キボシカミキリ(♂)
Psacothea hilaris hilaris
鞘翅目カミキリムシ科キボシカミキリ属。幼虫はクワ科の生材を食害する。日本のキボシカミキリは10亜種に分けられていて、そのうち本州・四国・九州に分布する基亜種には東日本型と西日本型がある。前胸背側面の黄色い線が繋がっているのが東日本型で、途切れているのが西日本型とされているが、自宅庭で見つけたこの個体は何故か西日本型の特徴を持っている。DNAの解析では東日本型は台湾起源で、西日本型は中国大陸起源と見られるという。桑やイチジクの害虫として知られているが、ゴマダラやシロスジと並んで自分好みのカミキリムシのひとつである。
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