2025年7月20日日曜日

栂枯葉蛾

 

ツガカレハ
Dendrolimus superans

鱗翅目カレハガ科Dendrolimus属。幼虫は毒針毛を持ち、マツ科木本の葉を食べる。年1化で、幼虫で冬を越す。マツカレハ(D. spectabilis)に似るが、ツガカレハの方が大きい。


 

▲昨晩、自宅の外灯に飛来したツガカレハの雄。マツカレハの可能性もあるが、これ程大きなカレハガの仲間を見たのは初めて。雌ならもっと大きいはず。








ニトベシャチホコ (Peridea aliena)。幼虫はズミやカマツカの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。シャチホコガ科。






▲シロシタホタルガ(Neochalcosia remota)の雄。幼虫はサワフタギ等のハイノキ属木本の葉を食べる。成虫は昼間活動。年1化で幼虫越冬。マダラガ科。






▲アオイラガParasa consocia)。幼虫は広食性だが、特にヤナギ科木本の葉をよく食べる。幼虫には毒針毛がある。年1~2回発生し、繭の中で前蛹の状態で越冬する。イラガ科。





▲ナシイラガ(Narosoideus flavidorsalis)。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年1化。繭中にて前蛹態で越冬する。イラガ科。






▲トビイロスズメ(Clanis  bilineata  tsingtauica)。幼虫はマメ科植物の葉を食べる。年1化。スズメガ類では珍しく前蛹で越冬する。スズメガ科。






▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。







▲これもエゾスズメ。







▲モモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科木本の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。







▲これもモモスズメ。





▲ウスバカミキリ(Megopis sinicaの雌。鞘翅目カミキリムシ科ウスバカミキリ属。日本三大カミキリムシのひとつ。




 

▲オオクロコガネ(Pedinotrichia parallela。鞘翅目コガネムシ科。






▲クリイロコガネ(Miridiba castanea)。コガネムシ科。







▲サクラコガネ(Anomala daimiana)。コガネムシ科。







▲昨日の午後、自宅の庭で見付けたショウリョウバッタ(Acrida cinerea)の雄。昨年9月に雌にも出会っている。直翅目バッタ科。







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