2025年8月21日木曜日

霜降天蛾

 



シモフリスズメ
Psilogramma  increta

鱗翅目スズメガ科Psilogramma属。幼虫は広食性で多様な植物の葉を食べる。年1~2化で蛹態越冬。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したシモフリスズメ。2年ぶりの再会。前翅長が優に50mmを超える巨大さで遠くからでもよく目立つ。おそらく雌だろう。家の壁にとまっているのを見て大きさにちょっとびっくりした。幼虫がモクレン科の植物しか食べないエゾシモフリスズメに比べて、食性が広いのに滅多にお目にかかれないのは何故だろうか。








▲ヒメサザナミスズメDolbina exacta)。幼虫はモクセイ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。年2~3化と云われている。よく似たサザナミスズメとは腹部下面の模様で見分けられる。スズメガ科。






▲クビグロクチバ(Lygephila maxima)。幼虫はイネ科やカヤツリグサ科の草本を食べる。年1化で幼虫越冬。ヤガ科。





▲シロスジトモエMetopta rectifasciata)の雌。幼虫はシオデ属の葉を食べる。年2化。トモエガ科トモエガ亜科。
 






▲シロヒトリ(Chionarctia nivea)。上が雌で下が雄。幼虫はタデ科やタンポポ、オオバコ等の草本の葉を食べる。年1化。幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲ウスイロギンモンシャチホコSpatalia doerriesi)の雌。幼虫はコナラ属木本の葉を食べる。年2化。蛹態越冬。シャチホコガ科。






▲モントガリバ(Thyatira batis batis)。幼虫はキイチゴ属の葉を食べる。年2〜3化で、蛹で越冬する。カギバガ科。






▲リンゴツノエダシャクPhthonosema tendinosarium)の雄。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。






▲コカマキリ(Statilia maculata maculata)の雌。蟷螂目カマキリ科






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