2021年10月31日日曜日

浣熊

 

Ma.K.
zbv3000
Maschinen Krieger

MERCENARY TROOPS’ ARMS
S.A.F.S. type R
RACCOON



▲株式会社ウェーブから、「ラクーン」の1/20スケールキットが再販された。「ラクーン」は、マシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の装甲戦闘服「S.A.F.S.」の偵察タイプである。ラクーンの初出は月刊ホビージャパンの1983年10月号で、早くも翌年には日東科学からプラモデルが発売されている。ウェーブ製の新規金型のキットが発売されたのは2013年だったので、今回8年ぶりに再販された事になる。この再販に当たって箱絵は原作者の横山宏氏が新たに描き下ろしたものに変更された。






   ▲ラクーンの全パーツ構成。成形色は銀色で、素組みだけでもそれなりにカッコ良くなりそう。スナップフィットなので、接着剤が無くても組み立てられる。箱絵にあるアンテナや腕のコードのパーツは入ってないので、自分で真鍮線やリード線を使って再現してやる必要がある。





▲このランナー6個分がS.A.F.S.用の金型を使ったパーツ。ラクーンはS.A.F.S.を基に改造した設定になっているので、大部分はS.A.F.S.と共通している。







▲これは「プラウラー」用の金型を使った右腕のパーツ。「プラウラー」はS.A.F.S.の宇宙用の偵察タイプ。プラウラーもラクーンも右腕部分がレーザー砲からマニピュレーターに変更されたという設定になっている。ウェーブ製キットはプラウラーの方がラクーンより先に発売された。






▲ラクーン用のエンジンカバーやセンサーポッドのパーツ。女性パイロットの頭部もついている。





   ▲デカールは新規デザインになっている(はず)。前回は無かった塗装見本カードが今回は同梱された。





   ▲箱の裏の塗装見本もラクーンのキットでは初めてだと思う。いや、前のキットは購入履歴があるので、家の中のどこかにはあるはずなんだけど、探しても見付からなかった。プラモデルを買っても積み上げとくだけで、全然作らないからたまっていく一方で、どこに何があるか分からなくなってしまった。残された人生で全部作るのは多分もう無理だと思う。














2021年10月30日土曜日

桑子の雄

 

クワコ(♂)
Bombyx mandarina

    鱗翅目カイコガ科カイコガ属。幼虫はクワ属の木の葉を食べる。1~3化性で、卵態越冬。カイコ(Bombyx mori)の原種と云われている。成虫はカイコ同様に口が無いので何も食さない。



    ▲台所の灯火にやって来たクワコの雄。小さくて地味でかわいい。







2021年10月29日金曜日

薄手火蛾の羽化

 


ウスタビガ
Rhodinia fugax  fugax

   鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。幼虫は広食性。卵で越冬する。


    9月上旬に自宅の近くで見つけた中身入りのウスタビガの繭。その後しばらくしてもう一度見に行ってみると繭が地面に落下していた。そのまま放っておくと無事に羽化するのは難しいだろうと思い、繭を家に持ち帰って部屋の中に吊り下げておいた。




   ▲昨日の夕方、羽化が始まった。今までなかなか羽化しなかったので、寄生虫にやられてるんじゃないかと心配していたが、取り越し苦労だったようだ。






    ▲繭が小さいので、てっきり雄だと思っていたが、出てきたのは雌だった。






▲翅が少しずつ伸びていく。








     ▲夜の9時頃には翅がほとんど伸びきっていた。ウスタビガはヤママユガ科のトリを飾り、晩秋に羽化するだけあって、身体の毛が長くてフサフサでモコモコ。とにかく無事に羽化してくれて良かった。












2021年10月28日木曜日

黄色雀蜂の雄

 


キイロスズメバチ(♂)
Vespa simillima xanthoptera

膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。



   ▲自宅裏庭で飛べないキイロスズメバチの雄を見つけたので、しばらく手に取って遊んでみた。






▲スズメバチ類の雄は、働き蜂とは外見が異なるので、種の同定が難しい。






   ▲これは頭のてっぺんが黒くて全体的に毛深いので、多分キイロスズメバチだろう。










▲手の上で身体が暖まってきたのか、だんだん動きが活発になってきた。





   ▲この後、秋の大空に向かって元気に飛び立って行った。








2021年10月27日水曜日

恵比寿

 


マンリョウ
「恵比寿」




   ▲マンリョウの斑入りの園芸品種「恵比寿」の赤実と白実の小苗、それぞれ2株ずつを、滋賀県の「千草園芸」さんから取り寄せた。本当は白実だけを注文したのだが、間違って赤実が届いたのでメールで知らせたところ、後でちゃんと白実を送ってくれた。赤実の方は送り返さなくて良いとの事で、かえって申し訳なく思ったものの、結果的には得したので、ここは素直に喜ぶべきなのだろう。そもそも実の色が違うのだから別の品種名をつけていればこういう間違いは起きなかったのではないだろうか。






▲葉の見た目は赤実も白実も全く同じで紛らわしい。実が生っていない時は、ラベルが無かったら区別出来ない。







   ▲で、今回もダイソーで買った3号プラ鉢に早速植え替えてやった。実が生るまで何年かかるか分からないけど、とにかくそれまで元気に育って欲しい。









2021年10月26日火曜日

大雀蜂の雄

 


