2019年9月30日月曜日

黄実ピラカンサ


   今日、コメリで黄色い実がついたピラカンサを買ってきた。


   花が咲いてから挿し木にしたのだろうか? 小さい株なのに実つきが頗る良い。黄色い実のピラカンサは前にも育てていたのだが枯らしてしまったので、再チャレンジといったところ。枯らす原因はひとえに自分自身の飽きっぽさにあると思う。基本的に丈夫な植物なのでつい手を抜いてしまう。

     日本で見られるピラカンサ属の植物は主に3種類ある。ヨーロッパから西アジア原産のトキワサンザシ(Pyracantha coccinea)、中国原産のタチバナモドキ(P.angustifolia)、ヒマラヤ原産のカザンデマリ(P.crenulata)である。黄色い実がなるこのピラカンサをタチバナモドキだと思っている人がいるが、園芸種として普通見かけるのはおそらくトキワサンザシの突然変異だろう。

間違い探し


   今日、スーパー「ヤマザワ」で見つけた間違い。


   すみません。無断でこっそり撮らせてもらいました。

2019年9月29日日曜日

米沢型の鉈 その8


最近手に入れた米沢型の鉈。


   左から3本まではヤフオクで、右側2本はメルカリで手に入れた物。
   左から1本目は「保険  神田」と刻印がある。米沢に「神田打刃物製作所」という鍛冶屋があるので、もしかしたらそこで作られた物かも知れない。山葡萄製の鞘がついていた。届いてから知ったのだが、山形県の自分と同じ町内の人が出品していた。
  2本目は特に刻印や銘は入っていないが、刃が細身なのでおそらく喜多方で作られた物だと思う。青森県の人の出品。
   3本目は左上に刻印があるが、はっきり読み取る事が出来ない。◯の中に上となっているようにも見える。鎚目が2本目と似ている。柄は取り替えられているかも知れない。これは以前取引した事がある山形県内の出品者から。
    4本目は「ヤマカ」(∧の下にカ)の切銘がある。ヤマカはこれで3本目。宮城県の人の出品。
    5本目は「登録  大利  保険」の刻印がある。福島県いわき市に大利という地名があるが、そこと関係しているのだろうか。山形県からの出品。


   結局まだ大した事は分からないが、そのうち少しずつ何か掴めてくるだろう。


※「大利」は米沢の「日本刃物株式会社」の商標と判明。(2024年6月5日)






2019年9月28日土曜日

かくしごと第9巻


講談社コミックス デラックス
月刊少年マガジン

かくしごと⑨

著者   久米田康治

2019年9月17日第1刷発行



「かくしごと」は、講談社が発行する「月刊少年マガジン」に2016年1月号から久米田康治氏が連載しているギャグ漫画である。


   物語は自分が漫画家だという事を一人娘に隠している主人公「後藤 可久士」と、その娘「後藤 姫」を中心としたドタバタ劇 (?)。姫ちゃんの言動がいつも健気で微笑ましい。


    当初の予定より約1ヶ月遅れで発売された第9巻、やっと読むことが出来た。物語の中で「漫画基本  読むもんじゃなくて見るもんだぞ」と後藤可久士先生は断言しているが、久米田康治先生の漫画は基本読み物だと思う。文字が多いという意味もあるが、絵の中にも色んなキーワードが隠されていて、それを読み解く能力と時間がないと大事なメッセージを見落としてしまう気がする。


   次巻第10巻の発売は11月15日の予定だそうだ。


2019年9月27日金曜日

徳利蜂


    ▼  ハオルチアの植え替えをしていたら、植木鉢の下にトックリバチの一種(Eumenes  sp.)が作った土器を発見。



   ▼壊さないようにそっとはずそうとしたが駄目だった。片方の壺の中に入っていたのは蜂の子1匹。



   ▼もう片方に入っていたのは蛆虫(寄生バエの幼虫)3匹。



虫の世界も生きていくのは大変なんだねえ。

瑞鶴とゼニガタの系統


今日もハオルチアの植え替え。


▲左から「瑞鶴」(Haworthia marginata) 「マリアッチ」(H.marginata  var. mariatii) 「星瑞鶴実生」(H.marginata `Hoshizuikaku´seedring)「シジマ」(H.zenigata × H.maxima)「ゼニガタ」(H.zenigata)

