飛庄 ミニ松葉鋏 (両刃)
飛庄の小さな剪定鋏を買った。
長さ約160mmの皮止めの鋏である。
刃先はあまり大きく開かないようになっている。太い枝を切る鋏ではないのでこれでいいのだ。
ほっぺたの部分には「登録 飛庄」の刻印が入っているが、よく見ると録の字がはみ出してしまっている。
後ろ姿はこんな感じである。
脚が細くてすらりとしている。
手に持ってみると、その小ささが分かる。
握ってみるとバネが少し強すぎるように感じる。使う時はもっと弱いバネに交換しても良いだろうし、あるいはバネを外して使う手もあるだろう。
同じ飛庄の剪定鋏SR-2型(180mm)と並べてみた。
ミニ松葉鋏の華奢さが分かるだろう。
次に飛庄の片手刈込鋏(両刃)と並べてみた。
全体の大きさはこんなに違うのに、ボルトの大きさが同じなのが面白い。
以前は大きい鋏が好きだったが、最近は小さなかわいい鋏にも魅力を感じるようになってきた。小品盆栽や草花の剪定にはこんな鋏がぴったりだと思う。
ちなみに、「飛庄」は山形県山形市桧町の「飛塚製鋏所」の商標であり、初代の飛塚庄次郎氏の名前にちなんでいるという。庄次郎氏は山形市円応寺町の野村屋製鋏所の初代、衡田久作氏に師事している。
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