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2022年5月4日水曜日

梨の花

 

ニホンナシ
Pyrus pyrifolia var. culta

   バラ科ナシ属の落葉喬木。古い時代の帰化植物。


  ▲近所の梨の樹に花が咲いていた。樹高は約10m。何年かに一度、小振りの実を付ける。食用に栽培されているものではない。日本には他に、ミチノクナシ、アオナシ、マメナシ等の在来種があるが、この辺りには分布していない。






▲今日は雲ひとつ無い快晴だったが風が強く、いくつかの花が枝ごと地面に落ちていた。花には小さな毛虫が付いている。去年大発生したマイマイガの幼虫かも知れない。








2020年11月3日火曜日

銀鈴

 
西洋梨
「シルバーベル」と「ラ・フランス」


   ヤマザワで西洋梨を2つ買ってきた。左が「シルバーベル」で、右が「ラ・フランス」。

    重さを計ってみると、ラ・フランスが230gなのに対し、シルバーベルの方は760gもある。シルバーベルは山形県農業試験場置賜分場でラ・フランスの自然交雑実生から選抜され、1957年(昭和32年)に登録された品種で、品種名は育成者の鈴木寅雄氏の鈴の字に因む。


    どちらもまだ実が固く、もう暫く追熟させないといけないようで、今すぐ食べられないのが残念だ。





2018年11月26日月曜日

今日のおやつ 294

    「ラ・フランス」(山形県産)







    今日は父親とY病院の泌尿器科へ。尿検査とカテーテルの交換をした。今回は薬の処方は無かった。帰りに院内の食堂で一緒に味噌ラーメンを食べた。


    先日、家の裏山で木を伐っていたお爺さんからラ・フランスを頂いた。


    「ラ・フランス」は、フランス原産のセイヨウナシの品種。1864年にフランスのクロード・ブランシェ(Claude Blanchet)が発見。日本では1903年(明治36年)に静岡県にあった農商務省農事試験場園芸試験地(現在の独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所カンキツ研究興津拠点の辺り) へ当初は受粉用として導入された。   
  「ラ・フランス」という呼び名は日本独自のもので、フランスでは発見者の名前から「Claude Blanchet」と呼ばれている。
    フランスの気候はこの品種の栽培には適さないらしい。


    ご馳走様でした。

2018年9月13日木曜日

今日のおやつ 220

   千葉県産和梨「新高」







   千葉県船橋市に住む親戚から昨日届いた梨。大きくて感動。

「和梨」(pyrus  pyrifolia  var. culta)は、野生種「ヤマナシ」(pyrus  pyrifolia  var. pyrifolia)から生まれた園芸品種群。果実を食用にする。
「新高」は、東京府立園芸学校の玉川果樹園で青森県出身の植物学者「菊地秋雄」氏が「天の川」と「長十郎」を交配して誕生し、1927年(昭和2年)に命名された赤梨系の和梨の品種。

 
   昨日の午後、子猫が母猫と一緒にどこかに出かけて、夜になっても帰って来なかった。夜遅く母猫だけが一人で帰って来たが、子猫の行方は分からない。この母猫は今までまともに子供を育て上げた事がない。この辺りは夜になると狐がうろついているので、その餌食になったかも知れないし、あるいは交通事故に遇ったのかも、と心配していると、どこかから「ピッ」という鳴き声が聴こえた。よく耳をすましていると1分置き位の間隔で二階の方から声が聴こえる。だが二階に行ってみても誰もいない。天井裏に何かいるのかと思って上を見上げた時、そこに有ったのは火災報知器。どうやら電池が切れるとこういう音で知らせてくれるらしい。こんな時に紛らわしい。
   今朝になって、母猫に子猫を連れて来るように言って外に追い出してやった。すると程無く子猫の鳴き声がしてきたが、中々帰ってくる様子がない。声のする方に行ってみると、畑の向こうのオニグルミの木の上に子猫がいる。自分で登って降りられなくなったのだろう。木の下で母猫が心配そうにしている。そう言えばこの前も、門の上から降りられなくて鳴いていた。世話の焼ける子猫だが、とにかく無事で良かった。


    美味しい梨、ご馳走様でした。
 

2018年8月8日水曜日

今日のおやつ 184

   梨 「幸水」







   うちの子猫「ケムシ」の成長の早さには驚かされる。6月22日に産まれて、もう走り回ったり、階段を昇り降りしたり、網戸をよじ登ったり、虫を追いかけて食べたりしている。何日か前には階段から落ちたりもしたし、大丈夫だろうか。


  和梨「幸水」は、農研機構果樹研究所において「菊水」と「早生幸蔵」を交雑し育成され、1959年(昭和34年)に命名登録された赤梨系の早生種。


   ご馳走様でした。






2018年4月30日月曜日

今日の植物 42

  今、近所で咲いている花達。


   梨の花。
   Pyrus pyrifolia







   ニホンナシはバラ科の落葉高木。
  この辺りでは、庭に梨の木がある家が多い。何年かに一度結実する事があるが、普通の食用品種より小さくて、いびつな果実である。食べてみるとちゃんと梨の味がする。









  カキドオシ
  Glechoma hederacea subrp. grandis
  シソ科の多年草。花色の濃淡には多様性がある。
 

  ミズバショウ
  Lysichiton  camtschatcensis
   ミズバショウはサトイモ科の多年草。
  我が家の目と鼻の先で咲いている。

  ミズバショウの肉穂花序にやって来たシロトラカミキリ(Paraclytus excultus)。
 


   ニョイスミレ(=ツボスミレ)
  Viola  verecunda  var. verecunda
  スミレ科の多年草。
 


   ミツバツチグリ(多分)
   Potentilla  freyniana
   バラ科の多年草。
   モモブトカミキリモドキ(多分)Oedemera  lucidicollis が訪花していた。


   スミレ
  Viola mandshurica var. mandshurica
  スミレ科の多年草。











  スイセン色々。
  Narcissus sp.
  ヒガンバナ科の多年草。
   スイセンの仲間は、この辺りでは植えっぱなしでもよく育ち、よく殖える。

  春先に思いもよらない所で花が咲いていたりするのは、冬の間にハタネズミが球根を移植してくれているからかも知れない。














  謎の桜。
  多分オクチョウジザクラ。
  PrunusCerasusapetala var. pilosa
  最初に遠目で見た時は、比較的大きな木だったのでヤマザクラだと思った。
   バラ科の落葉小高木。








   今日はここまで。