2025年7月3日木曜日

揚翅蝶 その2

 


ナミアゲハ
Papilio xuthus

鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。東アジアに分布。幼虫はミカン科木本の葉を食べる。年2〜5化。蛹で越冬する。アゲハチョウ、あるいは単にアゲハとも称する。



▲鉢植えのキンカンの木にいたナミアゲハの終齢幼虫。





▲ナミアゲハの臭角の色は黄色。しっかりピンボケだが、1日1回しか臭角を出してくれないので、なかなか良い写真が撮れない。昨日の昼過ぎ、ナミアゲハっぽい蝶が庭に飛んで来たが、撮影も捕獲も出来なかった。






▲こちらは同じ木にいたクロアゲハの終齢幼虫。






▲クロアゲハの臭角は赤。






▲もう1匹、アゲハ類の4齢幼虫が同じ木にいたのでつっついてみたら、これも臭角を出してくれた。根元が赤で先端が透明だった。








▲昨晩、自宅の外灯に飛来したモモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)の雌。幼虫は主にバラ科の樹木の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。






▲サザナミスズメ(Dolbina tancrei)。幼虫はモクセイ科の植物の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。







▲スジベニコケガBarsine striata striata)。幼虫は地衣類を食べる。年2〜4化で、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科






▲オオアヤシャク(Pachista superans)の雌。幼虫はモクレン属の葉を食べる。年2化で幼虫越冬。






▲キシタエダシャク(Arichanna  melanaria fraterna)の雌。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化。卵越冬。シャクガ科。昨晩は雌2匹と雄1匹が来ていた。






▲ヒョウモンエダシャクArichanna  gaschkevitchii  gaschkevitchii)の雌。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化で卵態越冬。日本固有種。シャクガ科。







 ▲ビロウドカミキリ(Acalolepta fraudatorix fraudatorix)の雌。幼虫は各種広葉樹の枯れ木を食べる。鞘翅目カミキリムシ科ビロウドカミキリ属。







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