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2023年3月21日火曜日

桜色の琺瑯

 

SEIKO
PRESAGE
SRRX001



▲セイコー・プレザージュの「SRRX001」は2021年12月にセイコーウォッチ株式会社からレディースウォッチとして発売された自動巻きの腕時計。メルカリで中古の品が格安で出品されているのを見つけて同じ品をポイント目当てでラクマで購入。腕時計を買うのは約1年ぶり。出品者様は東京都練馬区の方。淡いピンク色の琺瑯製文字盤に茶色の針とインデックス。ステンレスのケースの幅は34.3mm。50m防水で第1種の耐磁性能。風防はサファイア。全体の重さは61g。子牛の皮製の茶色のベルトの幅は釻位置で15mm、尾錠位置で14mm。全体の雰囲気としてはお菓子系腕時計と言った感じ。中古品とは言えほとんど傷もなく、今回も良い買い物をした。








▲竜頭には0.05カラットのダイヤモンドがあしらわれている。






▲裏蓋はスケルトンではないので中身が見えないのが残念なところ。セイコーさんは、女性は機械になんか興味がないとでも信じているのか。中の機械は2021年からセイコーの腕時計に搭載され始めた「6R31」で、これは「6R35」の日付表示を省略したものらしい。24石で最大巻き上げ時は70時間稼働する。日差は+25~-15秒。







2022年4月14日木曜日

優雅な時計


 
セイコー
メカニカル
エレガントモデル
SARC019



SEIKO
MECHANICAL
ELEGANT  MODEL
SARC019


   先日、メルカリで入手した中古の腕時計。出品者様は神奈川県の方。時計を買うのは久しぶりで、多分昨年は1本も買っていない。
   「SARC019」は、2009年12月にセイコーから発売されている。琺瑯製の文字盤はビターチョコレート色。時間表示の3針の他に、6時位置に日針、3時位置に曜針、9時位置にパワーリザーブ表示針がある。ステンレスのケースは直径約40mm、厚さ約13mm。5気圧防水。 ベルトは馬革。風防は無機硝子製で結構傷だらけだが、その分安かったので仕方がない。







   ▲ムーブメントは自動巻きの「6R21」で、自分にとっては初入手。29石の8振動/秒で、最大巻上時の持続時間は45時間。日差は+25~-15秒。裏側から見える範囲では「6R27」と変わらない。


   一応、新発売の腕時計は普段からチェックしているつもりだが、最近面白そうなのがあまり見当たらないので、結局また中古の時計に手を出してしまった。もうそろそろ時計趣味からは足を洗った方が身の為という事だろうか。




2020年11月29日日曜日

精工舎のクロノグラフ

 
セイコー
ブライツ
SAGP001


SEIKO
BRIGHTZ
AUTOMATIC
Chronograph
SAGP001


   2005年に300本限定でセイコーウォッチ株式会社から発売されたクロノグラフ。琺琅文字盤にチタン製ケースという自分の好みにピッタリの時計。100m防水のケースは直径42mm、厚さ14.5mm、釻(かん)幅は20mm。風防はサファイアでベルトは鰐革。全体の重さは87g。






ムーブメントは34石、8振動/秒の「Cal.6S28A」。ピラーホイール(コラムホイール)式のクロノグラフ・ムーブメントで、日差は+25~-15秒。パワーリザーブは約50時間。


    この時計はこれまでも中古品がネットオークションや通販サイトに何度か出品されていたが、あまり状態の良くない物や価格が高すぎる物ばかりだったので見て見ぬふりをしていた。でも最近メルカリに外観・価格共に良い物が出ていたので購入させてもらう事にした。これでセイコーのクロノグラフの購入は4本目で、6S28を搭載した物は初めてだ。今回も良い買い物をさせて貰った。




