2024年8月31日土曜日

大鍬形の死

 


オオクワガタ(♀)
Dorcus hopei binodulosus

鞘翅目クワガタムシ科オオクワガタ属。



▲一昨年の7月20日に近所の街灯下で見付けたオオクワガタの雌。あれから2年と12日の今日、飼育ケースの中でお亡くなりになっているのを確認した。ついこの間までは元気そうに見えたのに、まさかこんな急に逝ってしまわれるなんて思いもしなかった。初めて出会った時に羽化からどのくらい経っていたのかは分からないが、そろそろ寿命だったのかも知れない。このオオクワガタは飼育下で7匹の子供を残してくれた。実際はもっと沢山産卵していたはずだが、何らかの栄養素が不足していたようで、自分で産んだ卵や幼虫を食べてしまったのだ。一応高タンパクゼリーを与えていたのだが、それだけではなく生肉でも食べさせてあげれば良かったのかも知れない。それにしても小さな身体で今までよく頑張ってくれたなあと思う。自分の孫が大人になるまで生きている昆虫ってそうはいないだろう。このオオクワガタに出会えなければ、昆虫を卵から成虫まで育ててみようとは思わなかっただろう。本当にどうもありがとうね。









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