2020年7月31日金曜日

ケローネン



kerounen  keros


ケローネン  ケロス

  今年(2020年)の5月に「株式会社千値練」から発売されたソフトビニール製フィギュア。






 「横山宏」氏と「タケヤマ・ノリヤ」氏のコラボ商品。






上に乗ってるのは「OTM」と呼ばれるオタマジャクシのパイロット。






背中はカニみたいなデザイン。






身長はOTMを含めて9cm位。






上から見たところ。






OTMは取り外す事が出来る。





こんな風に手に乗せる事も。




ガンスボーイと記念撮影。



   ケローネンは他にもいくつかのカラーバリエーションがあって、それぞれに名前が付いているんだけど、この「ケロス」だけは横山氏本人の彩色が採用されているらしい。道理で格好良いわけだ。


2020年7月30日木曜日

ガンスボーイ


Gans  Boy  U-2
1/12  action figure



    2019年に香港のダムトイ(DAMTOYS)から発売された横山宏氏デザインのアクションフィギュア。





   スケールは1/12で、身長はアンテナを含めないで15cm位。





    見ての通り頭部はマシーネンクリーガーに出てくるシュトラール軍のガンスやノイスポッター、オスカル等の無人機と同じ物。





   首から下はアメリカ空軍の高々度偵察機・U-2「ドラゴンレディ」のパイロットスーツを着ている。
U-2は2万m以上の高空を飛行するため、宇宙飛行士のような与圧服を着用する。





  スーツの腰のバルブにホースで繋がっているのはギターアンプでもオカモチでもなく、与圧服の冷却装置。(多分)


背中には「Kow Yokoyama」のサイン。




   手に持っている歯磨きのチューブみたいなのはお弁当。まるで宇宙食。





頭の上には「ドラゴンレディ」のエンブレム。





    実は日本では未発売だったので最近まで存在自体を知らなかったのだが、偶然楽天市場に出ているのを発見して、即購入した。






     最近の香港の政情に鑑みると、今後この製品が再販される事はもうないかも知れない。







いや、分からんけどね。



2020年7月29日水曜日

シルバーダラー


ノリウツギ
「シルバーダラー」


Hydrangea paniculata “Silver Dollar”

アジサイ科アジサイ属の園芸品種。


    一昨年、ファントムと同時に米沢のコメリで購入した株。たしかどちらか一方、あるいは両方を値引きしてもらったと思う。ファントムと比べて花序の形が細長い。




  ▲これも花が咲きすぎて鉢とのバランスが悪く、鉢ごとひっくり返ってしまった。とりあえず3重鉢にしてなんとか倒れないようにしている。


2020年7月28日火曜日

ファントム


ノリウツギ
「ファントム」


Hydrangea  paniculata “Phantom”

アジサイ科アジサイ属の園芸品種。
花序は横に拡がった円錐形。



   ▲一昨年、米沢のコメリで買った株が今年も開花した。1株に20以上の円錐花序をつけている。



    ▲全体の姿はこんな状態。スリット鉢に植えてあるが、鉢が小さ過ぎてバランスが悪い。もっと大きな鉢に植えてやらないと。

2020年7月27日月曜日

鈴蜂 その2


スズバチ
Oreumenes  decoratus

膜翅目ドロバチ科Oreumenes


   ▲ 先日見つけたスズバチの巣は、入口が塞がれた後、外側の壁が作られていた。
    壁が2重になっているのは、内部の温度や湿度を一定に保ったり、風雨で破壊されるのを防いだり、寄生虫の侵入を妨げたり、様々な利点が有るのだろう。よく見ると内側の壁には泥だけでなく大粒の砂も使われているのが分かる。


   


