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2018年6月25日月曜日

今日のストーブ 3

  コールマン  
  スポーツスターⅡ  508A700J
   Coleman
SPORTSTER II  508A700J


一昨日の朝からガスが止まっている。
 使用料金の支払いが滞っているから

では無い。

 ガスを供給するパイプが破損した為

でも無い。

   我が家ではプロパンガスを使用しているのだが、そのボンベが空になっていたのだ。
   普通は使用量を確認に来る販売店の人がガスの残量をチェックして、空になる前にボンベを交換する手配をしてくれるのだが、今回は何故かそれを忘れていたらしい。
   早速ガス屋に電話をしたら、土日は配達出来るスタッフが出張でいないので月曜の朝になるまで待って欲しいとの事。

   仕方無いのでカセットコンロを使おうと思ったのだが、こっちもボンベが空。

   それで物置小屋の奥からちょっとワクワクしながら探し出して来たのがこのコールマンのシングルバーナーストーブ、「スポーツスターⅡ  508A700J」である。

  元々これは東日本大震災の後で万が一に備えて買って置いた物である。本来は屋外専用調理器具なのだが、普段キャンプとかをしない自分が使うとしたらこんな時しか無いだろう。

 燃料のホワイトガソリンは前に買った物がまだ残っている。タンクの容量は520ccで、満タンにして1.5~3時間の燃焼が出来る。火力は最高で2125kcal/hだから必要充分、ほとんどの料理が作れるだろう。操作も簡単で、ジェネレータのプレヒートも必要無い。
さすが現行品である。

 ただし問題が1つだけある。本体が小さい為に大鍋を載せると不安定で1度に少量ずつしか作れないのだ。

   結局お湯を沸かしたり、味噌汁を作ったり、マカロニを茹でたりくらいしか出来なかった。
   まあ、ご飯を炊くのは炊飯ジャーがあるし、電子レンジも使えたので大して不便では無かったのだが。

   ガスは今日の朝一番に配達してもらったので、このストーブはたった2日しか使わなかったが、朝昼晩と存分に活躍してくれた。
  「また何かあったら助けてくれよ。 2日間ありがとうな。ご苦労様。」
   そう心の中で呟きながら物置小屋にこのストーブをしまった。

2018年5月24日木曜日

今日の本 13

  昨日、米沢のハラトク書店で買ってきた本。



「ヴィンテージ・コールマン・コレクタブル・ブック」
(徳間書店)
   これは古いコールマン製品について書かれた本。ランタンやストーブなどの写真が沢山載った図鑑のような内容だが、全てのコールマン製品が網羅されている訳では無い。自分が持っているアイロンでも掲載されて無い物が2つあった。ランタンの分解と組立の手順が写真付きで解説されているページは、自分で修理する事を考えてる人にはかなり参考になると思う。






Ma.K. in SF3D ARCHIVE  2010.3-2011.2   vol.1」
著者: MAX渡辺/横山宏
(ホビージャパン)
   「月刊ホビージャパン」で今も連載されている「Ma.K.in SF3D」の最初の1年分の記事を再編集した本。連載は8年間続いているから、少なくとも「vol.8」までは出すつもりだろう。今までホビージャパンを買わないで立ち読みしてきて良かった。(←オイッ!)






昆虫学者はやめられない  
裏山の奇人、徘徊の記」
著者: 小松 貴
(新潮社)
   著者は現在国立科学博物館で協力研究員をしている人物。その方面では奇人と呼ばれているらしい。この本は、その奇人の昆虫学者としての日常を描いたノンフィクション。(てゆーか、まだ読んでないって)







「若い読者のための
第三のチンパンジー
人間という動物の進化と未来」
著者: ジャレド・ダイヤモンド
(草思社文庫)
   著者は1998年に「銃・病原菌・鉄」でピュリッツァー賞を受賞したアメリカの科学者。今回自分が買ったのは、アメリカで1991年に出版され、日本でも1993年に翻訳出版された「人間はどこまでチンパンジーか?」を、より最新の情報をふまえて約半分のボリュームに再編集したノンフィクション。この人の書いた本は、多方面の科学知識を具体例として挙げながら人類の歴史や文明について掘り下げ、分かりやすく解説している。あまり日常生活の役には立たないけど、彼の本を読むと自分の中のいくつかの偏見や先入観を払拭する事が出来ると思う。(この本もまだ読んでないけど。)





  今回の買い物は以上4冊だったが、家にはまだ読んでない本が山積みになっている。

2018年1月24日水曜日

今日のストーブ 2

  コールマン  スポーツマスター  500A














  Coleman  Sports Master Stove 500A

  日本では、専ら暖房器具の事をストーブと呼んでいるが、ここで言うストーブとは、熱を発生させる暖房器具と調理器具の事である。


  コールマンの500Aというモデルは、現行の508Aやフェザーストーブと比較すると、図体がでかい割りに火力が弱かったり、風の強い場所では使えなかったり、点火の時にプレヒート(予熱)が必要だったりとあまり良い所が無い。強いて良い所を言えば、図体がでかいから大きな鍋をのせても安定している事くらいか。
  コールマン製品の開発や改良の歴史を知る上で欠かせないコレクターズアイテムでは有るかも知れないが、実用性は期待しない方が良いだろう。

   これは数年前に中古品をヤフオクで手に入れた物だが、いくらで落札したかは覚えていない。今の相場よりもだいぶ安かったはずである。製造年を知りたかったのだが、本体には表示が見当たらなかった。

2018年1月23日火曜日

今日のランタン 2

  コールマン  ケロシンランタン   639C














  Coleman  KEROSENE  LANTERN  639C


  コールマン社(Coleman  Company,  Inc.)は、アメリカ  カンザス州のアウトドア用品製造、販売業者。創業はオクラホマ州で、1900年頃らしい。現在はJarden  Corporationの子会社になっている。

   コールマンのケロシンランタン、639C700は、灯油を燃料に使う圧力式ランタンである。
  コールマンのランタンで日本に正規輸入されている製品は全てホワイトガソリンを燃料にするタイプである。しかしホワイトガソリンは他の燃料に比べて値段が高過ぎる。コールマンの製品のラインナップには灯油を燃料とするランタンも有るので並行輸入品を数年前に入手してみたが、何故これを正規輸入しないのか不思議である。点火前にプレヒートカップにアルコールを入れて火をつけて、ジェネレーターを予熱する手間がかかるが、ランニングコストを考えればひと手間増えるくらいどうという事は無い。
 
  自分がこういったアウトドア用品に興味を持つようになったのは、東日本大震災後の事である。当時、あちこちで停電になり、復旧するまでの期間、不自由な生活を強いられた人が少なくなかった。
  冬場寒い地方では、どこの家庭でも暖房用に灯油を備蓄してある。その灯油を照明用に使えるランタンやランプは、いざという時の心強い味方となりうるだろう。

   尤も、停電の時はガソリンスタンドのポンプも止まるので、灯油を備蓄してない家庭にとっては、あまり意味が無いかも知れないが。