全て2015年に入手。


   自分でブレンドした培養土がこれでもう全部無くなったので、また材料買ってきて作らないと。

2019年9月26日木曜日

華仙玉の開花


華仙玉
Matucana calliantha


サボテン科マツカナ属
ペルー原産

8月に咲いた華仙玉にまた花が咲いた。

   普通のサボテンは上向きに花が咲くが、この仲間は横向きに咲く。ハチドリが花粉を運んでいるんだろう。

2019年9月25日水曜日

十二の巻とその仲間達


   今日はハオルチアの十二の巻の仲間を植え替えてやった。


   ▲左から「松の雪」「十二の巻ワイドバンド」「霜降りワイドバンド」「白蝶」

どれも2014~2015年にかけて入手した株。4~5年の間植え替えてなかったにもかかわらずみんな元気に見える。最初は小さな苗だったのがここまで大きくなった。本当に丈夫で育て易い植物だと思う。

2019年9月24日火曜日

バウハウス100周年


JUNGHANS
Form  A
100 JAhre Bauhaus
027 / 4937.44

ユンハンス
フォームA
027/4937.44
バウハウス100周年記念限定生産
自動巻き腕時計


   ドイツの「ユンハンス」から今年の8月に発売されたバウハウス100周年記念の時計を購入した。

   ユンハンスはドイツのシュヴァルツヴァルトにあるシュランベルクでエアハルト・ユンハンス(Erhard Junghans)とその義理の兄弟クサヴァー・ユンハンス(Xaver Junghans)が1861年に創業した時計メーカー。

   ユンハンスというとバウハウスデザインの「マックス・ビル」シリーズが有名だが、この時計は同じバウハウスでも「ヨハネス・イッテン」(Johannes Itten) のデザインを取り入れている。

ヨハネス・イッテンはスイス人で1919年~1923年にバウハウスのマイスターとして予備課程を担当していた人物で、この時計のインデックスは彼の著書に出てくる12色相環で表現されている。



   ▲白い文字盤はよく見ると皿状に凹んでいる。風防はユンハンスでは珍しい平面のサファイアガラスで出来ている。直径39mmのケースはステンレス製で50m防水。



  ▲ 裏蓋はスケルトンになっているがサファイアではなく普通のミネラルガラス製。自動巻きムーブメントはスイスのETA2824-2を元にした「Cal.J800.2」。裏蓋周辺には1000本限定であることを示すシリアルナンバーが刻まれているが写真では丁度その部分に窓の光が映っていて見えなくなっている。


▲ケースの厚さは10mmあるが、横から見ても実際より薄く見える。ステンレスのメッシュブレスも薄くて軽く、着け心地は悪くない。




   最近はセイコーの時計ばかり買っていた自分だが、欲しい物はほとんど手に入れてしまった。では次に何を買おうかと色々探してみたが、あまり興味をそそられるような物が見当たらない。そんな時この時計を見つけて、なんて美しい時計だろうと思ってしまった。今まで時計を見てカッコいいと感じた事はあったが、美しいと思う事はなかった。宝石や貴金属を使わず、余計な装飾も施さずにここまで美しい製品をデザイン出来るなんて凄い事だと思う。この時計は一応紳士用として販売されているが、きっと女性に贈っても喜んで貰えるんじゃないだろうか。


    ちなみに、Junghansをドイツ人が発音すると「ユンハンツ」と聞こえるのは自分だけだろうか。

2019年9月23日月曜日

舞子獅子


オモト「舞子獅子」を買った。


   オモトの銘品を買うのは今回が初めて。「園芸ネット」から取り寄せた。どんな株が届くか分からなかったが、葉の白い部分が多くて思っていたより良い物だった。上品な陶器の3号鉢に植えられていてなかなか可愛い。
でもこのまま育てる自信がないので、


無地の万年青鉢に植え替えてやった。


   培養土はオモト専用の土ではなく自分でブレンドしたサボテンや多肉植物用の土を使った。ホームセンターで買ったオモトはこれで無事に育っているので多分大丈夫だと思うのだが。