   ▲午後になってから見てみたら、作業がかなり進展していた。思っていたよりも仕事が早い。

    もしかしたら大昔の人はこれを見て土壁や土器の作り方を学んだのかも知れない。


2020年7月26日日曜日

鋸天牛


ノコギリカミキリ(♂)
Prionus insularis


鞘翅目カミキリムシ科ノコギリカミキリ属。

     庭で地面を歩いているところを発見。あまりにもすばしっこいので捕まえないと撮影出来なかった。

    幼虫は針葉樹の枯死した部分を食べるので、害虫というわけではない。成虫になってからは何を食べているのか不明。よく灯火に飛んでくる。

2020年7月25日土曜日

鈴蜂


   
    鉢植えのレンゲツツジの枝にスズバチの巣を見つけた。


   スズバチ(Oreumenes  decoratus)は、膜翅目ドロバチ科Oreumenes属。泥で作った巣の中に蛾や蝶の幼虫を運び入れ、そこに卵を産み付ける。孵化したスズバチの幼虫は麻酔をかけられて仮死状態にある餌を食べて成長する。スズバチの巣はひとつの塊の中に複数の部屋があるのが特徴。普通は壁や石の表面に巣を作る事が多い。こんな風に細い枝に作られた巣を見たのは初めてだ。巣を壁面に作る蜂と木の枝に作る蜂、はたして本当に同じ種類なのだろうか?

2020年7月24日金曜日

ハミルトンのジャズマスター その2


ハミルトン
ジャズマスター
オートクロノ
H32606855


HAMILTON
Jazzmaster
Auto Chrono
H32606855



    2011年にハミルトンから発売された自動巻きクロノグラフ。サンレイ仕上げされた銀色の文字盤はクラシカルでありながらクールで格好いいデザインになっている。本来有るべき12時位置の12時間積算計が省略されているので、タイムの測定は30分までしか出来ないが、これもデザイン優先に考えた結果だろう。100m防水のステンレス製ケースの直径は約43mmで結構大きめ。厚さは15mm。ラグ幅は22mm。風防はサファイア。ベルトは牛皮。






    ▲ムーブメントはETAとハミルトンが共同開発したという「H31」。裏から見た限りではH21との違いが分からないが、基になったのはETA(Valjoux)7753で、H21と同様パワーリザーブを46時間から60時間に延長する事に成功している。27石で8振動/秒。



      今回も新品に近い中古品を格安で入手する事が出来た。この時計、雑誌「Begin」で「買って間違いないドレスウォッチ」の1位に選ばれた事もあるという。まあ他人の評価なんてどうでもいいけど。


2020年7月23日木曜日

かくしごと最終巻



講談社コミックス デラックス
月刊少年マガジン
かくしごと⑫
KAKUSHIGOTO
久米田康治


株式会社講談社
2020年7月17日  第1刷発行


とうとう「かくしごと」が完結してしまった。人生の楽しみがまたひとつ減ってしまった感じ。今風に言えば「姫ちゃんロス」もしくは「久米田ロス」となるのだろうか。
   一番気がかりだった海難事故で行方不明だった姫ちゃんのお母さん(名前は明らかにされていない)は結局見つからないままで終わった。そして全く同じ造りの家が建てられた理由が最後に明かされている。今までの久米田氏の作品の中では最も現実的な物語。だからこそ、アニメではなく実写で見たいという願望がますます募ってくる。








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  「かくしごと」は月刊少年マガジンにおいて2016年1月号(2015年12月4日発売)から2020年8月号(2020年7月6日発売)まで連載されたコメディー漫画。

作者の「久米田康治」氏は神奈川県出身、1967年(昭和42年)9月5日生まれの漫画家。和光大学人文学部芸術学科卒業。デビューは1990年(平成2年)。

2020年7月22日水曜日

団子虫図鑑


おどろきダンゴムシ図鑑
奥山風太郎


株式会社  幻冬舎
2020年6月10日  第1刷発行


    ダンゴムシ関連の新しい本が出版されているのを知り、早速取り寄せてみた。2013年に出版された同じ著者による「ダンゴムシの本」と一部重複する部分もあるが、あちらが日本のダンゴムシやワラジムシを中心に取り上げていたのに対し、この本は世界の珍しいダンゴムシを数多く掲載している。特に「ランドアーチン」(陸のウニ)というニックネームのマダガスカルに棲息する種は背中に長い刺が沢山あり、ダンゴムシからぬ見た目をしていて興味深い。いつも自然の造形の妙には感嘆せずにはいられない。

