ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年6月4日水曜日

薄紫毛彫貝

 


ウミウサギガイ科貝殻標本。



▲「ウスムラサキケボリ」と「ソメワケキヌヅツミ」。福岡県八女市の「龍工芸」さんから最近取り寄せたウミウサギガイ科の貝殻標本。どちらもオーストラリアの浅瀬に棲息している貝。大きさは、ウスムラサキケボリが13.4mm、ソメワケキヌヅツミが22.6mm。







▲オマケで貰った「ホソアヤメケボリ」。フィリピンのちょっと深い海にいる貝。大きさは11.5mm。今回は2個しか買ってないのにオマケをくれるとは、なんて太っ腹。しかもまだ持ってなかった種類なのでなおさら嬉しい。







2025年5月28日水曜日

5月の海

 


約2ヶ月ぶりの村松浜。



▲今日の村松浜は、天気は快晴、風や波は穏やかで、気温は暑くもなく寒くもなく、ビーチコーミングにはちょうど良い感じだった。釣り人が沢山来ていたので、何が釣れるのか訊いてみたら「キス」という答えだった。







▲波打ち際に小魚が大量に打ち上がっていた。






▲小魚のほとんどはカタクチイワシ(Engraulis japonicus)だった。








▲白樺浮き。







▲オニビシ(Trapa natans var. japonica)の実。 中身は空。




▲クチベニガイ(Solidicorbula erythrodon)はつい拾ってしまう。だって可愛いんだもん。








▲マンシュウグルミ(Juglans mandshurica)の核果。




▲オニグルミ(Juglans sieboldiana)のちょっと変な核果。







▲ヘラブナ(Carassius cuvieri)の死体。





▲スッポン(Pelodiscus japonicus)の死体。甲長25cm位。もしかしたらスッポンを直に見たの初めてかも。







▲ウミウ(Phalacrocorax  capillatus)の死体。大きなアジを喉に詰まらせている。こんな死に方は嫌。





▲ハマエンドウ(Lathyrus japonicus)の花。

  今日は1万歩以上、距離にして7km以上歩いた。 今回の目的のひとつは南方系の種子だったのだが、残念ながら全く見つからなかった。今年は1月にガラスの浮き玉を拾ったくらいで、何故か遠方からの漂着が少ないような気がする。












2025年3月25日火曜日

大背黒鷗と海猫

 


今日の村松浜。



▲1週間ぶりの海。天気が良さそうだったので、オートバイで行こうかと思ったが、一昨日に自動車のタイヤをスタッドレスからノーマルに履き替えたので、試運転を兼ねて自動車で行ってきた。天気は快晴だが、中国から黄砂が飛んできているとかで、少し青空が霞んで見える。南西の風がかなり強いが何故か波は穏やか。強風で海岸の砂も飛んでいるので久しぶりにサングラスをかけて歩いた。お昼頃に着いた時は、気温が18℃位あった。







▲波打ち際に佇むカモメの仲間。左奥がオオセグロカモメ(Larus schistisagus)、右手前がウミネコ(Larus crassirostris)。違う種なのに喧嘩しないで仲良くしている。今日は風が強すぎるせいか、カモメ類はあまり飛ばずに地上で大人しくしていた。今年になってから村松浜では4種のカモメ類を確認している。






▲イヌ科動物の頭骨。多分タヌキ(Nyctereutes viverrinus viverrinus)だと思う。犬だと鼻梁がもう少し凹んでいる品種が多いし、キツネはもっと吻が長くて脳が大きかったような気がする。





▲中国のフロンガスのタンク。中国からは黄砂だけでなくこんな物までやってきている。他にももう一つあったのだが、素人には手に負えない代物で処分方法も分からない。1週間前に比べると海岸のゴミの量は減っているように見えたが、実際は強い風で軽い物は何処かへ飛ばされ、それ以外は砂に埋もれただけだと思う。






▲貝やウニやカニはそれなりに打ち上がっていたが、どれもありきたりな種類ばかり。でも、もしかしたらこの中だとシドロガイ(Strombus vittatus japonicus)はちょっと珍しいかも。







▲ヒラタブンブク(Lovenia elongata)。







▲ハスノハカシパン(Scaphechinus mirabilis)。








▲マクラガイ(Oliva mustelina)もありきたりだが、好きなので少し拾って帰った。







▲クチベニガイ(Solidicorbula erythrodon)もやはり好きなのでつい拾ってしまう。この貝殻の内側は周辺がピンク色でクチベニガイと言う名はぴったりだと思う。この殻の表面には成長線が30本位あるのだが、もしそのスジが1年に1本増えるのだとすれば、この貝はこの大きさでも30歳になる。実際のところはどうか知らないが。

今日は11,000歩以上歩いた。











2025年1月21日火曜日

白樺浮き

 


