SK362
Panzer Spähwagen
OSKAR
[40mm Lazer Gun type]
先日、「オスカル」が我が家にやって来た。オスカルと言っても「ベルばら」では非ず。
この「オスカル」は横山 宏(よこやま こう)氏が創造する架空世界のミニチュア・アート「マシーネンクリーガー」シリーズに出てくる無人ホバー偵察機である。
マシーネンクリーガーは「S.F.3.D オリジナル」というタイトルで1982年に「ホビージャパン」誌で発表された。当時模型ファン(モデラー)の間で注目を浴び、今は無き「日東科学」から発売されたプラモデルがヒット商品になったりもした。
1984年からは、名称をマシーネンクリーガーに変更して「モデルグラフィックス」誌上に連載。「ハセガワ」や「ウェーブ」等のメーカーから新たにプラモデルが発売され、2010年からは「Ma.K. in S.F.3.D」として再びホビージャパン誌で連載が始まって、それが現在も続いている。
今回、ウェーブから発売されたのはオスカルの初期型の1/20プラスチックモデルである。ボックスアートは横山氏本人の描き下ろし。パーツ構成はこうなっている。
成形色は黒っぽいグレーになっていて、これなら下塗りが省けて作業時間の短縮につながると思う。エッチングパーツも入っているが、機体の下側に使う物は正直要らないような気もする。完成してしまったらどうせ見えないんだし、パーツの数を減らしてもっと安くしてくれたらと思ってしまう。
オスカルのキットは2014年にも発売されているが、あの時のは「リニアガン」搭載型だった。今回のは「初期型」と言う事で「レーザーガン」が装備され、装甲の形状が一部変更されている。新規パーツは多分これだけである。
あとはデカールも新しくなり、
塗装見本のカードも新しいのが入っている。
それから、箱の裏のイラストも塗装の参考にできる。
実は前に買ったキットもまだ手を付けていない有り様なのに、新しいのを買ってどうするのかとも思う。きっといつかゆっくり模型作りが出来る日が来ると信じているが、その頃には今より老眼が進んでいて、細かい作業がきつくなっているのは明らかである。
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