2020年7月21日火曜日

印度のウヰスキー


ポール・ジョン
ニルヴァーナ


Paul John
Nirvana
UNPEATED SINGLE  MOLT  WHISKY






   20代の頃は毎日浴びるようにお酒を飲んでいた。特にイギリスのシングルモルトが好きで、加減を知らず毎晩酔いつぶれるまで飲んでいたのだが、ある日ふと「もしかしたら自分はアル中なんじゃないか?」と思い、1年間だけ酒を断つ決断をした。本当に1年の間1滴もアルコールを口にしなかったのだが、そしたら何か自信のような物が付いて、それ以来お酒を飲まなくても平気になったし、たとえ飲んでもほどほどの所でやめられるようになった。

   先日、久しぶりにアルコールを口にした。なんとインドで作られたウイスキー。しかもシングルモルト。インドでウイスキーを生産しているとは知らなかった。でも考えてみればインドはかつてイギリスの植民地だったわけで、ウイスキーぐらいあって当たり前のような気もする。実際にインドでウイスキーの生産が始まったのは1982年頃だと云われているが、それ以前から消費はされていたらしい。現在、意外にもインドは世界一のウイスキー消費国で、世界で生産されているウイスキーの半分はインド人が飲んでいるというから驚きである。

「ポール・ジョン」(Paul  John Distillery) は、インドのゴアに蒸留所を持つ世界的に有名(?)なウイスキーメーカー。始めはインド国内ではなく欧米向けに生産していたという。
「ニルヴァーナ」(Nirvana)は、ポール・ジョンで製造しているシングルモルトウイスキー。「UNPEATED」と 記されているが、しっかりとスモーキーな香りがあるので、ピート以外の何かで香りを付けているのだろう。肝心の味の方はそんなに悪くはない。ストレートでちびりちびりやるのが一番オススメの飲み方。


    

2020年7月20日月曜日

金小町


キンコマチ
金小町
Parodia werdermanniana  (Notocactus werdermannianus)



サボテン科パロディア属 (以前はノトカクタス属)。ウルグアイ原産。

   たしか数年前に米沢のムサシで買った株。典型的な花物サボテン。黄色い花に赤い雌蕊が良いアクセントになっている。現在は3号駄温鉢に植えてある。

2020年7月19日日曜日

胡麻斑天牛


ゴマダラカミキリ(♀)
Anoplophora malasiaca


鞘翅目カミキリムシ科ゴマダラカミキリ属。

    朝、ゴミを捨てに行った時に見かけたゴマダラカミキリ。エナメルか漆を思わせるツヤツヤの真っ黒い肌に白いドットが並んでいてとても美しい。幼虫は多種多様な樹木の材部を食べ、成虫はその葉や枝を食べる。どちらも生木を好むので農作物の害虫として知られている。地域によっては子供達がこれを捕まえて持っていくとお小遣いを貰える所もあるらしい。

2020年7月18日土曜日

翠平丸


スイヘイマル
翠平丸
Echinocactus horizonthalonius “complatus


    サボテン科エキノカクタス属。メキシコ原産。

    2017年9月に大阪の養庄園さんから取り寄せた株。たしか接ぎ下ろしだったと思う。ラベルには太平丸と書いてあるが、刺の形から見て翠平丸と呼んだ方がより正確だろう。現在6号のプラ鉢に植えてある。

2020年7月17日金曜日

インクレディボール


アメリカアジサイ
「インクレディボール」


Hydrangea  arborescens Abetwo”
INCREDIBALL

   アジサイ科アジサイ属。北アメリカ原産のアメリカアジサイの園芸品種。
    有名な「アナベル」の実生の中から選抜されたもので、父親(花粉親)は不明。米国植物特許(U.S.Plant Patent)の発行は2009年12月15日。特許の申請・所有者はアメリカのミシガン州グランドヘヴンにある「スプリング・メドウ・ナーセリー」(Spring Meadow Nursery, Inc.) 。ブリーダーは同社の「ティモシー・D. ウッド」(Timothy D.Wood)氏。
「インクレディボール」は流通名で、登録名は「アベツー」。

   一昨年の6月に地元のコメリで買った株。この品種はアナベルよりも花序が大きいと云われているが、今年の花も期待していた程大きくはなかった。鉢植えだと中々その本領を発揮出来ないようだ。あと、白花のアジサイ類の常で雨に当たると花が茶色くなってしまう。綺麗な花を長く楽しみたいなら梅雨時は雨の当たらない場所に置いた方が良いのかも知れない。

