオメガのスピードマスターとかなら買えそうなんだけど、特に後悔はしてない。

   もうこれでしばらくは時計は買わなくても済みそう。



  しかし、ラクマって愉快な恐ろしい場所だなあ。だってロレックスが1万円台で買えちゃったりするんだから。

2019年2月18日月曜日

腕時計の雑誌


POWER Watch
No.104


   「パワーウォッチ」は、「株式会社シーズ・ファクトリー」が発行する腕時計専門誌。奇数月の30日に発売される隔月刊で、今年で創刊17周年を迎える。


     この雑誌、初めて買った。「なんでもランキング」という見出しにひかれて。
   どうも自分は世界一とかギネス記録とかいう言葉に弱いようで。
    特に最近はダイバーズウォッチが好きなので、「防水性TOP5」に興味津々。
    何と16093m防水なんていう時計があるらしい。誰がそんな深い所まで潜るんだろう?

   ところで、発行元のサイトでこんなのを見つけたので無断で掲載しておく。
   



パワーウオッチ3月号No.104:お詫びと訂正


パワーウオッチ3月号No.104(1月30日発売)の連載企画「男の肖像」において、以下の間違いがございました。
P22に掲載しているファーブル・ルーバのモデル名が間違っておりました。
誤:レイダー・シーキング ディープブルー
正:レイダー・シーキング
関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びし、ここに問い合わせ先、及び住所を改めて記載させて頂きます。

だそうな。



   ちなみにこの雑誌、高価な時計ばかり載っていて、自分が買えるような時計はほとんど取り上げてなかった。

   多分、もう2度と買わないと思う、この雑誌。

2019年2月17日日曜日

爬虫類の雑誌


VIVARIUM  GUIDE
No.84


  ビバリウムガイドの2019年春号を買ってきた。

 ビバリウムガイド(VIVARIUM  GUIDE)は、株式会社エムピージェーが年4回発行する季刊誌。
   1997年、月刊アクアライフの増刊号として創刊。2017年の通算77号から正式に雑誌コードを取得し、独立季刊誌になっている。

    内容は、主に爬虫類や両生類の飼育に関する記事と写真だが、たまに蜘蛛やサソリ等の陸棲の無脊椎動物を取り上げる事もある。

   今回の表紙は今年の干支のイノシシにちなんでピンク色のセイブシシバナヘビちゃん。なんとも愛らしいお顔。編集長の冨水明氏の私物らしい。

   巻頭特集は、これも愛らしいお顔のトゲオアガマちゃん。
   昔かよってたペットショップで餌をおねだりしてガラスケージの中を行ったり来たりしていた個体を思い出した。ちょっといいなあ、かわいいなあと思ったけど、すでに家にはリクガメがいたから連れ帰ってあげるわけにはいかなかった。あの子は今どうしてるんだろうか。

   毎回楽しみにしている「爬虫類ハンター加藤英明の現地レポート」は「カメルーンの自然と動物 ~角系カメレオンの世界~」と題して、アフリカ西部のカメルーン共和国の爬虫類や両棲類を取り上げている。
  記事や写真はカメレオンが中心だが、他に世界最大のカエル「ゴライアスガエル」や、世界最小のクロコダイル「ニシアフリカコビトワニ」を手掴みしている写真があって、その大きさが実感出来た。

   でもこういう本を見てると、もっと動物欲しいなあという気持ちがじわじわ湧いてくる。去年はカタツムリがマイブームで大量に飼ってたりしたけど、写真を見ながら今年は何にしようかとか想像するのも楽しい。すでに猫と亀と鯉がいるからこれ以上は飼えないので想像のみだけど、ツノガエルとか面白そうだなとか思っていたりする。

  いや、飼わないだろうけど……多分……。



2019年2月16日土曜日

新入りクリロー


   今日は除雪機のシャーボルトを探してあちこちホームセンターめぐりをしたのだが、そのついでに近所のコメリで花つきのクリスマスローズを2株買ってきた。
 どっちも可愛い黄花のダブル。



花びらが細めのタイプと



丸弁の整形花。




   米沢のムサシにも行ってきたけど、あまりパッとした花が無かった。というか、去年に比べてクリスマスローズの数が少ないような気がする。
   去年の猛暑の影響なのか、それともこれから入荷するのか……。

   自分のブログを見返してみたら去年は2月下旬と3月上旬に花つきの鉢植えを買ってきているから、もう少ししたら沢山入荷するのかも知れない。

2019年2月11日月曜日

お気に入りロボット


こんなの届きました。
エレキット
「フォロ」

ロボットの組立キットらしい。輸入・販売は、福岡県太宰府市の「株式会社イーケイジャパン」。製造は台湾でおこなっている。

箱を開けたら
部品が入っている。

部品構成はこんな感じ。
   単4電池4本で2つのモーターを動かず仕組み。組立済みの基板がついている。ちなみに電池は別売。


で、あっという間に2体出来上がり。
  実際は1つの箱には1体分のパーツしか入ってない。
  組立てに1体目は2時間、2体目は1時間20分かかった。
  もし3体目を作ったら1時間を切る自信がある。
  箱には工作時間の目安として3時間と書いてあるけど、今までプラモデルとか作った事の無い人だともっとかかるかも知れない。中には完成してもうまく動かなかったり、途中で諦めちゃったりする人もいるだろう。そういう人の為に「エレキットドクター」が有料で点検や手直しをしてくれるサービスもあるようだ。

   自分がちょっと大変だなとおもったのは、タッピングねじの締め付け。奥までしっかり締め付けるには少々力が要るので、手が痛くなってしまった。小型の電動ドライバーでやった方が良いのかも知れない。



   完成した「フォロ」は、おでこのスイッチを2秒間長押しすると「スタンバイモード」になる。その後スイッチを押すたびに「なかよしモード」と「たんけんモード」に切り替わる。

「なかよしモード」は顔の前に物があると近づいて、近づきすぎるとバックする。


「たんけんモード」は障害物を避けながらどんどん進む。
  おでこのスイッチを3秒間長押しすると目のライトがゆっくり暗くなっておやすみなさいする。

   このままでもじゅうぶんかわいくて面白いんだけど、色を塗ったり改造したりして楽しむ手もあると思う。


   横山宏さん風に改造してみたらカッコいいだろうなあ。