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2025年6月26日木曜日

白花沈丁花の果実



シロバナジンチョウゲ
Daphne odora f. alba

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。雌性両全性異株。



▲2023年1月にコメリで買った白い花が咲く沈丁花の鉢植えにひとつだけ実が生っていた。沈丁花は滅多に結実しないので、もしかしたらこれは大発見かも知れない。ホームセンターで普通に売っているこの品種を買ってくれば、沈丁花の実が誰でも見れる可能性がある。





▲2019年11月にコメリで買ったゴシキヒイラギ(五色柊)にもいつの間にか実が生っていた。今年の実はふたつだけ。人工授粉とかはしてないので、自然受粉によるものだろう。そう言えば、昨年の花の時期にオオハナアブがヒイラギの花に訪れていた。






▲盆栽のクチナシに今年も花が咲いた。たしかこれもコメリで買った株。この花が咲くと、もう1年の半分が過ぎたんだなあと思う。











2025年5月15日木曜日

熊谷草




クマガイソウ
Cypripedium japonicum

ラン科アツモリソウ属の多年草。日本固有種。



▲米沢市の田沢コミュニティセンターの南側で露地栽培されているクマガイソウを見てきた。昨日訪れた時はもう少しで咲きそうな状態だったのだが、今日行ってみたら2〜3輪咲いていた。元々ここのクマガイソウは、1997年に白布熱帯植物園が閉園になった時に30株を譲り受けて移植したものらしい。今では200株位に増えている。




▲クマガイソウの花。毎年開花を楽しみにしているのだが、いつも時季を逃してしまう。花が咲いているのを見たのは今年が初めて。田沢コミュニティセンターのクマガイソウは今日から一般公開で、5月18日(日)の10時からは第12回クマガイソウまつりが開催され、無料で山菜汁が振る舞われる(限定100食)。






▲同所に咲いているシラネアオイ(Glaucidium palmatum)。キンポウゲ科シラネアオイ属。日本固有種で1属1種。







▲キバナイカリソウ(Epimedium koreanum)。メギ科イカリソウ属。









▲ナニワズ(Daphne jezoensis)。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属。花の色合いが淡くて、オニシバリとの中間的な印象の株。









2025年4月10日木曜日

沈丁花色々

 

ジンチョウゲ
Daphne odora 

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。雌性両全性異株。中国原産と云われているが自生地は不明。



▲「実なり沈丁花」が今年は1番目に開花した。2022年1月に福島県只見市の富士園芸さんから入手した株。両性株で実際に実が生る。







▲「信濃錦」の花。新潟で作出された葉に中斑が入る園芸品種。かつては「三光中斑」と呼ばれていた。2021年10月に横浜の「ペットエコ&ザ・ガーデン楽天市場店」さんから入手。







▲「パフュームプリンセス」。通常より花が大きい園芸品種。  ジンチョウゲの未登録園芸品種「グレース・スチュワート」(D. odora ‘Grace Stewart’)と、ヒマラヤ原産の「 ダフネ・ボルア」(D. bholua )の種間交配種。ニュージーランドのマーク・ジュリー氏(Mark  Jury)によって2004年に交配され、2010年に選抜された。登録と発売は2015年。 2023年1月に地元のコメリさんで入手。







▲「沈丁花(赤)」。斑入りのジンチョウゲ。一般に販売されているジンチョウゲのほとんどはこれ。2023年1月に地元のコメリさんで買った株。





▲「前島なごり雪」。白花で葉が斑入りの品種。黄覆輪の名品「前島」から改良された園芸種で、登録名は「前島 立石 白」。2021年12月にタキイ種苗さんから取り寄せた時にはかなり小さい苗だったが、だいぶ成長してきた。






▲「沈丁花(白)」。白花で葉に斑が入らない品種。2023年1月に地元のコメリさんで買った株。やっと1輪目が咲き始めたところ。








2024年3月5日火曜日

三光中斑

 

ジンチョウゲ
しなのにしき
「信濃錦」
Daphne odora ‘Shinano-Nishiki’

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。雌性両全性異株。中国原産と云われているが自生地は不明。「信濃錦」は新潟で作出された斑入りの園芸品種。かつては「三光中斑」と呼ばれていた。


▲2021年10月に横浜市の「ペットエコ&ザガーデン楽天市場店」(有限会社ヨネヤマプランテイション)さんから取り寄せた沈丁花「信濃錦」が今年も開花した。葉っぱの斑の入り方が独特で花が咲いていない時季でも美しい。







▲花の大きさや形、香りは普通の沈丁花と変わらないと思う。でもこれで良いのだ。










2024年1月20日土曜日

前島立石白

 

ジンチョウゲ
「前島なごり雪 」

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



  ▲一昨年12月にタキイさんから取り寄せたジンチョウゲの園芸品種「前島なごり雪」が今年も開花して良い香りを放っている。黄覆輪の名品「前島」から改良された白花で覆輪葉の品種で、登録名は「前島立石白」。我が家に届いた時はあまりにも小さな株で無事に育つかどうか心配だったが、案外丈夫な品種だったようだ。








2023年4月29日土曜日

沈丁花の果実

 