2020年7月16日木曜日

綿飴と四条花天牛


アジサイ
「コットンキャンディ」


Hydrangea macrophylla
“Cotton Candy”

アジサイ科アジサイ属。
    「コットンキャンディ」は、デンマークのスクロール社が改良した園芸品種。

   一昨年の5月に米沢のムサシで購入した株。
去年は薄紫の花が咲いたが、今年は苦土石灰を与えたのでちゃんと本来のピンクの花が咲いた。

花に何か虫が来ている。




  ▲どうやらヨツスジハナカミキリ(Leptura ochraceofasciata)のカップルが花の上でお取り込み中。何度も見た事があるが、いつも雄の交尾器の長さに目が引き寄せられてしまう。
    ちなみにヨツスジハナカミキリの幼虫は腐朽材を食べ、成虫は花の蜜を舐めに来るだけなので害虫ではない。


2020年7月15日水曜日

銀鱗プラチナ


錦鯉
「銀鱗プラチナ」


    ムサシで白いアンスリウムを買った時、ついでのついでに買ってきた白い鯉。


    鱗が銀色に輝いているので「銀鱗プラチナ」とか「ダイヤプラチナ」とか呼ばれているらしい。


   本当は30cmサイズが欲しかったんだけど、10cm位の鯉しか売って無かった。


  本当は1匹でも良かったんだけど、安かったから2匹買ってきた。


   去年うちで生まれた真鯉達が同じ位の大きさに育っているので、多分年齢も同じ位だと思う。

2020年7月14日火曜日

シエラホワイト


アンスリウム
「シエラホワイト」


Anthurium andreanum
“Sierra White”

サトイモ科アンスリウム属の園芸品種。
原種のアンスリウム・アンドレアナムはコロンビア原産の常緑多年草。
「シエラホワイト」はオランダのアンスラ社で作出した品種。

   昨日、米沢のホームセンター・ムサシに窓の雪囲いの材料を買いに行った時についでに買ってきた鉢植え。愛知県田原市の皿井園芸で生産された株。
   白い仏炎苞のアンスリウムは前から欲しかったのだが、品種名がちゃんと記されている物に今まで中々お目にかかれなかったので、今回やっと巡り会えて嬉しかった。

   ちなみに肝心の雪囲いの材料は、UV加工されたポリカーボネート製のプラ段にした。通常のポリプロピレン製の物より長持ちする事を期待して購入したのだが、果たして上手くいくかどうか。

2020年7月13日月曜日

王冠竜と黒山蟻


オウカンリュウ
王冠竜
Ferocactus glaucescens


サボテン科フェロカクタス属。
   メキシコ、イダルゴ(Hidalgo)州の石灰岩の丘に自生。

   30年位前に地元のコメリで買った株。現在は6号駄温鉢に植えてある。 あまり植え替えしてないので成長が遅い。おまけに日焼けで本来は美しい青白い肌が台無しになってるし、カビで黄色い刺が汚れてるしで、本当に申し訳ない姿になっている。それでもこうしてちゃんと花を咲かせてくれるから健気なものだ。

   フェロカクタスの仲間は刺座(アレオレ)に蜜腺があって、蟻を誘引する事で害虫から身を守ってもらっている。写真でもクロヤマアリ(Formica japonica)と思われる蟻が一匹写っている。ただ、この蜜腺から分泌される蜜のせいで湿度の高い時期等に刺や刺座の毛に黒いカビが生えやすい。何故かは分からないが、雑種は蜜の量が少なくカビが生えにくい傾向があるらしい。

2020年7月12日日曜日

桔梗と扁虻


キキョウ
Platycodon grandiflorus


キキョウ科キキョウ属の宿根草。

    数年前に種子から育てた株が今年も開花した。自分のブログを見返してみると、毎年だいたいこの時期に咲き始めている。
    早速ヒラタアブの一種が花粉を食べに来ている。ヒラタアブの幼虫はアブラムシを食べてくれるので園芸家の強い味方。
   キキョウは種子を蒔いてその年の内に花が咲くし、花の期間が長いし、宿根草なので一度植えれば毎年花が咲くし、丈夫でよく殖えるしで、園芸植物としてこれ以上の優等生は他にないと思う。





    ▲ピンクの花もある。花弁は通常5裂するが、4裂も珍しくない。