2020年8月27日木曜日

渡辺力氏のデザイン力


セイコー
プレザージュ
SARW055


SEIKO
PRESAGE
SARW055


    2020年6月にセイコーから発売された琺瑯ダイアルの腕時計。渡辺力氏のデザイン。白い文字盤に黒のバーインデックスの組み合わせはシンプルだが時刻を読み取り易い。バーの長さは文字盤の半径のちょうど3分の1で、この計算された絶妙なバランスが素晴らしいと思う。6時位置には日付が針で表示され、9時位置にはパワーリザーブインジケータがある。100m防水のケースはステンレス製で直径は約40mm、厚みは約12mm、ラグの幅は20mm。風防と裏蓋はサファイア。ネイビーブルーの馬皮製ベルトが軽快で爽やかな印象を与える。





   ムーブメントは自動巻きの「6R27C」。29石の8振動/秒(4hz)。パワーリザーブは45時間。




   またセイコーの琺琅ダイアルを買ってしまった。6R27Aを搭載した時計を既に持っているので、どうせ中身はたいして違わないのだから今回はスルーしようかとも思ったが、渡辺力氏のデザインの誘惑には勝てなかった。まるで圧力計のような、実用一辺倒のいかにも工業製品然としたデザインは毎日使う道具に相応しいものだと思う。美食家が「美味い料理はすぐ飽きる」とか言うのに通じる部分があるかも知れない。


2020年6月21日日曜日

黒い琺瑯


セイコー
メカニカル
SARA013


SEIKO
MECHANICAL
SARA013


  先日ヤフオクで入手した中古の腕時計。2006年発売。文字盤は黒い琺瑯で、インデックスは白いアラビア数字で表現されている。鏡面仕上げされたステンレス製のスクエアケースは100m防水で、直径35mm、厚さ11mm、ラグ幅は20mm。風防はサファイア、ベルトはトカゲの皮で出来ている。全体の重さは約72g。




   裏面はシースルーになっていて自動巻きのムーブメント「4L25A」を覗く事が出来る。今回琺瑯製の文字盤と共にこのムーブメントに魅力を感じたのも購入理由。セイコーの自動巻きとしては小さく薄い方のムーブメントで、最近のSARAシリーズに使われている「6L35」はこれをベースに改良されたものだ。もともとは国際市場を見込んでETAの代替機として開発されたらしい。なんでもケースに組み付ける為のネジ穴の位置が同じだとか。現行のセイコーの時計にはもう搭載されていないので、今や貴重な存在だと思う。25石の8振動/秒で、日差は+25~-15秒だという。


2020年1月15日水曜日

やっぱり琺瑯ダイアルが好き


セイコー
プレザーザュ
SARX065


SEIKO
PRESAGE
SARX065


   
    2020年1月11日に発売されたばかりのセイコー・プレザージュの琺瑯ダイアルの新製品。渡辺力氏のシンプルなデザイン。ベルトは馬革製。

   この時計の「売り」は、新しいムーブメント「6R35」を搭載する事により最大巻上時の稼動時間が延びた所。従来の「6R15」が50時間だったのに対し、「6R35」は70時間になった。



▲シースルーバックなので中身を見る事が出来る。6R15に比べるとテンプの直径が少し小さくなっている。あと、ルビーの数が1つ増えて24石になったらしい。それ以外はほとんど同じで、日差は+25~-15秒。1秒間に6振動。ケースの大きさも変わらない。




   セイコーの琺瑯ダイアルのシリーズは外観がアンティークっぽくて中身が新しい所が良い。本物のアンティークを手に入れたものの、いつ壊れるか分からないという不安を抱きながら使い続けるよりはこのシリーズを買った方が断然得だと思う。

2019年11月29日金曜日

セイコーの呪い


セイコー5スポーツ
SRPD65K1


SEIKO 5 SPORTS
SRPD65K1


   今年になって突然誕生した新生セイコー・ファイブ。ロゴが変わって、風防がサファイアになって、あとは大した変更はない。ほとんど同じデザインで色違いの製品が一度にドバーッと発売されている。すでに黒いのをひとつ持っているが、ベルトがナイロン製なのがちょっと残念だった。でも今回買ったこいつはガンメタル色のステンレス製ブレスレット。もう何も言うことはなし。完璧で最高だと思う。だからもうこれ以上は買わないと思う。

