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2025年3月25日火曜日

大背黒鷗と海猫

 


今日の村松浜。



▲1週間ぶりの海。天気が良さそうだったので、オートバイで行こうかと思ったが、一昨日に自動車のタイヤをスタッドレスからノーマルに履き替えたので、試運転を兼ねて自動車で行ってきた。天気は快晴だが、中国から黄砂が飛んできているとかで、少し青空が霞んで見える。南西の風がかなり強いが何故か波は穏やか。強風で海岸の砂も飛んでいるので久しぶりにサングラスをかけて歩いた。お昼頃に着いた時は、気温が18℃位あった。







▲波打ち際に佇むカモメの仲間。左奥がオオセグロカモメ(Larus schistisagus)、右手前がウミネコ(Larus crassirostris)。違う種なのに喧嘩しないで仲良くしている。今日は風が強すぎるせいか、カモメ類はあまり飛ばずに地上で大人しくしていた。今年になってから村松浜では4種のカモメ類を確認している。






▲イヌ科動物の頭骨。多分タヌキ(Nyctereutes viverrinus viverrinus)だと思う。犬だと鼻梁がもう少し凹んでいる品種が多いし、キツネはもっと吻が長くて脳が大きかったような気がする。





▲中国のフロンガスのタンク。中国からは黄砂だけでなくこんな物までやってきている。他にももう一つあったのだが、素人には手に負えない代物で処分方法も分からない。1週間前に比べると海岸のゴミの量は減っているように見えたが、実際は強い風で軽い物は何処かへ飛ばされ、それ以外は砂に埋もれただけだと思う。






▲貝やウニやカニはそれなりに打ち上がっていたが、どれもありきたりな種類ばかり。でも、もしかしたらこの中だとシドロガイ(Strombus vittatus japonicus)はちょっと珍しいかも。







▲ヒラタブンブク(Lovenia elongata)。







▲ハスノハカシパン(Scaphechinus mirabilis)。








▲マクラガイ(Oliva mustelina)もありきたりだが、好きなので少し拾って帰った。







▲クチベニガイ(Solidicorbula erythrodon)もやはり好きなのでつい拾ってしまう。この貝殻の内側は周辺がピンク色でクチベニガイと言う名はぴったりだと思う。この殻の表面には成長線が30本位あるのだが、もしそのスジが1年に1本増えるのだとすれば、この貝はこの大きさでも30歳になる。実際のところはどうか知らないが。

今日は11,000歩以上歩いた。











2023年10月26日木曜日

本土狸の学名変更

 

ホンドタヌキ
Nyctereutes viverrinus viverrinus

   食肉目イヌ科タヌキ属。以前は大陸産タヌキ(Nyctereutes procyonoides)の亜種とされていたが、最近は遺伝子解析等により別種の可能性が高まった。



 
▲交通事故で死亡したと思われる狸。今日の午後、オートバイで買い物に行った帰りの県道で見付けた。見たところ疥癬やハジラミの影響の無い健康そうな個体だが、カラスにつつかれたのか、右眼が失われていた。誰がどう調べたのか知らないが、年間数十万頭のホンドタヌキが交通事故で死亡しているらしい。この狸は撮影の後、道路の端の方に移動しておいた。





2022年10月11日火曜日

本土狸

 

ホンドタヌキ
Nyctereutes  procyonoides  viverrinus

食肉目イヌ科タヌキ属



   ▲最近、よく見かけるタヌキ。街灯に集まる虫を食べてるのだと思う。





2022年6月21日火曜日

桃雀蛾

 
モモスズメ(♂)
Marumba  gaschkewitschii echephron

     鱗翅目スズメガ科Marumba属。幼虫は主にバラ科の樹木の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。蛹態越冬。



▲昨夜、近所の街灯に飛んで来ていたモモスズメの雄。







アサマキシタバ
Catocala streckeri

    鱗翅目ヤガ科Catocala属。幼虫はブナ科コナラ属の葉を食べる。卵態越冬。似たような種がいくつかあるので、別種の可能性もある。







▲タイリククロスジヘビトンボ
Parachauliodes continentalis

広翅目ヘビトンボ科クロスジヘビトンボ属。







▲タヌキにも出会えた。






2018年8月13日月曜日

今日の動物 39


ホンドタヌキ
Nyctereutes  procyonoides  viverrinus

食肉目イヌ科タヌキ属


(画像は最下部)





  昨晩の21:40頃、夜の散歩がてらペルセウス座流星群でも見ようかと思って県道を歩いていた。前方からヘッドライトを点けた軽自動車がやって来るのが見えた。次の瞬間、バン!という音。その場に行ってみると、何か小さな獣が脚をピクピクさせて横たわっていた。自動車は止まるどころか減速すらせず、そのまま何事も無かったかのように走り去って行く。その獣を懐中電灯で照らして見ると狸の子供だった。すぐ近くにはもう1匹(多分これも子狸)がいたが、自分が近付いていったら草むらの中に隠れて一声「クーン」と鳴いて、そのまま何処かに消えてしまった。車にはねられた方の狸をよく見ると、脚の動きは止まり、口から血を流し、目を見開き、その瞳孔は開いていた。呼吸もしていなかった。体長(頭胴長)は約40cm。道路上には潰れたハタネズミの死体もあった。おそらく車にひかれたハタネズミを食べようとしていた所をはねられてしまったのだろう。自分は死んだ子狸をそっと路肩の草むらの方に運んだ。



結局、その晩流星群は見えなかった。