2020年7月25日土曜日

鈴蜂


   
    鉢植えのレンゲツツジの枝にスズバチの巣を見つけた。


   スズバチ(Oreumenes  decoratus)は、膜翅目ドロバチ科Oreumenes属。泥で作った巣の中に蛾や蝶の幼虫を運び入れ、そこに卵を産み付ける。孵化したスズバチの幼虫は麻酔をかけられて仮死状態にある餌を食べて成長する。スズバチの巣はひとつの塊の中に複数の部屋があるのが特徴。普通は壁や石の表面に巣を作る事が多い。こんな風に細い枝に作られた巣を見たのは初めてだ。巣を壁面に作る蜂と木の枝に作る蜂、はたして本当に同じ種類なのだろうか?

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