ムーブメントは24石の「4R36A」で6振動/秒。もちろん自動巻き。防水は10気圧(100m)なので雨や雪を気にしないで思いっきり使い倒せる。


   ところでこの時計、実は他の店に一度注文して送ってもらったわけだよ。発送連絡があり、配達済みの連絡があったにもかかわらず家にはいつまでたっても届かない。佐川急便の追跡サービスで荷物の場所を確認したら、群馬県の渋川市のどこかに配達されたらしい。そんな所に送れなんて一言も言ってないのにだよ。店に2回メールしたらしばらく後で電話が来て「こちらのミスで商品がありません」とか言う始末。どうやら別の宛先に間違えて送って行方不明になったらしい。勘弁してくれよ。 と言うわけで、その店の注文はキャンセル処理してもらい、結局別の店から取り寄せたのがこれである。

   実は今までにも何度かセイコーの時計を買ってトラブルに見舞われた事があった。積み込むトラックを間違えて到着が遅れたり、初期不良で送り返したり、他の商品では滅多にそんな事はないのだが、何故かセイコーの時計には高い確率でトラブルがつきまとう。これを自分は「セイコーの呪い」と呼んでいる。

2019年10月24日木曜日

白い琺瑯セブン


セイコー
プレザージュ
SARX051


SEIKO
PRESAGE
SARX051


    2017年9月にセイコーから発売された琺瑯ダイアルの腕時計。セイコーにはちょっと珍しいトノー型のケース。よく見ると風防のカーブに合わせて分針と秒針の先端が少し曲げられている。限定生産ではないのでいつでも手に入ると思って購入を先延ばしにしてきたが、最近未使用品で結構安いのを見かけたので思い切って買ってみた。これで琺瑯ダイアルは7本目。




▲裏蓋も風防と同様サファイアガラスという贅沢な造り。ムーブメントは自動巻きの「6R15D」。23石で日差+25~-15秒。パワーリザーブは約50時間。


   実際に腕に着けてみたら思ってたよりしっくりきたので、暫くの間は日常的に使ってみるつもりだ。

2019年9月20日金曜日

帰って来たセイコー5


  先日、巻き芯が引っこ抜ける初期不良があったニューセイコー5スポーツ「SBSA025」、良品と交換して貰う事が出来た。


    こちらからメールを送った次の日に店から「交換するから着払いで送り返して欲しい」と返信があったので、速攻でコンビニに。
 そして昨日、やっとまともなやつにお目にかかる事が出来た。

何年も待たされなくて良かった。





▼黒い時計は黒猫に似合う。







▼黒い時計はゴジラにも似合う。




まあ何にしても良かった良かった。

2019年9月10日火曜日

新セイコー5


セイコー5スポーツ
SBSA025


SEIKO  5  SPORTS
SBSA025


9月7日に発売されたセイコー5の新製品。
今回からロゴデザインが新しくなっている。








▼お馴染みの旧ロゴがこれ。







  ▼新しいロゴがこっち。見ようによっては5にもSにも受け取れる。






  ▼ムーブメントは24石の4R36。日差は+45~-35秒。パワーリザーブは41時間。






   ▼せっかくのシースルーバックなのに無粋なナイロンベルトのせいで捲らないと見えないのが残念。






   ▼文字盤もインデックスも全部黒くて明るい場所では目立たないが、暗闇ではルミブライトのおかげではっきり見える。




   黒ずくめの外観が凄くクールで一目で気に入ったのだが、時刻を合わせようと思って竜頭を引っ張ったら、






▼なんと巻き芯ごと引っこ抜けてしまった。


   明らかに初期不良である。メーカーでも店でも出荷前にチェックするチャンスはいくらでもあったはずなのにこの有り様。大丈夫か?セイコーさん。




すぐに店にメールを送ったがまだ返信はない。

2019年8月10日土曜日

帝王鮪


セイコー
プロスペックス
マリンマスター
プロフェッショナル
SBDX013


SEIKO
PROSPEX
MARINEMASTER
PROFESSIONAL
SBDX013



  とうとう買ってしまった。セイコーの1000m防水のダイバーズウォッチ「SBDX013」。2015年8月の発売で今でも生産されているが、定価だと¥35万+消費税。でも中古だったので大分お買い得だった。

