ヒメアオキ
Aucuba japonica var. borealis
ガリア科(アオキ科)アオキ属の常緑灌木。アオキの変種で日本海側の多雪地帯に適応した型。雌雄異株。
▲記憶を辿って、家から10km程離れた場所にあるヒメアオキの自生地まで行ってきた。目的は観察と採集。
▲既に赤い実は見られなかったが、落ち葉の下に埋もれて青い実が残っていた。
▲アオキの 虫癭果(ちゅうえいか) 。「アオキミフクレフシ」と云う。「アオキミタマバエ」(Asphondylia aucubae)が寄生して出来る。
葉の表面の黒い斑点は、「アオキ星形すす病菌」(Asterina aucubae)が原因。
蠅やら菌やら色んなものに寄生されてアオキも大変。
ハイイヌガヤ
Cephalotaxus harringtonia var. nana
イヌガヤ科イヌガヤ属の常緑灌木。イヌガヤの変種。雌雄異株。
▲近くにはハイイヌガヤも沢山生えていた。これも日本海側多雪地帯に適応した植物。まるで小型のジュラシックツリーのような趣。
▲ハイイヌガヤの雄花の蕾。
▲周辺で拾ったハイイヌガヤの実。同じ裸子植物のイチョウやソテツの実を小さくしたような形状をしている。もう干からびていて発芽しないかも知れないが、ヒメアオキの枝と一緒に持ち帰ってみた。
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