2021年3月31日水曜日

黄砂?

 

   車のフロントガラスに黄砂が付着していた。



    黄砂は中国奥地のタクラマカン沙漠やゴビ沙漠、黄土高原などからはるばるやって来るという。黄砂にはカルシウムが含まれていて、日本の火山灰土壌の酸性を中和し、農作物が育ちやすい環境を作るのに貢献しているという説もある。この時期は杉花粉も飛散しているのでそれと紛らわしいが、杉花粉はもっと緑がかっているので見分けがつく。

    にしても、車や洗濯物が汚れるのは勘弁してほしいな、と思う。


2021年3月28日日曜日

白猫

 


    山形市在住の蔵王高湯系こけし工人、梅木直美さんの創作こけし、「しろねここけし」



       ▲直美さんのお姉さん、北村陽子さんが代表を務めている東根市の北村果樹園から取り寄せた。

     全身真っ白で、飾り気の無いシンプルでモダンなデザイン。鼻がハート形になっている。高さは11.5cm。






  ▲ 後ろにはしっぽだけ。

     届いたこけしに添えられていた直美さん直筆の手紙によると、自分がお買い上げ一番乗りだったらしい。







    ▲底面にはいつも通り直美さんのサインと猫の足跡。

足跡が山吹色なのは初めてかも。

これで我が家の猫こけしは(多分)26匹目。









2021年3月25日木曜日

丸葉金縷梅

 

マルバマンサク

Hamamelis japonica  var. discolor f. obtusata



マンサク科マンサク属の落葉小喬木。


    母が生前庭に植えたマンサクが今年も開花した。いつもは彼岸の頃に咲き始めるのだが、今年は雪融けが遅かったせいか、彼岸が終わってからの開花になった。

母が死んでから今年でもう10年になる。



2021年3月24日水曜日

クリロー満開

 

 クリスマスローズの鉢植えを屋外に運び出した。



     まだ残雪があるものの、もう極端に寒い日は来ないだろうと思って、鉢植えを表に出してみた。

    今日の最高気温は17.1℃。昼間はシャツ1枚で過ごす事が出来た。

2021年3月22日月曜日

鯉全滅

 

池の鯉が全滅した。


    山の雑木林が伐採されて、水源が重機で滅茶苦茶にされていまい、山から水が来なくなったのが原因。 雑木林の伐採が始まってから、何度も山に足を運んで水路の修復をしていたのだが、重機で荒らされた水路を手作業で修復するのには限界があった。それでも雪が降る前までは、何とか水の供給が維持出来ていたのだが、雪が積もり始めた途端にばったり止まってしまった。鯉を飼い始めたのは5年前で、はじめはひと夏持てばいいかと気軽な気持ちで飼い始めたのだが、ちゃんと冬越ししてくれたので、毎年1匹ずつ買い足していた。大きいものは60cm位になり、池で生まれた稚魚も20cm位に成長していたので非常に残念だ。考えてみれば、今まで生きてきて努力が報われた事なんて一度もないような気がする。









2021年3月20日土曜日

和蘭陀躑躅

 

アザレア
ロザリー
Rhododendron  “Rosalie”



    ▲ 2018年の11月に米沢のムサシで購入したアザレアの「ロザリー」が、今年も咲き始めた。
    ロザリーはオランダで交配されたツツジ科ツツジ属の園芸品種。




▲ロザリーの花は普段一重だが、時々半八重になる事もある。写真の花は雄蕊のひとつが花弁に変化している。



   今日の18時09分頃、宮城県沖を震源とする結構大きな地震があった。当初地震の規模はマグニチュード7.2、震源の深さ60kmと発表されたが、後にマグニチュードは6.9に、震源の深さは59kmに修正された。こちらは全く被害が無かったが、今年2月13日の福島県沖を震源とする地震に次ぐ大きな揺れにビックリした。ちなみに2月13日のマグニチュードは7.3、震源の深さは55kmだった。プレートの境界面より少し深い所で何かが起こっているようだ。





2021年3月16日火曜日

無地牛

 

野沢民芸
無地べこ



   ▲ 福島県西会津町の野沢民芸品製作企業組合の新製品「無地べこ」を野沢民芸のオンラインショップで購入した。



▲カラーバリエーションは白と赤の2種類。







    ▲そのまま飾っても良いし、絵付けの素材にしても良い。自分はもったいないからそのままにしておくつもりだが、もし絵付けして自分オリジナルの赤べこを作りたくなったら、また同じ物を取り寄せれば良い。





    ▲ちょっとシュールでキュートでプリチーなふたり。野沢民芸の赤べこは、胴体が少し角張っているので、色んな置き方が出来る。




  ▲ 白い方は以前、長野県須坂市の「Take Product」で販売されていた「白べこ」とほとんど同じだが、あちらがおなかに T のスタンプが押してあったのに対して、こちらは起き上がり小法師のシールが貼ってあるのが違う。



   近々野沢民芸では、カラフルべこのカラーをリニューアルするらしい。乞う御期待!