   ちなみに舞子獅子の舞子は兵庫県の「舞子浜」から来ているらしい。

2019年9月22日日曜日

コエルマニオルムの植え替え


今日植え替えたハオルチア2株。


▲左が「コエルマニオルム」(Haworthia koelmaniorum)、右が「鷹の爪」(H.reinwardtii)。


   コエルマニオルムは大阪の養庄園から取り寄せた株で、葉が乾いている時は真っ黒いのだが、濡らすと表面が透明なのが分かる。

   鷹の爪は多様性に富んだレインワルディの系統の中で十二の巻に近い外見をした種類。たしか米沢のコメリで購入。

どちらもススキノキ科ハオルチア属の多年草で南アフリカ原産。

ラベルを見たら2つとも2016年と書いてあるので、3年前はハオルチアがマイブームだったのだろう。


2019年9月21日土曜日

どんぐりごろごろ


ミズナラの堅果
Quercus crispula



いつの間にか、もうどんぐりの季節に。

   今のところ一番大きいのは長さ27mm、幅19mm。

ミズナラはブナ科コナラ属の落葉高木。

今年は豊作の予感。

2019年9月20日金曜日

帰って来たセイコー5


  先日、巻き芯が引っこ抜ける初期不良があったニューセイコー5スポーツ「SBSA025」、良品と交換して貰う事が出来た。


    こちらからメールを送った次の日に店から「交換するから着払いで送り返して欲しい」と返信があったので、速攻でコンビニに。
 そして昨日、やっとまともなやつにお目にかかる事が出来た。

何年も待たされなくて良かった。





▼黒い時計は黒猫に似合う。







▼黒い時計はゴジラにも似合う。




まあ何にしても良かった良かった。

2019年9月19日木曜日

臥牛の植え替え


臥牛
 Gasteria armstrongii


      左から「臥牛」「軍配臥牛」「酒井伊達臥牛錦」手前はその子株。どれも2015年に入手した物。

     今日は臥牛の植え替えをした。鉢はダイソーで3つで¥100で売っていたプラスチック製。培養土は自分でブレンドした物を使い、土の湿りが分かりやすいように表面に硬質赤玉土をしいてみた。成長の為にこれがベストというわけではないが、経済性や管理のしやすさを優先するとこうなってしまう。

   臥牛はススキノキ科ガステリア属。南アフリカ共和国の東ケープ州原産。花粉の媒介は鳥類のタイヨウチョウの仲間がおこなうらしい。


ついでに他のガステリアも植え替えた。


    ▲ 左から「恐竜」「ピランシー(G.pillansii)」「グロメラータ(G.glomerata)」

   恐竜はピランシーとエクセルサ(G.excelsa)の交配種。ピランシーとグロメラータは南アフリカに自生する原種。
どれも2015年から育てている。その当時ガステリアがマイブームだったようだ。

   ピランシーは虫に齧られている。多分犯人はミヤマフキバッタの仲間。あいつらはグルメじゃないので何でも食べるから困る。

2019年9月17日火曜日

裏銀小灰蝶


ウラギンシジミ(♂)
Curetis acuta paracuta


鱗翅目シジミチョウ科ウラギンシジミ属

   他のシジミチョウと比べて形状が独特なのでウラギンシジミ科とされる事もある。

   今日、植物に水をやっていたら、見なれない蝶がヒラヒラと玄関の辺りを飛び回っていた。

   ウラギンシジミは暖地性の蝶で、山形県の内陸では珍しい。温暖化の影響でだんだんと分布が北上しているらしい。

  幼虫はフジやクズ等の蕾や花を食べる。越冬は成虫でおこなう。

2019年9月13日金曜日

属間交配種3株


今日植え替えた植物の一部。


左から「フロー」「ホワイトウイングス」「満天の星」。

  どれもガステラロエ(ガステリアとアロエの交配種)といわれているが、満天の星は以前咲いた花の形からするとハオルチアの血が入っているように見える。属間交配種は成長が早く、丈夫で育て易いものが多い。
   ガステラロエにはこれら以外にも「シルバーリーブス」があり、昨日植え替えてやったのだが写真を撮るのを忘れた。

