2018年2月18日日曜日

今日の剪定鋏 6

  

  村久の根切鋏(片刃)


   「村久」の剪定鋏については、2月10日のブログで書いたばかりだが、急遽再び取り上げなければいけなくなった。
  この前のブログでは、村久の剪定鋏を作っている野村屋製鋏所の三代目の御主人、衡田久内氏が殆んど1人で頑張っているとか書いてしまったが、噂によると既に現在、剪定鋏の製造はされていないらしい。それが一時的なものなのか、それとも完全に廃業されたのかはわからないが、いずれにしても村久の製品がますます入手しにくくなる事を考えて、もう一本取り寄せてみたのがこの片刃の根切り鋏である。 




  刃を開いた状態。まるで日本刀のようである。
















  


   この前買った根切り鋏とくらべてみる。ガードの有無以外は殆んど同じ。















  


   裏から見る。「野村特製」の刻印の位置が違う。あと、受け刃の削りが少し違う。

 


    飛塚製鋏所(飛庄)の剪定鋏がテレビで取り上げられてから、山形の剪定鋏は注目され、売れ行きが伸びたという。その一方で職人の高齢化や人材不足で仕事を辞めてしまった鍛冶屋も多いと聞く。
  野村屋製鋏所は、山形の剪定鋏の源流の1つである。村久の初代、衡田久作氏の弟子が、飛塚製鋏所や工藤製鋏所の初代らしいのだ。
  山形の鍛冶屋の優れた技術は弟子たちに受け継がれ、決して絶える事は無いと信じている。しかし、もう村久の剪定鋏は手に入らなくなってしまうのだろうか。野村屋の三代目に何かあったのだろうか。心配である。




2018年2月17日土曜日

今日のおやつ 12

   ロッテの「乳酸菌ショコラ」









  「株式会社ロッテ」は、東京都新宿区に本社を置く菓子メーカー。1948年創業。社名のロッテは、ゲーテ(Johann Wolfgang von goethe)の「若きウェルテルの悩み」(Die Leiden des jungen Werthers)のヒロイン、シャルロッテにちなんでいる。(1回読んだ事あったけど、どんな内容だったか殆んど忘れた。たしか人妻に片思いする話だったような。 因みにウェルテルはドイツ語だとヴェルターとかヴェァターとか発音するらしい)

   ロッテの「乳酸菌ショコラ」は乳酸菌が生きたまま腸に100倍届くとかいうふれこみでヒットを飛ばしたチョコレート。それが本当かどうか疑問視する声も有るけど、誰も自分の体で実験しようとしないのが不思議。そんなに難しい実験じゃ無いと思うけどね。
  あ、製造は埼玉県さいたま市にあるロッテの浦和工場でしているらしい。

   ご馳走様でした。
 

今日の植物 11

  ハナアナナス








  Tillandsia  cyanea

  ブロメリア科。エクアドル原産。
  (ブロメリア科は、パイナップル科とかアナナス科とか言われる事もある。分類が変わった訳ではなく、単に日本での呼び名が変わっただけ)


  ハナアナナスの花が咲いた。
  桃色のウチワエビみたいな花序から紫 色の花が咲いた。
  数ヶ所前から細長い葉の間から花芽を覗かせていたので何時か咲くだろうと思っていたら今日咲いた。

  ティランジアの仲間では花が派手な方だと思う。とても丈夫だし。花屋でもよく見かけるのに、いまいち人気がないのはなぜだろう。草姿がカンスゲみたいで味気無いからか、それとも殖えすぎて希少価値が無いからか。
  花色にもっとバリエーションがあったら、みんなの見る目も変わるかもしれないね。

2018年2月16日金曜日

今日のおやつ 11

  明治の「チェルシー」














  「チェルシー」(CHELSEA)を製造している「株式会社 明治」は、東京都中央区京橋に本社を置く老舗食品会社。
  チェルシーの製造所は静岡県藤枝市にあるそうな。
  明治のチェルシーは1971年に誕生したそうな。
  チェルシーのスカッチアソートは一袋に三種類のキャンディー(袋の裏の表示だと『キャンデー』)が入ってる。
  バタースカッチとヨーグルトスカッチとコーヒースカッチが入ってる。
  今日、コーヒーを飲みながらなめたんだけど、うっかりしてコーヒースカッチからなめてしまった。

  う~~~ん!?(-_-)

今日の時計 8

 セイコー  プロスペックス  SZSC005














  SEIKO  PROSPEX  SZSC005

  予約注文していたセイコーの新製品が昨日届いた。
  SZSC005。
  いわゆるセイコーモンスターの3rdジェネレーションである。
  新製品とは言ってもこの前買ったばかりのSZSC003とは文字盤の色が違うだけで、前回のがネイビーとか言いながら実際はミッドナイトブルーみたいな暗い色がつや消しになっていて、今回のはグリーンと言いながら実際は緑がかったメタリックブルーみたいな色がサンレイ仕上げになっている。零戦の機体内部色に似ているかも知れない。これまでのモンスターはカッコ良さはあったがここまで美しい物は無かった。でもグリーンには見えない。セイコーの人って色盲なの?


   ふたつ並べて比べてみる。
  左がSZSC003、右がSZSC005。









  文字盤以外は同じだから、当然スペックも同じである。

  ムーブメントは、自動巻きの6R15で、50時間のパワーリザーブがあるのが結構有難い。目一杯ぜんまいを巻き上げておくと丸2日動き続けてくれる。

  ところで、裏蓋に「AIR  DIVER'S」と刻印されてるんだけど、エアダイバーって何か丘サーファーみたいでちょっと笑ってしまった。エアギターの世界大会があるように、エアダイバーの大会とか有るんだろうか。


  ちなみに僕もエアダイバーです。

2018年2月15日木曜日

今日のおやつ 10

  明治の「くちどけプレミアム・カスタードプリン」









   このプリン、鎧塚俊彦とかいう人がプロデュースしてるそうで、国産卵とマスカルポーネと三温糖が入ってるらしいんだけど、違いがよくわからなかった。まあそれなりに美味しかったけど。

  販売は「株式会社明治」で、製造は「パンピー食品株式会社」。
  パンピー食品は、昔、乳酸菌飲料の「パンピー」を作っていた会社。現在は明治の子会社になっているらしい。

  じゃ、ご馳走様。

今日の玩具 4

  ベーム   スターリングエンジン  HB7








    Böhm Stirling-Motor  HB7

  1990年からスターリングエンジンを作っている、ドイツのベーム社(Böhm  Stirling-Technik)の玩具。
 玩具とは言っても、本物のスターリングエンジンなので、ちゃんと動かす事が出来る。
  スターリングエンジンというのは、スコットランドの牧師だったロバート・スターリング(Robert  Stirling)が1816年に発明した外燃機関で、シリンダー内の気体を外部から過熱・冷却して その体積の変化によって動くエンジンである。

  で、この玩具、アルコールランプに火を着けてシリンダーを暖めると回るはずなんだけど、上手く回らない時もあって、今回も最初のうちは回ってたのに、後で動画を撮ろうと思った時には全然回ってくれなかった。残念!、