祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
ここは、原田城址
伊達家の重臣だった原田氏の居城跡である。現在は置賜公園の一角を成しており、近くに川西ダリヤ園がある。
夜中にこの場所を訪れてみた。目的は夜行性の生物の生態調査だったのだが、そこで見たのは、
キイロナメクジ
Limax flavus
柄眼目コウラナメクジ科Limax属
明治初期に日本で見られるようになったヨーロッパ原産の帰化種である。かつては日本中に棲息域を拡げていたが、戦後になってアメリカ経由で日本に入って来た同じヨーロッパ原産のチャコウラナメクジ(Ambigolimax valentianus)が勢力を拡大するにつれて数を減らし、今では一部の地域に細々と生き残っているだけだと言う。
明治初期に日本で見られるようになったヨーロッパ原産の帰化種である。かつては日本中に棲息域を拡げていたが、戦後になってアメリカ経由で日本に入って来た同じヨーロッパ原産のチャコウラナメクジ(Ambigolimax valentianus)が勢力を拡大するにつれて数を減らし、今では一部の地域に細々と生き残っているだけだと言う。
キイロナメクジが減少した真因は不明だが、外来ナメクジの世界にも栄枯盛衰があるのだから面白い。
奢れる人も久からず
ただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵におなじ
何分素人の同定なので間違っている可能性もある事をお断りしておく。ここではとりあえずキイロナメクジとしたが、もしかしたらノハラナメクジ(Derocerus larvae)かも知れない。それから、この前発見したマダラコウラナメクジも、改めて見返してみるとチャコウラナメクジのようにも見える。
今日はここまで。
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