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2025年1月30日木曜日

珍椿

 


ユキツバキ
Camellia rusticana

ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。



  ▲2016年頃、当時住んでいた家の近くの杉林内で発見して挿し木から育てていた八重咲きのユキツバキが今年も開花した。八重とは言っても花弁は15片前後。通常のユキツバキより花糸が白っぽく、内側の花弁に白斑が入る事もあるので、ヤブツバキ系の園芸種との自然交雑の可能性もある。2鉢あったのだが、1株は昨年枯れてしまい、今は1株しか残っていない。昨年これとは別にもう1株八重咲きのユキツバキを山林で見つけて、それも挿し木にしたのだが、一応発根はしたものの、まだ新芽が出て来ていない。













2024年4月29日月曜日

蓮華躑躅と雪椿


 
レンゲツツジ
Rhododendron molle  subsp. japonicum
(あるいは  Rhododendron japonicum)

   ツツジ科ツツジ属の落葉灌木。全木に毒があり蜂蜜で中毒を起こした事例もある。毒の成分はグラヤノトキシンやロドジャポニン等の神経毒。



▲家の近くの山林に自生しているレンゲツツジに花が咲いていた。自分にとってレンゲツツジは日本の花木十選のうちのひとつ。


























▲その近くで見付けた八重咲きのユキツバキ。以前見付けたものとは別の株。他のユキツバキの花はもう終わっているのに、何故かこの一輪だけ残っていた。挿し木にする為に枝を1本持ち帰ったが上手くいくかどうか。ユキツバキも日本の花木十選のうちに入る。






▲カモシカの糞も発見。









2024年4月14日日曜日

染井吉野の花

 


ソメイヨシノ
Prunus(Cerasus×yedoensis ‘Somei-yoshino’

   バラ科スモモ属(サクラ属)の落葉喬木。江戸時代に日本で生まれた園芸品種。








▲30年以上前に父が庭に植えたソメイヨシノ3本が今年も開花した。






  ▲裏庭のユキツバキにも花が咲いていた。気象庁によると、今日の米沢の最高気温は25.2℃の夏日だった。














2024年3月29日金曜日

八重咲き雪椿

 


ユキツバキ
Camellia rusticana

ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。



▲小品盆栽として育てているユキツバキに今年も花が咲いた。これは2016年頃に家の近くの杉林で発見した突然変異を挿し木で殖やした株で、タイトルで八重咲きとなっているが、花弁の数は15枚位なので実際には三重と言ったところか。もしかしたら園芸種との自然交雑という可能性もある。





▲世界でひとつだけの花。とは言ってもその気になれば挿し木で無限に殖やせるのが植物の良いところ。











2023年4月19日水曜日

雪椿2023

 

ユキツバキ
Camellia rusticana

ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。



    ▲我が家の周辺に自生しているユキツバキが今年も開花した。







▲赤い花弁と黄色い花糸の取り合わせが美しい。








2023年4月17日月曜日

斑入りの椿

  

椿
「越の吹雪」
Camellia × intermedia
‘Koshi no Fubuki’



   ▲昨年2月にヤフオクで落札した斑入り葉の椿「越の吹雪」が開花した。出品者は新潟市の「ぐりーん市場」さん。「越の吹雪」は野生の椿の枝変わりで、1960年に新潟市の長尾次太郎さんが命名・発表した品種。花を見ると花糸が白くてヤブツバキのようだが、ユキバタツバキ(ヤブツバキとユキツバキの雑種)の系統らしい。控えめな筒咲きの花は侘助と似ているが、それとは違って香りはほとんど無い。











2023年1月22日日曜日

雪椿の小品盆栽

 


ユキツバキ
Camellia rusticana

ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。



▲小品盆栽のユキツバキの花が咲いた。この株は2016年頃に家の近くの山林で発見したユキツバキの突然変異を挿し木で殖やしたもので、通常のユキツバキは花弁の数が5枚位だが、これは15枚ある。














2022年4月24日日曜日

野生の雪椿

 