紅鷹3株


テロカクタス
「紅鷹」
Thelocactus heterochromus


サボテン科テロカクタス属。
メキシコ原産。


   紅鷹の大輪の花が3株同時に咲いている。

    植物もコミュニケーション能力を持っているそうだ。

   「明日一緒に咲こうね」とか会話しているのだろう。




2019年9月10日火曜日

新セイコー5


セイコー5スポーツ
SBSA025


SEIKO  5  SPORTS
SBSA025


9月7日に発売されたセイコー5の新製品。
今回からロゴデザインが新しくなっている。








▼お馴染みの旧ロゴがこれ。







  ▼新しいロゴがこっち。見ようによっては5にもSにも受け取れる。






  ▼ムーブメントは24石の4R36。日差は+45~-35秒。パワーリザーブは41時間。






   ▼せっかくのシースルーバックなのに無粋なナイロンベルトのせいで捲らないと見えないのが残念。






   ▼文字盤もインデックスも全部黒くて明るい場所では目立たないが、暗闇ではルミブライトのおかげではっきり見える。




   黒ずくめの外観が凄くクールで一目で気に入ったのだが、時刻を合わせようと思って竜頭を引っ張ったら、






▼なんと巻き芯ごと引っこ抜けてしまった。


   明らかに初期不良である。メーカーでも店でも出荷前にチェックするチャンスはいくらでもあったはずなのにこの有り様。大丈夫か?セイコーさん。




すぐに店にメールを送ったがまだ返信はない。

2019年9月9日月曜日

蟷螂の卵



  ▼サボテン「文鳥丸」の刺に産みつけられたオオカマキリの卵嚢。


がっちりくっついていてはずれそうにない。

さて、どうしたものか……。

2019年9月8日日曜日

アンスリウムの植え替え


    昨日コメリで買った植木鉢に早速アンスリウムを植え替えた。プラスチックから白い陶器の鉢にしただけで随分高級感が出るから不思議だ。


   培養土はデンドロビウムの植え替えで余っていた椰子殻の「ベラボン」を使ったのだが、ちょっと足りなかったようだ。近所では売ってないので楽天のポイントを使って2袋取り寄せる事にした。


    今日の最高気温は34.7℃。大分日が短くなったが、まだ秋の気配はしない。

2019年9月7日土曜日

サムライ・ドワーフ


   今日、コメリに植木鉢を買いにいったら、サンスベリアを売っていたので、ちょっと迷ったあげく結局買ってきてしまった。


多分「サムライ・ドワーフ」だと思う。

   実は前に冬場に買ったサムライ・ドワーフを枯らしてしまったので、再チャレンジという事になる。どうもコイツはかなり寒さに弱いようだ。

キウイ兄弟 その2


   今日、ヤマザワでゼスプリのグリーンキウイを買ってきたら、



   キウイブラザーズの「グリーン」のフィギュアが入っていた。


   これでやっと兄弟がそろった。仲良く座ってくつろぐ二人。


一応立つことも出来る。前屈みになるけど。


でもどっちが兄でどっちが弟なんだろう。



2019年9月4日水曜日

中華料理屋の猫達


   今日は父を床屋に連れていき、その帰りに味噌ラーメンを食べた。


   ▲中華料理店の勝手口前に集う猫達。全部で9匹確認。多分まだ他にもいると思う。

   餌をやっているのは間違いないが、野良猫か飼い猫かは分からない。そこら辺の境界が曖昧なのが本来のイエネコの姿なんだと思う。最近は不幸な猫を出さない為に不妊手術をして室内で飼うべきだという意見が増えてきたが、全ての猫に対してそれをやったら、いずれ種としてのイエネコは絶滅してしまうだろう。そもそもここにいる猫達だって自分には不幸そうには見えない。

2019年9月3日火曜日

蝸牛の楽園



   去年見つけた家の近くのカタツムリの楽園で今年もヒダリマキマイマイ(Euhadra quaesita )が大量発生していた。







   ここは田んぼの近くで湿度は高いものの、草刈りや農薬散布の影響がある場所。どうしてここだけカタツムリが沢山いるのかはよく分からない。