2021年6月7日月曜日

背黒脚長蜂

 


セグロアシナガバチ
Polistes jokahamae


   膜翅目スズメバチ科アシナガバチ属。アシナガバチの仲間では日本最大。

     ミズキの枝に付いていたキアシドクガの蛹を捕らえたセグロアシナガバチ。幼虫の餌にする為に肉団子にして持ち帰りたいのだろうが、蛹の中身がドロドロでうまくいかない様子。






     キアシドクガは毎年のように大発生してミズキの葉を食い荒らして丸坊主にしてしまう。そうなる前にキアシドクガが幼虫の段階で食べてもらえるとありがたいのだが、まだその頃はアシナガバチの数が少ないのだろう。











2021年6月6日日曜日

フタリガ

 


ヒトリガ(終齢幼虫)
Arctia caja


鱗翅目ヒトリガ科ヒトリガ属。
    幼虫はクマケムシ、地方によってはジジケムシとも呼ばれる。幼虫は様々な植物を食べる。幼虫で越冬する。成虫は美しい。









シロヒトリ(終齢幼虫)
Chionarctia nivea


鱗翅目ヒトリガ科Chionarctia属。
幼虫はジジケムシ、地方によってはババケムシとも呼ばれる。幼虫は様々な植物を食べる。幼虫で越冬する。成虫は美しい。








2021年6月5日土曜日

フィズとチキチータ

 

   今年もデンドロビウムが咲いた。



▲左が「ラブメモリー・フィズ」(Den.Love Memory “Fizz”)、右が「スパークリングスター・チキチータ」(Den.Sparkling Star “Chiquitita”)。共に2018年3月に米沢のムサシで購入。2018年はデンドロビウムがマイブームで、他にも沢山買ったのだが、その内2株は枯らしてしまい、それ以外も何とか生かしているといった状態。やはり温室無しで栽培業者のように綺麗に仕立てるのは難しい。


  「ラブメモリー・フィズ」は、2005年に岡山県の株式会社山本デンドロビュームの山本二郎氏の出願に基づいて農林水産省へ品種登録されている。Den.Love Memoryという交配に関しては、英国王立園芸協会(RHS)のリストへ1999年に登録された。
「スパークリングスター・チキチータ」の農林水産省への登録は2010年。Den.Sparkling StarのRHSへの登録は2008年。どちらも香川県の有限会社バイオ・ユーの氏家正徳氏による出願。





















2021年6月4日金曜日

三兄弟の一人目

 


薔薇
「オクラホマ」


“Oklahoma”

     バラ科バラ属の園芸品種。1963年頃、アメリカのスイム&ウィークス(Swim&Weeks)が作出したハイブリッド・ティー。交配親は「クライスラー・インペリアル」(Chrysler  Imperial)×「シャルル・マルラン」(Charles Mallerin)。同じ交配で生まれた「パパ・メイアン」や「ミスター・リンカーン」と共に黒赤薔薇三兄弟と呼ばれる事も。3種の中では花の色が一番黒く、枝が一番細い。強いダマスク香がある。

2014年7月購入。

    昨日は風が強く、いくつかの鉢植えが倒れてしまったが、オクラホマはなんとか無事だったようだ。







2021年6月3日木曜日

三兄弟の曾祖父

 


薔薇
「クリムゾン・グローリー」



‘Crimson Glory’

    バラ科バラ属の園芸品種。1935年にドイツのウィルヘルム・コルデス2世(Wilhelm J. H. Kordes  II )が発表したハイブリッド・ティー。ダマスク系の強い香りがある。交配親は「カトリーヌ・コルデス」(Cathrine Kordes)  ×「W.E.チャップリン」(W.E.Chaplin)。この「クリムゾン・グローリー」は昨日の「クライスラー・リンカーン」の母親「シャーロット・アームストロング」の父親にあたる。

2014年8月に購入。






   ▲花付きは良いのだが、枝が細いので花の重さに耐えきれずに項垂れてしまうのが唯一の欠点かも。







2021年6月2日水曜日

三兄弟の母

 

薔薇
「クライスラー・インペリアル」


“Chrysler Imperial”

    バラ科バラ属の園芸品種。「シャーロット・アームストロング」と「ミランディ」の交配で生まれたハイブリッド・ティー。1952年発表。作出者はアメリカのウォルター・ラマーツ(Dr.Walter E. Lammerts)。 花は強いダマスク香がする。品種名はアメリカのクライスラー社が製造した自動車の名前から。この品種を母親として、「パパ・メイアン」「オクラホマ」「ミスター・リンカーン」といった優れた赤薔薇が生まれている。

   2015年4月購入。今年の我が家の薔薇の中では一番早く咲いた。もう6月で日射しも強いので、今年は切り花にして楽しみたいと思う。赤い薔薇の花弁は日焼けで傷みやすいからだ。









2021年6月1日火曜日

ハマナスとクレマチス

 


ハマナス
Rosa rugosa

バラ科バラ属の落葉灌木。



    ▲我が家のハマナスが咲き始めた。今年も鉢植えの方が地植えより早く開花した。早速ハナバチの1種がやって来ている。我が家のハマナスは全て、新潟の村松浜に自生している株の実生。







    ▲クレマチス「リチャード・ペンネル」の花の上でくつろぐアマガエル。この写真は、今日のNHK山形の夕方のニュース番組「やままる」の投稿写真のコーナー「とてけろ」で紹介された。