飛庄
飛龍型α仕様
▲山形市桧町の飛塚製鋏所からまた剪定鋏を取り寄せた。今度は飛龍型α(ひりゅうがたアルファ)という製品だ。
▲飛庄の新たなフラッグシップとも言えるこの鋏、一見すると青森の林檎の枝を剪定する鋏と同じ形状をしているが、
▲実は切刃と受刃の間に隙間があって、それでも枝が切れるという不思議な鋏なのだ。刃と刃が接触しない事で開閉時の抵抗が無く、長時間の作業が楽になるというメリットがある反面、ティッシュペーパーや布や糸、それからビニール等は切る事が出来ない。枝の剪定に特化した鋏として作られている。
▲切刃の平に刻まれた「飛龍」の切銘が格好いい。
▲裏返すと、カシメを留めるナットが無く、混み合った枝の間に刃を入れる際にあまり引っ掛からないようになっている。また、それに伴い弛み防止の為にボルトが逆ネジになっている。
▲以前からあった飛龍型の通常仕様(右側)との比較。実は柄の足先の形状が違うだけだが、この微妙な改良は、作業中に鋏が手から滑り落ちたりするのを防ぐ為だと思われる。長さは共に190mm。
飛庄の4月7日のインスタグラムでは、飛龍型の通常仕様は在庫が無く、α仕様の方は僅かに在庫があると書いてあったが、現在の状況は分からないので、欲しい人はあらかじめ問い合わせてみた方が良いだろう。
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