   セイコーのダイバーズで外胴プロテクターが付いたタイプは「ツナ缶」(Tuna-Can)というニックネームで呼ばれているが、その中でも1000m防水のモデルは一部で「エンペラー・ツナ」(Emperor  Tuna)などと言われているらしい。

   1000m防水がどれだけ凄いか書くと、まずフリーダイビングの最大潜水深度が、オーストリアのハーバート・ニッチ(Herbert  Nitsch)の打ち立てた記録で214m。スクーバダイビングではエジプトのアフメド・ガマル・ガブル(Ahmed Gamar Gabr)が332mまで潜っている。飽和潜水だとフランスのハイドラ(HYDRA)計画で1988年に出した記録が534mで、これが今のところ生身の人類による最深記録なのだ。つまり、1000mは人間が生きて無事に帰って来れる深さを超えているわけだ。
   海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦の最大潜航深度については公開されていないが、推定で700~900mと言われているから、この時計は軍用の潜水艦をも凌ぐ無駄な素晴らしい性能を持っていると言える。



   ▼この時計に裏蓋は存在しない。防水性を高める為にケースがワンピース構造になっている。


   ケースはチタン製。風防はサファイアクリスタル。プロテクターはセラミックで出来ている。ベルトはシリコーン樹脂製。

   回転ベゼルの直径は約43mm、プロテクターの直径は約52mm、全体の厚みが約19mmとかなり大きいが、チタン製のケースのおかげで思ったよりは軽い(それでも約158g)。

  ムーブメントは26石の「8L35」。8振動/秒で精度は+15~-10秒/日。パワーリザーブは約50時間。



     ▼明るい蓄光塗料「ルミブライト」のおかげで光が届かない深海でも視認性が高い。


 


      まあ、ダイビングをしない自分にとってはまさに宝の持ち腐れなわけだが。


2019年8月2日金曜日

甚平鮫と相撲


セイコー
プロスペックス
SPB055J
「ジンベイ」


SEIKO
PROSPEX
SPB055J
`ZIMBE´




     2017年にタイ王国限定で1639本発売されたセイコーの自動巻きダイバーズウォッチ。アマゾンではプレミア価格で¥20万で売っているが、それより大分手頃な価格で手に入れる事が出来た。

   このタイプは海外では「スモー」(SUMO)の愛称で知られているデザインだが、何で相撲なのかは分からない。そもそもこれが何で1639本という中途半端な生産数なのかも、どうしてジンベイなのかも分からないし、色々と謎の多いモデルである。

    この「SPB055J」が普通のスモーと色以外で違う所は、風防がサファイアクリスタルになっている点(2019年に発売されているモデルからはサファイアになっているが)と、その風防にマグニファイドレンズが着いている点(タイ限定モデルには他にも着いているモデルがある)くらいだろうか。

     ムーブメントは「6R15」で、2019年以降のモデルに搭載されている「6R35」と比較すると、精度やパワーリザーブ等で劣っているのは仕方がないだろう。




   回転ベゼルの直径は表面側の方が大きくなっている。





      裏蓋にはシリアルナンバーと、下手くそなジンベイザメの絵がエッチングされている。


   とにかくタイでは毎年のようにセイコーの限定モデルが発売されているようで、羨ましい限りである。


  

2019年7月21日日曜日

ファーストダイバー


セイコー
プロスペックス
ダイバースキューバ
ヒストリカルコレクション
ファーストダイバーズウォッチ
現代版デザインシリーズ
「SBDC085」


SEIKO
PROSPEX
SBDC085
Histrical  Collection
Automatic Diver  200m
Domestic  first Divers
Modern  Design




