2021年1月2日土曜日

野沢民芸?

 

メルカリでまた赤べこを入手した。


    ▲野沢民芸の赤べこに似ているが、製造元を示す記述はどこにもない。現在の野沢民芸の製品とは絵付けだけでなく全体の形状も微妙に異なっている。






▲箱に同封されていた説明書にも製造元は記されていないが、文面が今の野沢民芸のものと同じである。野沢民芸は50年位前に赤べこを作り始める前は、こけしの工房だったらしく、「伝統野沢こけし」と書いてある事からも、この赤べこは野沢民芸で作られた可能性が高いと思う。おそらく20~30年前の製品ではないだろうか。







4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ムラです。
私が「野沢民芸」を知ったのも本プログでした。すぐに赤べこを購入しようとしましたが、2か月待ちでしたので春まで待つつもりです。
先月末、近くの●ーカドーに行ったら小さな「赤べこ」が沢山あり買おうとして箱を見たらえぇ~!!
なんと、インドネシア産のべこでした。もちろん買いませんでしたが驚きました!
かねぽんさんのこの「赤べこ」の説明文に記載されている「意匠登録番号」は野沢民芸さんの物ですね。

かねぽん さんのコメント...

ムラさん、こんばんは。
インドネシアでも赤べこを作ってるなんて初めて知りました。郷土玩具はその郷土で作られてこそだと思うのですが、ちょっと驚きですね。
意匠登録についてはJ-PlatPat(特許情報プラットフォーム)で調べてみたのですが、別の製品(瓦)の登録番号として記載されていました。

匿名 さんのコメント...

かねぽんさんこんばんわ。ムラです。
意匠登録ですが、実はある人が50年前に野沢民芸から購入した「福べこ」を倉入れしたままになっていて
それを昨日の元旦に私が譲り受けしました。その箱の中には”赤べこの由来”の書付があり、その中の意匠登録番号が同じであったため野沢民芸さんの物と判断しました。
書き付けで現在の野沢民芸さんと違う所は
 野沢民芸品製作企業組合   (野沢民芸品製作組合となっています)
 市内局番45-3129   (市内局番5-3129となっています)
瓦の登録番号とは不思議ですね!

かねぽん さんのコメント...

ムラさん、こんばんは。
なるほど、そうすると僕の買った赤べこも野沢民芸製で間違い無さそうですね。
貴重な情報ありがとうございます。
ご存じかも知れませんが、現在の野沢民芸の赤べこは、真空成形という方法で作られています。紙の繊維を水に溶かして成形した後で乾燥させて作る技法で、卵の紙トレーなどのパルプモールドに近い作り方です。つまり、厳密な意味では張り子ではないのですが、50年前の製品はどうだったのか気になります。