ユキツバキ
Camellia rusticana

ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。



▲家の周辺に自生しているユキツバキの花が咲き始めた。






   ▲ユキツバキは大昔から栽培されているので、元からこの辺りに生えていたのか、それとも人が庭に植えた株から種子で勝手に増えたものなのかは区別が難しい。明らかに人家の周辺に多いのは確かで、DNAの解析でもしない限り本当の事は分からないのではないだろうか。










2022年3月18日金曜日

雪椿の盆栽

 


ユキツバキ
Camellia rusticana
ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。



▲盆栽のユキツバキの花が咲いた。






▲たしか2016年頃に家の近くの山林で発見した株で、普通のユキツバキより花弁が多く、15枚位ある。後で枝を何本か持ち帰って挿し木にしたのだが、これまで生き残ったのは2株だけで、そのうちの1株が初めて開花した。もう何年も育てているのに背丈が10cm程しかないのは冬場に暖かい所に置いていた為。ユキツバキはしっかり寒さに当てないと成長のスイッチが入らないようだ。






     ▲もう1株にも蕾が付いているので、そのうち咲いてくれるはず。







2022年2月21日月曜日

日本産椿の本 その2

 
最近買った本

日本のツバキ
ふるさとと品種
桐野秋豊  著

昭和51年4月10日 第1刷発行
株式会社主婦の友社



   ▲「日本の椿花」に引き続き、椿関係の中古本をヤフオクで入手した。今度は日本産の椿が地域ごとに紹介されている図鑑である。題名は「日本のツバキ」だが、サザンカやヒメサザンカを含めた日本産ツバキ属全般が掲載されている。琉球列島の原種椿類やから始まって、九州の肥後椿、関西の侘助椿、関東の古典的名花、北陸のユキツバキ系品種など、この本を見ていると、わずか数種の原種からこれ程多様な椿の園芸品種が生まれた事に感嘆してしまう。日本各地を渡り歩いて自生椿の調査をした作者の情熱も凄いとしか言いようがない。長年の研究をこのような素晴らしい本として遺してくれた事に心底感謝したいと思った。








2022年2月18日金曜日

越の吹雪

 


椿
「越の吹雪」



   ▲ヤフオクで斑入りの椿「越の吹雪」( こしのふぶき )を落札した。出品者は新潟市の「ぐりーん市場」さん。「越の吹雪」は野生の椿の枝変わりで、1960年に新潟市の長尾次太郎さんが命名・発表した品種。花の写真を見ると花糸が白くてヤブツバキのようだが、もしかしたらユキバタツバキ(ヤブツバキとユキツバキの雑種)の可能性もある。





    ▲高さ55cm位の苗。花芽が付いていないので格安で入手出来た。椿の斑入りはウイルスによる物もあって、遺伝しない事も多いそうだが、この品種の場合はどうなのか、花が咲いたら検証してみたいと思っている。









2022年2月17日木曜日

日本産椿の本

 

最近買った本

日本の椿花
横山三郎・桐野秋豊 共著
写真  神園英彦



平成元年2月10日 初版発行
株式会社 淡交社

    日本産のツバキの園芸品種1008種を花形別に掲載した図鑑。ツバキの愛好家にとっては超有名な座右の書。ヤフオクで中古の初版本を定価よりかなり安く入手出来た。30年以上前の本なので、最近作られた品種は載っていないが、今ではなかなか見る事が出来ないような希少品種も紹介されている。特に岡山県で野生のヤブツバキから発見された「紫の上」という紫色のツバキなどは、一度でいいから実物を見てみたいと思った。







2022年1月26日水曜日

外国産椿の本

 

