ドリアン
Durio zibethinus
ドリアンはアオイ科ドリアン属。
▲近所のヤマザワでタイ産のドリアンを買ってきた。随分前に米沢のイオンで買って以来、生涯2度目のドリアン。ちょっと高価でだいぶ臭いけど、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ってきた。タイから日本に輸入されているドリアンのほとんどは「モントーン」という品種らしい。
▲買ってから4日位、生ゴミみたいな強烈な匂いを我慢して部屋の中に吊るしておいたら、お尻の皮が割れてきた。そろそろ食べ頃のようだ。ちょっと気になるのは割れ目の左にある錐であけたような小さな穴。買った時は気付かなかったが、もしかしたら中に虫が入っているかも。
▲殻を割ってみたら案の定、虫に喰われた跡があった。普通の人ならハズレだと思うかもしれないが、自分にとってはむしろアタリ。どんな虫が入っているのかわくわくする。
▲どうやら虫は種子の中身を食べたらしい。でも残念ながら虫は出ていった後だった。多分原産地で既に脱出していたのだろうが、たとえ日本で逃げ出したのだとしても日本の冬は越せないはずなので、何も心配する事は無い。
▲果実の子房室は5つあって、それぞれに2つか3つずつ果肉に包まれた種子が入っている。
▲ドリアンの可食部は仮種皮。1個は虫に喰われて駄目だったけど、他は無事だった。写真は2つ程自分が食べた後。
▲虫に喰われたのを除いて、全部で10個の種子が入っていた。2kg強のドリアンだったので、約1000kcalを3日位かけてひとりで食べてしまった。前回買ってきた時もそうだったが、うちの父親は絶対食べようとしない。美味しいのに。
というわけで、この種子は試しに蒔いてみようかと思う。何十年かしたら自宅でドリアンを収穫出来るかも知れない。
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