ジンチョウゲ
Daphne odora

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。正確な原産地は不明。



▲昨年1月に福島県只見町の富士園芸から取り寄せたジンチョウゲに今年も実が生った。昨年は1個だけだったが、今年は2個。一般にジンチョウゲは雌雄異株と云われているがこれは両性株で、おそらく一株でも結実すると思う。





2023年2月5日日曜日

香水王女

 


ジンチョウゲ
「パフュームプリンセス」
Daphne ×
‘Perfume Princess’ (Dapjur01)

   ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。ジンチョウゲの未登録園芸品種「グレース・スチュワート」(D. odora ‘Grace Stewart’)と D. bholua の種間交配種。ニュージーランドのマーク・ジュリー氏(Mark  Jury)によって2004年に交配され、2010年に選抜された。登録と発売は2015年。



▲1月30日に地元のコメリさんで買った沈丁花「パフュームプリンセス」が開花した。花(萼)の直径は3cm以上ある。香りは他の品種に比べると今のところ少し弱いような気がする。








   ▲左がパフュームプリンセスで右が1月4日に同じ店で買った斑入りの沈丁花。花の大きさは歴然と違う。交配親とされるダフネ・ボルア(Daphne bholua)はネパールから中国南部にかけて分布するジンチョウゲ属の原種で、木の高さが2~4m位になると云う。ネパールでは樹皮を製紙原料にするらしい。



















2023年2月4日土曜日

斑入り沈丁花も開花

 

ジンチョウゲ
Daphne odora

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



   ▲今年1月4日に地元のコメリで買ってきた斑入りの沈丁花が開花した。同じ日に買った白花の沈丁花と比べて1週間遅れの開花。香りは他の沈丁花と違わないと思う。















2023年1月30日月曜日

棒千歳蘭

 


サンセベリア・ボンセレンシス
Sansevieria Boncellensis
(Dracaena angolensisboncellensis’)

   キジカクシ科チトセラン属の常緑多年草。イギリス生まれの植物学教授、David John Mabberley による「Mabberley’s Plant-book」第4版(2017年)には、チトセラン属をドラセナ属に含めるとする学説が記載されている。



   ▲2017年に地元のコメリで買ってきたボンセレンシスに初めて花が咲いた。






  ▲白くて清楚な花。香りは全く感じられないが、もしかすると夜になったら香ってくるかも知れない。花の付け根の所に付いている水滴は、おそらく蟻を引き寄せて花を守ってもらう為の蜜だと思う。嘗めてみると仄かに甘い。








▲同時期に買った別の株にも蕾が付いている。








   ▲同じお店で今日買ってきた沈丁花の「パフューム・プリンセス」。通常の沈丁花より花が大きいらしい。開花したらまた投稿したい。








2023年1月27日金曜日

白花沈丁花も開花

 

ジンチョウゲ(白)
Daphne odora  f. alba

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



   ▲今年1月4日に地元のコメリで買ってきた白花のジンチョウゲが開花した。香りは他のジンチョウゲと多分変わらないと思う。一緒に買った斑入りのジンチョウゲはまだ咲いていない。






2023年1月19日木曜日

信濃錦も開花

 

ジンチョウゲ
しなのにしき
「信濃錦」
Daphne odora ‘Shinano-Nishiki’

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。雌性両全性異株。中国原産と云われているが自生地は不明。「信濃錦」は新潟で作出された斑入りの園芸品種。かつては「三光中斑」と呼ばれていた。



▲2021年10月に横浜市の「ペットエコ&ザガーデン楽天市場店」(有限会社ヨネヤマプランテイション)さんから取り寄せた沈丁花「信濃錦」が今年も開花した。鉢植えを室内で育てているので、良い香りが部屋に充満している。








2023年1月13日金曜日

沈丁花の花

 


ジンチョウゲ
Daphne odora

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



  ▲昨年1月に福島県只見町の富士園芸さんから「実成 雌株」として入手して室内で育てている沈丁花の花が今年も咲き始めた。ただし、これは雌株ではなく両性株である。昨年は実が1つしかならなかったが、今年はどうだろうか。











2023年1月5日木曜日

沈丁花2株

 

ジンチョウゲ
Daphne odora

   ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。原産地は中国と云われているが野生株は見つかっていない。一般に実が生りにくいので雌雄異株とされているが、実際は雌雄同株の可能性が高い。(というのは個人的見解で、もし雌雄異株や雌性両全性異株であれば純粋な雌株がどこかに存在するはずだが、自分はそれをまだ見た事が無い為。) 身近な園芸植物でありながら実は謎だらけの植物。



▲昨日地元のコメリで買ったジンチョウゲ(赤)とジンチョウゲ(白)。ジンチョウゲは既に何株か家にあるのだが、4号鉢というちょうど良い大きさで花芽が沢山付いていて値段も手頃だったので買ってきた。生産者は埼玉県小川町の「有限会社伊勢根園芸」さん。ジンチョウゲ(赤)の方は葉に黄覆輪が入っているので「前島」という品種かも知れない。






2022年5月29日日曜日

沈丁花の実

 


