ミソサザイ
Troglodytes troglodytes fumigatus
日本最小の鳥で、昆虫やクモなどを食べる。
昨日の午後、買い物から帰ると、どこから入ってきたのか家の中に小さな鳥がいた。捕まえようとして追い回すも中々捉える事が出来ない。狭い室内を縦横無尽に飛び回り、時には床を走り、時には小さな隙間をくぐり抜け、とにかくすばしっこい事この上ない。何度か捕まえたと思ったのに、すぐに逃げられてしまう。まるで空飛ぶハツカネズミと言った所。我が家の年老いた雌猫は有り難い事に見て見ぬふりを決め込んでいる。小鳥はさんざん逃げ回ったあげくに、窓ガラスに衝突して床に落下した。その隙になんとか捉えるのに成功したが、随分時間を費やしてしまった。
小鳥は見たところ怪我はしていないようだし、意識もあって元気そうだった。窓を開けて解き放ってやろうとしたが、今度は何故か逃げようとしなかった。脳震盪でも起こしたのだろうか。大人しく掌にうずくまって、つぶらな黒い眼でキョロキョロしている。数分経った頃にやっと網戸の枠に飛び移り、次に別の窓枠まで飛び、そしてどこかに飛び立って行った。その間、窓を開け放ったままだったので、部屋の中はすっかり冷えきってしまっていた。
2 件のコメント:
お正月早々、楽しい思いをしましたね(^^♪
春さん、たしかに。
ちょっとコーヒータイムが遅れたという程度の損害しかありませんでしたし。
昔、タヌキが家の中にいた時には驚きましたけど。
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