今日の村松浜。




▲15日ぶりの村松浜。今日は波も風も穏やか。でも漂着ゴミの量が凄い。









▲網ごと流れ着いた大量の白樺浮き。







▲網にはプラスチックのエビと、







▲漢字が印刷されたタグが括り付けられている。日本の海岸に漂着している白樺浮きは北朝鮮製ではないかと云われているが、どうやら中国でも使用されているようだ。









▲別の網に付いていた陶製の錘。









▲縄梯子みたいな物。






▲黄色い大きなプラ浮きがいっぱい。







▲謎の物体A。多分アダルトなトイ。






▲謎の物体B。これも多分アダルトな…。






▲ミシシッピアカミミガメ。まだ生きてるのかと思ってひっくり返して起こしてあげたら、頭に穴があいた死体だった。







▲波打ち際にマンボウの死体。この冬はマンボウの打ち上げが多い。これはヤリマンボウという種類だろうか。








▲マクラガイとかクチベニガイとかはつい拾ってしまう。家に沢山あるのに。








▲帰りに関川村の酒屋さんで買った清酒「王紋」。製造元は新潟県新発田市の「王紋酒造株式会社」。今晩の楽しみ。今日は12000歩以上歩いた。












2024年11月16日土曜日

宝貝図鑑

 


ネイチャーウォッチングガイドブック

自然が生み出す驚きの造形美
日本と世界の
タカラガイ
黒住耐二 解説  武井哲史 標本写真

2021年6月25日 発行
株式会社 誠文堂新光社



▲タイトル通り、日本周辺と世界の海に産するタカラガイ類の図鑑。同じ出版社から2009年に出版された「タカラガイ 生きている宝石」では207種掲載されていたが、本書では256種に増えている。また、一部内容の訂正もあり、より完璧な図鑑となっている。





2024年10月17日木曜日

瑠璃貝

 



ルリガイ
Violetta prolongata(=Janthina globosa)

翼舌目アサガオガイ科ルリガイ属(アサガオガイ属)の巻貝。カツオノエボシやカツオノカンムリのポリプを食べる。



▲84日ぶりの村松浜で青い貝を見付けた。





▲穴があいているのがちょっと残念。







▲もうひとつあった。





▲こちらは少しマシだった。






2024年9月17日火曜日

瘤袖扣海兔螺

 


フシダカカフスボタンガイ
Cyphoma macumba

ウミウサギ科カフスボタンガイ属。中南米の珊瑚礁に棲息。



   ▲福岡県八女市の龍工芸さんからまた貝殻を取り寄せた。今回はウミウサギ科のフシダカカフスボタンガイを3個で、産地は全部同じ。





▲で、手元にある他のカフスボタンガイ属の標本と比較してみた。でもどれも似たような色と形をしていて自分には見分けがつかない。外套膜の色や模様で見分けるのだろうか?







▲今回のおまけはテンロクケボリ。3つしか買ってなかったのに、なんかかえって申し訳ない。






2024年9月9日月曜日

貝殻達

 



貝殻標本いろいろ。



▲福岡県八女市の龍工芸さんからまた貝殻を取り寄せた。今回はウミウサギ科だけでなくシラタマガイとかマツワリダカラとかちょっとマニアックなものも。ヘリトリコダマウサギは27.4mmのかなり大きめな標本。おまけで貰ったホソベニキヌヅツミはなんと5cm超えの個体。でもうっかりして買うのを忘れた種類もあったので、また注文しないと。







2024年8月30日金曜日

海兎貝科

 



ウミウサギ科の貝達
Family Ovulidae  spp.



  ▲福岡県八女市の龍工芸さんからウミウサギ類の貝殻標本を購入した。ウミウサギ類の貝殻を買うのは何年ぶりだろうか。15個買ったら嬉しいことに3個おまけしてくれた。もしかしたら誤同定とかがあるかも知れないので、虫眼鏡片手に後でゆっくり見てみたい。










2024年3月8日金曜日

1ヶ月ぶりの海

 


今日の村松浜。



▲今日の村松浜は思いの外良い天気。予報では曇りだったが雲の量は少なめだった。砂浜は清掃されていて、この前よりゴミが目立たない。






▲沖合いを行く韓国、 南星海運のコンテナ船。








▲大型作業船。








▲風力発電の風車の近くで見付けた猛禽類の死体。






▲翼をめくって顔を拝ませてもらう。多分ミサゴだと思うが違ってたらゴメン。







▲その近くにはウミスズメの死体と 






▲もう1羽ウミスズメの死体。これら全てが風力発電のせいで死亡したのかどうかは分からないが、







▲その風車の周りの砂がごっそり波で持っていかれていた。殺された野鳥の祟りか、海神の怒りか。このまま放っておいたら倒壊するおそれがある。







▲アカニシの中身入り。結構大きい。村松浜でアカニシを見たのは初めて。







▲朝日航洋のヘリコプター「Aerospatiale AS355F2 Ecureuil 2 」。