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2024年3月15日金曜日

悟印の剪定鋏 その2


 
小松製鋏所の剪定鋏についての考察。



▲左から悟(小松製鋏所)、萩の月(花楯産業)、一心堂義近(藤沢刃物店)。どれも鑞付けのA型剪定鋏。鑞付けの剪定鋏は、今はもう飛庄でしか作っていないと思っていたのだが、小松製鋏所でもまだ作っている事が判明した。今までおそらく製造元は飛庄だろうと推定していた鋏をもう一度引っ張り出して見比べてみると、なるほど小松製鋏所の鋏にそっくりだった。実際に小松さんの製品を入手してみたからこそ間違いに気付く事が出来た。今回は写真を掲載していないが、新国光(東北打刃物)のA型200mmも小松製鋏所が製造元である可能性が高いと思う。

















2018年4月14日土曜日

今日の剪定鋏 15

  萩の月  8インチ  A型剪定鋏
 








「萩の月」というと、仙台のお菓子が有名だが、それ以外にも「萩の月」が存在する。それは、山形県山形市に本社を置く「花楯産業株式会社」で販売している剪定鋏である。
 
   楽天市場で下の画像を見た瞬間、製造元は間違いなく「飛塚製鋏所」だと分かった。
 








   自分の「飛庄」のA型剪定鋏のコレクションに加えようと思い、早速注文してみた。

   のだが、届いた荷物を開けてみたら、全く違う形の鋏が出てきた。
 












   店にメールで文句を言ってやろうとしたのだが、すんでの所で思いとどまる自分。

   「ひょっとして掘り出し物では…」
 
   よく見ると、刃の部分が「ろう付け」されている。
 












  「たしか、これと似たような鋏、持ってたよな」
    と思い、探してみたらあった。
    以前、どこかのホームセンターで手に入れた「新国光」のA型7吋(インチ)である。(新国光は山形県山形市の東北打刃物株式会社の商標)

    左が「新国光」  右が「萩の月」
 












   大きさは違うが基本的な作りは同じである。どちらの刃もろう付けだし、握り部分の内側が肉抜きされていない点もそっくりだ。新国光の方のバネ部分が違うのは、本来立バネが付いていたのを自分が虫バネに取り替えたからで、元々は同じバネがついていた。
   この2つの剪定鋏の製造元は、やはり「飛庄」だと思われる。ただ、今の飛庄のA型は改良された別の形になっているので、おそらくこれらは売れ残りの古いタイプなのだろう。今はもう生産されていない旧型の製品に巡り会えて、かえって得をした気分である。お店に文句を言って、「送り返して下さい」とか言われたら困るので、この事は秘密にしておこう。(その後の考察で右は小松製鋏所製と判明。)


   というわけで、この剪定鋏も早速虫バネに交換してみた。

   ますます可愛くなったと思うが、いかがだろうか。

2018年3月31日土曜日

今日のおやつ 54

  菓匠三全の「萩の月」




  「株式会社 菓匠三全」は、宮城県仙台市に本社と本店を置く菓子メーカー。1964年(昭和39年)設立。製造工場は宮城県大河原町にある。
   菓匠三全の「萩の月」は、1979年(昭和54年)販売開始。仙台名物としてあまりにも有名なお菓子。
   このお菓子は、今日父が「取引先」から貰ってきた物。父は出かける時、車庫の前で転んで腰を打ったらしい。幸い大事には至らなかったが、車庫の前の側溝から雪融け水が溢れていて、それを跨ごうとして転んだらしい。明日何とかしないと。

   萩の月、ご馳走様でした。