2020年3月21日土曜日

国鉄ホーマー


シチズン
ホーマー
国鉄モデル


CITIZEN
Homer
Second Setting



   その昔、国鉄職員が使っていた手巻き式の腕時計。
    1969年(昭和44年)から1981年(昭和56年)頃まで国鉄職員に貸与(支給)されていたらしい。一般への市販はされていない。
   今回比較的状態の良いものがメルカリに手頃な値段で出品されていたので購入させてもらった。

ケースの直径は約36.5mm、厚みは約10mm、ラグ幅は18mm。風防はプラスチック(アクリル?)製。文字盤も針もケースも全く飾り気の無い機能重視のデザイン。でもそこが良い。

   


  ▲裏蓋には「腕8022 東北鉄」の刻印。東北鉄とは東京北鉄道管理局の事。裏蓋も飾り気がなくシンプル。

    ムーブメントはシチズンの「Cal.0911」。21石で5振動/秒。鉄道時計なのでロービートの割りにはかなり正確だったらしい。



   ▲竜頭には「CTZ」の陽刻。これはCITIZENの略。小さめの竜頭は巻き芯に負担をかけないための配慮だろうか?


   さて、とうとうシチズンの時計にまで手を出してしまった。でも(今のところ)他に欲しくなるような物が見当たらないので、これ以上数が増える事はない(はず)。



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   シチズンの時計を製造していた「シチズン時計株式会社」(Citizen watch Co., Ltd.)は、東京都西東京市に本社を置く精密・電子機器メーカー。1918(大正7年)年に「尚工舎時計研究所」として創業。1930年(昭和5年)に現在の社名になる。同社の時計製造部門は2013年(平成25年)にはシチズングループの他の数社と合併して「シチズン時計マニュファクチャリング株式会社」(Citizen watch Manufacturing Co., Ltd.)となり、埼玉県所沢市に本拠を置いている。

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