ナミアゲハ
Papilio xuthus
鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。東アジアに分布。幼虫はミカン科木本の葉を食べる。年2〜5化。蛹で越冬する。アゲハチョウ、あるいは単にアゲハとも称する。
▲昨日の夕方見付けたナミアゲハの終齢幼虫。クロアゲハの幼虫がいたキンカンの木にナミアゲハの幼虫もいた。なるほど、4齢幼虫の臭角が黄色かったのはこの個体だったのか。まさか1本の木に2種類のアゲハチョウが同時に育っているとは考えてもみなかった。紛らわしいなあもう。この個体でも一応臭角を確認してみたら黄色だった。でも撮影の為にもう一回見せて貰おうとして触ってみても二度目は出してくれなかった。幼虫にとって臭角を出すのは結構体力を使うようだ。自分が山形県でナミアゲハをちゃんと確認したのはこれが初めてかも。
▲昨日の午前中に庭で見付けたコオニヤンマ(Sieboldius albardae)の雌。よく似たオニヤンマは枝や壁ににぶら下がって垂直の姿勢で休むが、この種は地面に伏せるように水平になって休む。日本産サナエトンボの最大種。東アジアに分布。2〜4年1化。蜻蛉目サナエトンボ科コオニヤンマ属。
▲昨晩、自宅の外灯に飛来したキエダシャク(Auaxa sulphurea)。幼虫バラ属木本の葉を食べる。年1化で幼虫越冬。
シャクガ科。
▲ヒョウモンエダシャク(Arichanna gaschkevitchii gaschkevitchii)の雄。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化で卵態越冬。日本固有種。シャクガ科。昨晩は3匹来ていた。
▲エゾスズメ(Phyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。
▲コカブト(Eophileurus chinensis chinensis)の雌。幼虫は広葉樹の朽木を食べ、孵化から2ヶ月程で成虫になる。成虫は肉食性が強く、最大で2年位生きる。年に2~3回発生し、成虫で越冬する。鞘翅目コガネムシ科。昨晩は2匹来ていた。引っ越して来てからコカブトとの遭遇率が高い。
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