千代三郎
A型剪定鋏 200mm
▲今年の9月にヤフオクで入手落札した「千代三郎」のA型剪定鋏。「千代三郎」がどこの商標なのか、調べてみたが分からなかった。出品者は熊本県天草市でオリーブ園を営んでいるN氏。
▲切刃の平に「千代三郎」、右のほっぺたに「責任付」の刻印が打たれている。
▲切刃、受刃、共に真鍮で鑞付けされている。この鋏の形状は以前どこかで見た事がある。
今年1月に入手した「三木章」の剪定鋏と比較してみた。
▲平の刻印以外は、ほぼ同じ形状をしている。どちらもほっぺたに「責任付」の刻印がある所を見ると、おそらく製造元は山形市円応寺町にあった「丸三郎」こと「今井製鋏所」だと思われる。だが、丸三郎の銘が打たれた200mmの鑞付けのA型をまだ所有してないので確証は無い。そうかと言って他のメーカーの製品とも違うので、もしかしたら未知のメーカーで作られた鋏だという可能性もある。今後も引き続き調査が必要なようだ。
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