フェラガモの革靴
この所の猛暑の為か、父親が履いていた革靴の底が剥がれてしまった。新しい靴を買わなければいけないと言うので、もし自分のお古でも良ければ使って欲しいと思い、仕舞ってあったフェラガモの革靴を探し出してきた。
「サルヴァトーレ・フェラガモ」(Salvatore Ferragamo)は、イタリアの同名の靴職人により1927年にフィレンツェで設立されたファッションブランドである。
このウイングチップのドレスシューズは、髄分前に買って暫く履いていた物だが、自分の足に比べて少し幅が狭く、あまり履き心地が良くなかったので、リーガルの靴を買ってからは仕舞いっぱなしになっていた。
父親の足のサイズは自分より一回り小さいので多分履けるはずだと思って薦めてみたのだが、結局父親は自身で靴屋に行って買ってきた合皮製の安物を履く事に決めたようだ。
そう言えば、父親が自分で買い物をしてきたのは何ヵ月ぶりだろうか。今年になってから体調を崩してあまり出歩かなくなっていた。最近は一時期より大分元気になったような気がする。
自分の持っている唯一のフェラガモは、当分出番が無さそうである。
自分の持っている唯一のフェラガモは、当分出番が無さそうである。
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