セイコー
プレザージュ
SARW055
SEIKO
PRESAGE
SARW055
2020年6月にセイコーから発売された琺瑯ダイアルの腕時計。渡辺力氏のデザイン。白い文字盤に黒のバーインデックスの組み合わせはシンプルだが時刻を読み取り易い。バーの長さは文字盤の半径のちょうど3分の1で、この計算された絶妙なバランスが素晴らしいと思う。6時位置には日付が針で表示され、9時位置にはパワーリザーブインジケータがある。100m防水のケースはステンレス製で直径は約40mm、厚みは約12mm、ラグの幅は20mm。風防と裏蓋はサファイア。ネイビーブルーの馬皮製ベルトが軽快で爽やかな印象を与える。
ムーブメントは自動巻きの「6R27C」。29石の8振動/秒(4hz)。パワーリザーブは45時間。
またセイコーの琺琅ダイアルを買ってしまった。6R27Aを搭載した時計を既に持っているので、どうせ中身はたいして違わないのだから今回はスルーしようかとも思ったが、渡辺力氏のデザインの誘惑には勝てなかった。まるで圧力計のような、実用一辺倒のいかにも工業製品然としたデザインは毎日使う道具に相応しいものだと思う。美食家が「美味い料理はすぐ飽きる」とか言うのに通じる部分があるかも知れない。
4 件のコメント:
SARW055を検索して、こちらのブログに辿り着きました。
購入報告を書き綴られるシンプルなブログに久々に出会うことができ、楽しく読ませて頂きました。
１つ質問させて頂きたいのですが、過去の投稿からSARW005もお持ちかと思います。
SARW005と比較し、SARW055はカタログスペック上は多少のダウンサイジングが図られていますが、
その違いを実感できるものでしょうか？
当方、SARW011を所持しているのですが、ケース径と厚みに多少の難を感じており、
SARW055で多少改善されているのであれば購入しようと考えているためです。
お手数ですが、ご回答頂ければ幸いです。
KUROさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
プレザージュの琺瑯文字盤のケースサイズはほとんど同じだと思います。例外はSARA017くらいでしょう。ただ、結構値段が高めですが。
御参考になれば幸いです。
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
SARA017であの価格だと、SARW055系統のデザインで出すと40万超えそうですね・・・
SARW055を通じて訪問させて頂きましたが、他の購入記では過去に私も気になったモデルが多く、嗜好は似通うものだなぁと感じております。
今後のご投稿も楽しみにしております。
KUROさん、どういたしまして。
こんな拙いブログでも楽しんでいただけたのなら光栄です。大変励みになります。先の事は分かりませんが、これからも出来る限りは続けていきたいと思います。
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