    7月19日にセイコーから発売された自動巻きのダイバーズウォッチ。1965年(昭和40年)に発売された国産初のダイバーズウォッチ「62MAS-010」をオマージュしたデザインになっている。

   もちろん性能は当時よりも進歩している。中身は5振動17石の「6217」から6振動23石の「6R15」になり、風防は有機ガラスから内面無反射コーティングされたサファイアに、防水は150mから200mになった。



   ケースを横から見るとダイバーズウォッチにしては薄く見える。実際は14mm程あり、モンスターの約13mmより厚い。ケースの側面を薄く仕上げた事で目の錯覚により全体が薄く見えるのだろう。この時計にはダイバーズウォッチの武骨さが全く感じられない。

   分針の蛍光色がちょっと安っぽく見えて残念だが、その辺りは人それぞれの好みだと思う。

2019年7月15日月曜日

トランスオーシャン


セイコー
プロスペックス
ダイバースキューバ
トランスオーシャン
SBEC002


SEIKO
PROSPEX
DIVER SCUBA
TRANS OCEAN
SBEC002


   新たに購入したセイコーの自動巻きの腕時計。2016年の7月8日に発売された製品で、ちょっと高めだったので迷っていたのだが、偶然定価の半額以下になっているのを見つけてしまった。未使用ではあるが、店頭に陳列されていたいわゆる新古品らしい。自分はなんて買い物上手なんだろう。


    ムーブメントは34石の「8R49」で、2011年頃発売された「アナンタ」のクロノグラフと同じである。自分が持っているクロノグラフは「プレザージュ」の「8R48」2本だけなので、「8R49」は初めてなのだが、48と49で中身がどう違うのかは知らない。

   ケースやベルトはステンレス製で、ダイヤシールドという表面処理がされていて硬度が増しているらしい。回転ベゼルはセラミック製。風防はサファイアクリスタル製。200m防水。

   ベルトのバックルは自分の持っている他のプロスペックスとはデザインが違っている。


裏蓋はいかにもプロスペックスという感じ。


    ベゼルの直径は45mm位で、ベゼルから裏蓋までの厚みは16.5mm程もある。


   自動巻きでクロノグラフでダイバーズだから仕方ないといえばそれまでだが、知らないで買った人はそのゴツさにびっくりするかも知れない。

   重量に至っては242gもある。せめてケースやベルトをチタン製にすれはもっと軽く出来たんだろうけど、そうすると値段が高くなるだろうしねえ。


2019年6月15日土曜日

四代目の怪物


セイコー
プロスペックス
SBDY037


SEIKO
PROSPEX
SBDY037


  今年(2019年)の5月24日に発売されたセイコー・モンスターの4thジェネレーションに位置付けられる自動巻きのダイバーズウォッチ。

  ムーブメントは2ndと同じ「4R36」に戻っているので、曜日の表示も復活している。

   それにともない、風防のマグニファイドレンズが大型化している。

   それ以外は、せいぜい文字盤のデザインが変更されたくらいだろう、と思いきや、実際はベゼル、ケース、裏蓋、ベルト、竜頭、針などほとんど全部のデザインがリニューアルされている。自動車でいうと、フォルクスワーゲンのビートルとニュービートルの違いくらいあるかも知れない。新型はより洗練され、すっきりした形状になっている。



ケースを側面から見たところ。


   ケースから回転ベゼルにかけてがオーバーハングになっていて、全体が逆円錐台形になっている。旧型では円筒形だった。





ルミブライト。


   この腕時計に限らず、セイコーのダイバーズウォッチの夜光はとても明るくて見やすい。




   セイコー・モンスターの1stモデルが発売されてから今年で23年。ケースまで含めたリデザインは初めての事である。今後この新型が定番となっていくのだろうか。

2019年5月31日金曜日

また白い琺瑯


セイコー
プレザージュ
SARW005


SEIKO
PRESAGE
SARW005


  2013年に「SARX011」と同時に500本限定で発売された琺瑯ダイヤルの腕時計。ちょっと前から探していたのだが、ヤフオクに状態の良い中古が出品されていたので早速落札させてもらった。