ジンチョウゲ
Daphne odora

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



   ▲今年1月に福島県只見町の富士園芸さんから取り寄せた沈丁花に、橙色の実がひとつだけ生っていた。富士園芸さんによれば、この沈丁花は「実成 雌株」との事だったが、2月に咲いた花にはちゃんと雄蕊と花粉があったので、明らかに雌株ではなく両性株である。こうなると、本当に沈丁花に雌株が存在するのか疑わしくなってきた。かつては沈丁花は雌雄異株とされてきたが、もしかしたら本当は全て両性株で、その中で自家結実性が高い株が一般に雌株と呼ばれているのかも知れない。沈丁花の果実を見れただけでも嬉しいのだが、贅沢を言うと出来れば一度でいいから沈丁花の純粋な雌株を見てみたいものだと思う。










2022年3月14日月曜日

沈丁花の白花

 


沈丁花
「前島 なごり雪」



▲昨年12月にタキイネット通販から届いたジンチョウゲの園芸品種「前島なごり雪」が開花した。黄覆輪の名品「前島」から改良された白花種で、登録名は「前島 立石 白」。花芽が出来てから挿し木にしたようで、地上から直接花が咲いたみたいになっている。ジンチョウゲ(Daphne odora)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。













2022年2月15日火曜日

信濃錦の花

 

沈丁花
「信濃錦」
Daphne odora “Shinano-nishiki”


     ▲昨年10月に横浜市のペットエコ&ザ・ガーデンさんから取り寄せた斑入りのジンチョウゲ「信濃錦」の花が咲き始めた。柑橘類の花のような良い香りがする。先日から咲いている雌株と掛け合わせて、ちゃんと実がなるか試してみたいと思っているが、はたして上手くいくかどうか。









2022年2月12日土曜日

難波津

 

ナニワズ
「弥彦錦」



  ▲去年10月に新潟市の片岡笑幸園「悠々の森」さんから取り寄せた「弥彦錦」が開花した。販売名はナツボウズ(オニシバリ)となっていたが、花の色や蕚裂片と蕚筒のバランスから考えるとナニワズが正しいと思う。もっとも古い図鑑を見るとナニワズはオニシバリの亜種として扱われている場合もあるので、一概に間違いとも言えないが。花にはほんのりと甘い香りがあるが、かなり弱い。


    ナニワズ(Daphne jezoensis)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉灌木。日本では北海道から本州の日本海側に分布する。

   オニシバリ(Daphne pseudomezereum)もジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉灌木。日本では本州太平洋側と西部、四国、九州まで分布。







2022年2月11日金曜日

沈丁花

 



ジンチョウゲ
Daphne odora

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。



  ▲今年1月に福島県只見町の「富士園芸」さんからアオキ等と一緒に取り寄せたジンチョウゲに1輪目の花が咲いた。







    ▲一般にジンチョウゲは雌雄異株で、日本にあるのはほとんどが雄株なので結実しないと云われている。でも富士園芸さんによるとこの株は珍しい雌株で実が生るとのこと。一見普通のジンチョウゲの花に見えるので、まだ信じきれていない。
ただ、実はジンチョウゲは雌雄異株ではなく、両性株と雌株が存在する雌性両全異株(Hermaphrodite)と呼ぶのが正しいらしい。  本当は両性株なのに、雄株だから結実しないと思われていたのは、自家不和合性が強く自分の花粉が雌蕊に付着すると受粉が妨げられるからで、花粉を自分で作れない雌株の方が結実しやすいのもその為ではないかと思われている。
  それから、種子を播いて育てた株は全て雌株になるという説がある。それでは両性株はどうやって生まれるのだろう?
    あと、ジンチョウゲは中国南部原産と云われているが、自然の自生地はまだ発見されていないらしい。もしかしたら雑種起源では、という説もあるとかないとか。






2021年12月10日金曜日

前島なごり雪

 

沈丁花
「前島 なごり雪」



  ▲タキイネット通販に注文していたジンチョウゲの園芸品種「前島なごり雪」が届いた。黄覆輪の名品「前島」から改良された白花種で、登録名は「前島 立石 白」。まだ種苗登録出願中の新しい品種だそうだ。届いた株は、一応花芽が付いているものの、あまりにも小さな苗で、想像していたのとはだいぶ違っていた。もっともこの大きさで花が咲くのなら、それはそれで面白いとは思うけど。











2021年11月2日火曜日

弥彦錦

 


ナツボウズ(オニシバリ)
「弥彦錦」






ナツボウズ(オニシバリ)
「三光斑」


    オニシバリはジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉灌木。夏に落葉するのでナツボウズとも呼ばれる。

   先日、新潟市の片岡笑幸園「悠々の森」さんからナツボウズの斑入りの品種を2種類取り寄せてみた。ナツボウズはジンチョウゲ属なので、「黄花沈丁花」と言う名でよく販売されている。ただ、それらがオニシバリ(Daphne pseudomezereum)なのか、あるいはナニワズ(D.jezoensis)なのか分からないので、花が咲いたら検証してみたいと思う。








   ▲おまけで頂いた「斑入りヒメギボウシ」。片岡さん、ありがとうございます。