2021年3月15日月曜日

土佐壺屋の剪定鋏

 


土佐壺屋
A型剪定鋏  180mm



▲ヤフオクで落札した土佐壺屋のA型剪定鋏180mm。未使用だが長期倉庫保管品との事だった。出品者は高知県の方。






    「土佐壺屋」は高知県香美市の打刃物専門店。






▲受刃には「特製」の刻印。






▲ヤフオクの画像でははっきり分からなかったが、思った通り鑞付けの鋏だった。







▲この鋏、昨年10月に入手した「宗寛」の鋏とまるっきり同じ形をしている。おそらく製造元は、山形市円応寺町の山形丸清印、工藤製鋏所だと思われる。ただ、製造元の刻印が打たれた鑞付けの鋏がなかなか出て来ないので、まだ絶対とは言えない。自分が持っている丸清印の鑞付けは、今のところ200mmの1挺だけで、180mmは写真さえ見た事がない。






















2021年3月14日日曜日

ちょっと昔の赤べこ

 

ちょっと古い赤べこをメルカリで手に入れた。



     ▲製造は福島県西会津町の「野沢民芸品製作企業組合」。




▲今の製品とは微妙に雰囲気が違うような気がする。






    昨年の年末に買ったもっと古そうな赤べこや、最近の赤べこと比べてみる。


   ▲奥が以前買った古い赤べこ。真ん中が今回買ったちょっと古そうなやつ、手前が最近の製品。古いのふたつは同じ型を使っていて、新しいのより胴体の幅が狭く、体高が高くて少しスリムな体形をしている。







▲箱のデザインの変遷。右が一番新しい製品。


    本当は箱に入っている「赤べこの由来」を書いた紙も比較してみたかったけど、出品した人が入れ忘れてしまったらしく、今回は入手出来なかった。残念!







2021年3月13日土曜日

玉入れえじこ

 

   蔵王高湯系のこけし工人、梅木直美さん玉入れえじこ



     メルカリで梅木直美さんの「玉入れえじこ」を入手した。




    赤ちゃんの胴体が球状になっていて、えじこの中でぐりんぐりん回るのが面白い。





  えじこの入口より胴体の方が大きいので、赤ちゃんを抜き出す事は出来ない。







でもどうやって中に入れたんだろう?







「玉入れえじこ」は宮城県白石市の弥治郎地区が発祥らしい。







    山形県鶴岡市の郷土玩具「いづめこ人形」のこけし版とも言える。






    このえじこは、福島市の土湯温泉で昨年開催された「美轆展」で限定販売された、30工人セットの為に製作されたものだと思われる。ただ、木地の製作は、直美さん本人の手によるものではないかも知れない。




      ▲高さ約10cm、幅約7cmで、ちょうど手のひらに乗る大きさ。何故か自分はこのくらいのサイズの物に強く惹かれてしまう。










2021年3月12日金曜日

主食にプリン

 

杜の菓工房の

みるくプリン
濃厚プレーン



   
    昨日、近所のヤマザワで買ってきた、仙台市の洋菓子店「杜の菓工房」の濃厚なプリン。

   山形市の「株式会社サンコー食品」が製造する「おいしいサンコー牛乳」が使用されている。

    杜の菓工房の運営会社は、宮城県利府町の「株式会社P&Cファクトリー」。

   

ごちそうさまでした。


2021年3月11日木曜日

あれから10年


 
玄関の外で蝶の蛹を見つけた。



おそらくスジグロシロチョウの蛹だと思う。
もうじき春だから、あと少しの辛抱だよ。早く蝶になれるといいね。とか思って撮影してみたのだが、写真をよく見ると脇腹に孔があいている。どうやら何かの寄生虫にやられたようだ。




    今日で東日本大震災からちょうど10年。マスコミは震災と原発事故の報道ばかり。政府はいまだに原発に依存しようとしているし、国民の過半数はその政府を支持しているし、何も変わっていない。何もかももううんざり。この話題には辟易しているのでこれ以上触れたくない。明日からはまたコロナの話題ばかりになるのだろう。いい加減にしろよ。






2021年3月10日水曜日

蟹達

 