オオスズメバチ(♂)
Vespa mandarinia japonica

膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。



▲自宅裏庭で地面を歩いているオオスズメバチの雄を見つけた。





   ▲蜂の毒針は産卵管が変化した物なので、雄蜂は持っていない。



    ▲女王蜂や働き蜂等の雌と比べて触角が長く、お尻の先が尖っていない。







▲頭楯の形も違う。





▲よく見ると頭部の単眼のあたりに傷がある。そのせいで飛べなくなったのか。どうしてこんな怪我をしたのだろう。






 

2021年10月25日月曜日

小青蝸牛被

 


コアオマイマイカブリ
Carabus (Damaster)blaptoides babaianus




   鞘翅目オサムシ科オサムシ属(マイマイカブリ亜属)。

    自宅廊下で見つけたマイマイカブリ。越冬場所を求めてか、この時期になるとどこかの隙間から家の中に入ってくる事が多い。寝ている時に首筋を這われて、びっくりして飛び起きた事もあった。











2021年10月24日日曜日

常磐山査子

  


トキワサンザシ
Pyracantha coccinea



   バラ科ピラカンサ属の常緑灌木。ヨーロッパ~西アジアの原産。

   小品盆栽のトキワサンザシの実も色付いてきた。黄色い実の株もあったのだが、去年枯れてしまった。また買ってこよう。



2021年10月23日土曜日

小紫

 


コムラサキ
Callicarpa dichotoma

クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉灌木。



▲小品盆栽のコムラサキの実が色付いてきた。この株は数年前に米沢のイオンで買ってきたもの。今年は実の数が多い。






2021年10月22日金曜日

畑占地

 


ハタケシメジ
Lyophyllum decastes

シメジ科シメジ属。



   ▲自宅の庭にハタケシメジが大量発生していた。

   最近、イオンの米沢店から京都だかどこかで生産されているハタケシメジの栽培品を買ってきて、味噌汁に入れて食べてみた。味や食感は同属のホンシメジには劣るものの、ちょっとバターのような甘い香りがして、エノキタケに似て美味しかった。でも除草剤を何度も撒かれた庭に生えている茸はどんな化学物質に汚染されているか分からないので、さすがに食べる気がしない。





   ▲傘の裏側のひだの様子。凄く美味しそうなんだけどなあ。








2021年10月21日木曜日

白鵬

 



我が家に白鵬がやって来た。



     ▲とは言っても先日現役引退した横綱の白鵬関ではなく、マンリョウの園芸品種の「白鵬」だけど。
「白鵬」は大葉で新葉に覆輪散斑が入る白実の品種。「園芸ネット プラス」から取り寄せた。届いた株は思ってたよりも小さかったが、この大きさで既に実が付いていて、しかも根元が繋がった二本立て。






▲早速植え替えてやった。ダイソーで買ったプラ鉢に。白鵬関のように強い株であって欲しい。









2021年10月20日水曜日

村久の根切鋏

 


村久
両刃根切鋏 270mm  (皮止)



   ▲メルカリで村久の根切鋏を購入した。村久の根切鋏はすでに金止めの物を持っていたが、これは初めて見る皮止めだった。出品者は愛知県在住の方。




▲刃を開いた状態。







▲お馴染みの「村久」の刻印。






▲裏側には「野村特製」の刻印。村久は山形市円応寺町の「野村屋製鋏所」の商標。創業はなんと百年以上前の1918年(大正7年)らしい。












2021年10月19日火曜日

縞柊

 

ヒイラギ

Osmanthus heterophyllus




モクセイ科モクセイ属の常緑小喬木。

    2019年11月に地元のコメリで買った縞柊(シマヒイラギ)に今年も花が咲いた。キンモクセイ程強くはないが、仄かに甘い香りがする。これと同時に買った五色柊(ゴシキヒイラギ)の方は、残念ながら花芽が全然見当たらなかった。


   そう言えば、今日米沢のコメリに久しぶりに行ったら工事中だった。どうやらいつの間にか閉店していたらしい。あと、ホームセンターサンデーもなくなっていた。ホームセンターはコロナ禍とは関係なさそうなのに、どうしたのだろうか。















2021年10月18日月曜日

萬兩

 




   地元のコメリでマンリョウの苗を買ってきた。




▲「千鳥」の赤実2株と、「達磨」の赤実と白実1株ずつの、合わせて4株。






▲「千鳥」は斑入りで波打った葉を持つ品種。店には赤実しか売ってなかったが、後で調べてみたら白実の千鳥もあるらしい。「達磨」は葉が丸みを帯びている品種。






   ▲ビニールポットのままでは味気ないので、ダイソーで買ったプラ鉢に植え替えた。







▲こちらは先月こっそり買っていたピンクの実が生るマンリョウ。左の小苗は埼玉県の日本花卉ガーデンセンター様から楽天市場で、右の大苗は新潟県のK様からヤフオクで入手した。

   今年はマンリョウがマイブームで沢山買ってしまったけど、増え過ぎた鉢植えをどこに置くか、毎年冬が近づくと悩んでしまう。