最近買った本


小川 秀世    西村 舜子  共著
洋種ツバキ図鑑

2019年3月28日  初版発行
2020年2月25日  第2刷発行
株式会社 草土出版


    海外で作られたツバキの園芸品種の事を洋種ツバキと言うらしい。元々は日本原産のツバキが欧米に渡り、それに中国産のトウツバキ等が掛け合わされて生まれた品種群で、欧米人の好みに合わせて、より花が大きく派手に改良されている物が多い。何故かまだ日本ではあまり普及していないので、今までそれについての書籍も皆無に等しかった。そもそも日本でツバキの木は社寺の敷地で見られる事が多く、陰気で不吉な花と思っている人も少なくない。華やかな洋種ツバキが約180種掲載されたこの図鑑を見れば、ツバキに対するそういう偏見も変わるだろう。この本をきっかけに外国産の園芸品種に興味を持つ人が増えて、この先もっと様々な品種が輸入されるようになってくれたらと思う。














2020年4月9日木曜日

雪椿 2020


ユキツバキ
Camellia rusticana


ツバキ科ツバキ属の常緑灌木。

    家の周りのユキツバキの花が咲き始めた。日本海側の多雪地帯に適応したユキツバキは意外なことにヤブツバキよりも低温に弱いという。例年なら雪の布団の下で越冬するユキツバキも、今冬はほとんど積雪が無かった為に葉や花芽が寒さで傷みがちだが、それでもちゃんと花を咲かせる逞しさを持っている。


   ユキツバキの花はヤブツバキよりも花弁や雄蕊が開き気味で花糸が黄色い。樹高は低く、多数の細い幹が株立ちになる。枝はしなやかで積雪で折れないようになっている。


2019年4月23日火曜日

雪椿


ユキツバキ
Camellia  rusticana

    家の周りでユキツバキが咲き始めた。
    花糸が黄色いのがユキツバキの特徴。ヤブツバキは白い。





庭のソメイヨシノは七分咲き位。



 今日も1日快晴。最高気温は24.9℃。

2018年8月18日土曜日

今日の植物 83


ユキツバキの実
Camellia  rusticana
 ツバキ科ツバキ属の常緑低木。




ヒルガオ
Calystegia  japonica
 ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年草。




ツユクサ
Commelina  communis
 ツユクサ科ツユクサ属の1年草。




マメダオシ
Cuscuta  australis
 ヒルガオ科ネナシカズラ属の1年生の寄生植物。

   もしかしたらアメリカ原産のアメリカネナシカズラかも知れない。



クチナシ
Gardenia  jasminoides
アカネ科クチナシ属の常緑低木。

   盆栽のクチナシの花が1輪だけ咲いた。自分にとってクチナシは「日本の花木10選」の内のひとつ。


今日はここまで。

2018年4月26日木曜日

今日の植物 38

  ユキツバキの花
  Camellia  rusticana
    家の周りでユキツバキの花が咲いている。椿というと、寺院の境内や墓地に植えられる事が多いせいか、陰気な花だと思っている人もいる。また、花が終わると丸ごとボトリと落ちてくる様子が、まるで首斬りのようなので、武家では縁起が悪いとして嫌われたようだ。
   でも、洋の東西を問わずこんなに魅力的な花は他にないだろう。椿のエナメルのように艶やかな常緑の葉と、血のように真っ赤な大輪の花は、世界中の人々に愛されている。







  本州の日本海側に分布するユキツバキは、全国の海岸部に分布するヤブツバキ(Camellia  japonica)の亜種や変種として扱われる事もあるが、花を見れば一目で違いがわかる。ヤブツバキは花糸が白く、基部が合着して筒状になっているが、ユキツバキの花糸は黄色で、基部が合着せずに外側に拡がっている。これだけ見た目が違うのだから、別種で無い訳が無い。







  自分の中では、数ある日本の花木の中でも確実にトップ10に入る植物だと思う。
   では他の9種類はと言うと、







  まだ考えて無かったりする。


  ついでに、昨日近所のコメリで買った花を紹介。

   名無しのクレマチス。多分「H.F.ヤング」だと思う。自分はクレマチスの中ではこういうカザグルマ系が好き。
 
  ストレプトカーパス「シャイン」
  今までイワタバコ科の植物は色々育ててきたけど、手間がかかるから全 部捨ててしまった。これもいつまでもつかわからない。花が終わったら捨てちまうかも(酷)







  以上!