    バンダイからガシャポンの新製品として「いきもの大図鑑」シリーズの「かに」が発売された。

ラインナップはこちらの4種類▼


▲①ノコギリガザミ  ②メガネカラッパ  ③トラフカラッパ  ④スベスベマンジュウガニ




ノコギリガザミ


アカテノコギリガザミ
Scylla olivacea

ワタリガニ科ノコギリガザミ属。
   大きいもので甲幅20cmくらいになる。このフィギュアは6.5cmくらいなので、実物の1/3くらいのスケール。





    ▲ 日本のノコギリガザミの仲間は近年3種類に分けられているが、このフィギュアの色彩はアカテノコギリガザミを再現しているようだ。





▲本物でこんなことをやったら大変な事に。




メガネカラッパ


メガネカラッパ
Calappa  philargius

カラッパ科カラッパ属。
水深15~100mの砂礫底に住む。




▲モビルアーマーからモビルスーツに変形する。





トラフカラッパ


トラフカラッパ
Calappa lophos 

カラッパ科カラッパ属。
東京湾以南の深さ30~200mの砂底に棲息。





   ▲これも変形する。メガネカラッパとどこが違うんだろう?




というわけでくらべてみた。


▲甲羅の形と模様がちょっと違うみたい。



   あと、トラフカラッパは昨年の6月にも販売されているので、それともくらべてみた。


▲甲羅のグラデーションがちょっと違う。






▲第三顎脚の形がよりリアルになっている。





スベスベマンジュウガニ


▲スベスベマンジュウガニ
Atergatis floridus 
オウギガニ科マンジュウガニ属。
言わずと知れた毒蟹。間違って食べたら死ぬ。
本物の甲幅は5cmくらいだが、このフィギュアは6cmくらい。




    ▲ノコギリガザミとこのスベスベマンジュウガニは本物からサンプルを取って形状を忠実に再現している。






▲このままでも良くできていると思うけど、暇があったらリペイントして本物そっくりに仕上げてあげたい。




    バンダイのいきもの大図鑑シリーズ、今度はアゲハの幼虫が発売されるらしい。








2021年3月9日火曜日

端役達

 

ハヤカワ文庫 SF
ビット・プレイヤー
グレッグ・イーガン



2019年3月25日発行
株式会社 早川書房



    オーストラリア出身のSF作家、グレッグ・イーガン(Greg Egan)の短篇集。
収録作は以下の6篇。


「七色覚」
“Seventh Sight” (2014)

「不気味の谷」
“Uncanny  Valley”  (2017)

「ビット・プレイヤー」
“Bit Players”  (2014)

「失われた大陸」
“Lost  Continent”  (2008)

「鰐乗り」
“Riding  the  Crocodile”  (2005)

「孤児惑星」
“Hot  Rock”  (2009)



    グレッグ・イーガンの作品の舞台設定は、かなり綿密な理論的裏付けがあり、しかも作品中でそのほとんどが具体的に説明されているので、その内容について精査しながら読み進めていこうとすると読了するまでに相当時間がかかってしまう。でもスマホの仕組みが解らなくてもスマホが使えるように、細かい点にこだわらずに読み進めてもじゅうぶん物語を楽しむ事が出来る。ただ、最近の作品をいきなり読むよりは、古い作品から読み始めた方が幾分理解しやすくなるとは思う。個人的にこの本の収録作の中で好きなのは最後の2作品、「鰐乗り」と「孤児惑星」だ。たとえ何回生まれ変わっても現実では成し得ないような未知の宇宙への大冒険を主人公と一緒に楽しませてもらった。


   ※グレッグ・イーガンは1961年、オーストリア生まれ。数学の理学士号を持つ。







2021年3月8日月曜日

振武玉が1番乗り



シンブギョク
振武玉 
Echinofossulocactus lloydii (Stenocactus lloydii



    サボテン科エキノフォスロカクタス属。
最近はステノカクタス属とされることが多い。
メキシコ原産。長い刺を持っていて、草原の枯草に擬態している。

    2017年9月に兵庫県のTさんの元からやって来た株。いつの間にか花が咲いていた。我が家のサボテンでは今年一番乗りの開花。






2021年3月6日土曜日

一心堂義近の剪定鋏

 

一心堂義近
A型剪定鋏  200mm  



  ▲最近メルカリで購入した「一心堂義近」のA型剪定鋏。

   「一心堂義近」は山形市三日町の「藤沢刃物店」の商標。






▲一心堂義近の刻印。







▲刃は鑞付け。






▲柄の内側が凹んでないので、製造元は多分「飛庄」こと「飛塚製鋏所」だと思われる。(その後の考察はこちら)



    実はヤフオクでも一心堂義近のA型230mmが出品されてて、一応入札していたのだが、うっかりしていて終了寸前で他の人に掠め取られてしまった。最近なんかそんな事ばっかり。まあボーっとしていた自分が悪いんだけど。