   自分の知ってる限り、プレザージュの白い琺瑯のダイヤルでムーブメントに「6R27」キャリバーを使っている製品は、この「SARW005」を含めて今まで4機種発売されている。

まず、2013年に発売されたこのSARW005。

次は2014年の量産機種「SARW011」で、005との違いは、ムーブメントが「6R27A」から「6R27B」になった事と、インデックスや針の色が変わった事。

3番目は2017年発売の「SARW035」でこの機種で大幅な改良が加えられている。文字盤の琺瑯の色がより白くなり、風防がカーブドサファイアからデュアルカーブドサファイアになり、それに合わせて針の先端が曲げられ、裏蓋のガラスもサファイアになり、竜頭の形も変わっている。ただ中身は011と同じ「6R27B」だった。

  そして今年2019年の6月に発売される300本限定の「SARW051」。
   針やインデックスの色以外は035とほとんど変わらないが、中身が「6R27C」になっているらしい。

   デザインも機能も大して変わらないこれら4機種の中で、自分はこの「SARW005」が1番欲しかった。それは何故か?



   文字盤のXIIのインデックスが赤いから。

ただそれだけだと思う。

2019年5月21日火曜日

帰ってきた白い琺瑯


セイコー
プレザージュ
「SARX011」


SEIKO
PRESAGE
SARX011


  2013年1月にセイコーの腕時計100周年を記念して発売された500本限定の琺瑯文字盤モデル。

  その後の2014年1月に発売された量産品「SARX019」や、2017年9月に出た改良モデル「SARX049」等とのデザイン上の主な違いは文字盤の「XII」が赤い事くらい。

   割と状態の良い中古品がヤフオクに出品されていたので、試しに入札してみたら他に競合者はなく、簡単に落札してしまった。

   余程の物好きでなければ新しいモデルを買った方が良いのだが、自分は物好きだからしょうがない。

    裏蓋には一応「Limited Edition」の文字とシリアルナンバーがレーザー刻印されている。

   セイコーでは今年も琺瑯文字盤のモデルを発売する。

    6月8日に発売される銀座限定モデル「SARW051」は、2017年に発売された「SARW035」の文字盤の「XII」部分が緑色になったもので、300本限定らしい。銀座の6店舗でしか販売されないらしいが、予約受付はもう昨日から始まっているから、すでに売り切れている可能性もある。自分にとってはわざわざ銀座まで買いに行く程の物ではないので、とりあえず今回はパス。

  7月には新ムーブメントの「6L35」を搭載した「SARA017」が発売される予定。インデックスが自分も持っているクロノグラフの「SARK001」と同じようなアラビア数字で魅力的なのだが、価格が高すぎるのが悩みどころ。多分こちらは限定品ではないはずなので、急いで買わなくても良いだろう。

2019年4月18日木曜日

続・白い琺瑯


セイコー
プレザージュ
SARK001


 SEIKO
PRESAGE
SARK001




「また買ったの!?」

「いや、琺瑯ダイヤルは飲み物だから。

「ちょっと何言ってるか分かんないんだけど。」




   セイコーから2016年の9月に1000本限定で販売された「プレザージュSARK001」の未使用品がヤフオクに出品されていた。試しに入札してみたら幸運にも最低落札価格で手に入れる事が出来た。




届いた製品は桐の箱に入っていた。





  この前買った「SARK013」との比較。
     左の「001」はインデックスがアラビア数字だが、右の「013」はローマ数字になっている。あと、短針や30分計、12時間計の針の形状が違う。それから「001」の文字盤には「PRESAGE」の文字が無い。





裏側。
    「001」はローターの色が金色。裏蓋周辺には「Limited  Edition」の文字が入るなど、微妙に違っている。




竜頭。
   左の「001」の方はいわゆる「蛇S」のマークが浮き彫りになっている。





   あとはほとんど同じと考えて良いと思う。でもこれ、前から欲しかったんだよね。状態が良くて安いやつが出てくるのをずっと待っていたわけで。いや~待った甲斐があったよ本当。