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2025年6月1日日曜日

黄金騎士




ROBOT BATTLE V
Maschinen Krieger Blech Mann

MK44 Ausf.G-6
GOLD KNIGHT



▲株式会社ハセガワさんから「MK44G-6 ゴールドナイト」の1/20スケールのキットが発売された。「MK44G-6 ゴールドナイト」は、「ロボットバトルV」に登場する重装甲戦闘服。宇宙用装甲服「MK44G ゴーストナイト」の武装や装甲を転用した地上型という設定。2021年に原作者の横山宏氏が「MK44H ホワイトナイト」のキットを改造して「ゴーストナイト」のオリジナルモデルを製作した際に、同時に完成していた地上型がこの「ゴールドナイト」のオリジナルモデルらしい。







▲今回の成形色はシルバーで、パーツのほとんどは従来の製品の流用なのだが、スモークディスチャージャーの取り付け部のパーツが新たに加わっているようだ。それとデカールや塗装見本のカードは新しいデザインの物が入っているのが嬉しい。







2025年5月30日金曜日

装甲戦闘服

 

Ma.K.
Maschinen Krieger

Armord Fighting Suit
Mk.I & Mk.II

1:20 SCALE CONSTRUCTION KIT



▲株式会社ウェーブさんから「A.F.S.」のプラモデルが1/20スケールで発売された。「A.F.S.」はマシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の装甲戦闘服で様々なバリエーションがあるが、今回はその基本となった最初のモデルである「マーク1」と「マーク2」がセットで発売された。ウェーブ版のキットは「マーク2」が2007年に、「マーク1」が2008年に出ているので、まるっきりの新製品というわけではない。「A.F.S.」の「マーク1」及び「マーク2」の初出は、月刊ホビージャパン誌の1982年5月号。記念すべき「S.F.3.D」の連載1回目だった。当時は「ヘルメットの形状は、2種あり…」と書いていたが、「マーク1」と「マーク2」の名称はまだ無い。しかし1984年に日東科学からキットが発売された頃には明確に区別されるようになっていた。






▲原作者の横山宏氏による塗装サンプル。2機種の違いは初掲載時はヘルメット形状だけだったが、その後の新たな作例ではレーザーガンの形状を変えたり、スモークディスチャージャーを付けたりしている。






▲これは自分が昔組み立てた月面用A.F.S.の「ルナポーン」。埃をかぶってたり、デカールが変色してたりしてるけど、一応参考までに。キットにコード類とかは入っていないので、自分で用意しないといけないのは今回発売のキットも同じ。











▲ちなみにこの「ルナポーン」は2006年発売。








2025年3月9日日曜日

氷の音楽

 

Ma.K.
Maschinen Krieger

Panzer Kampf Anzug Ausf E
EISMUSIK



▲「アイスムジーク」のプラモデルが株式会社ウェーブから1/20スケールで発売された。「アイスムジーク」は、マシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍の装甲戦闘服「P.K.A.」のバリエーションのひとつで、月面での運用を想定したタイプ。キット内容は、ほとんどの金型が「H0型」と共通で、それに一部「アイスムジーク」用の新しい金型が加わっている。









▲箱の蓋の側面にある完成後の写真。パイロットのフィギュアも新しく造形されている。ところで、宇宙空間で鼻が痒くなったらどうやって掻くんだろう?






▲「アイスムジーク」の初出は、月刊「Play Online」誌上で連載されていた「Ma.K.B.D.」内で横山宏氏が描いたイラスト。当時は名前さえ無かったのだが、これが20年以上経ってキット化されたのだから生きてて良かったと思う。












2025年2月24日月曜日

SF3D

 

Ma.K.in SF3D
ARCHIVE

2016.1-2017.5    vol.5

MAX渡辺 / 横山宏

2025年2月14日  初版発行
株式会社ホビージャパン



▲月刊ホビージャパン誌で連載されている「Ma.K.in SF3D」のまとめ本の第5弾。vol.4が発売されたのが2022年9月だったのでちょっと待たされた感じ。今回は2016年1月号から2017年5月号までの内容。まとめ本とは言っても連載時の誌面をそのまま載せたのではなく再編集されて読みやすくなっている。表紙は傭兵軍の装甲戦闘服「S.A.F.S.」と「グラジエーター」。このキットも持ってるんだけど、全然手を付けていない。そろそろプラモデル作りを再開しないとね。









2024年7月25日木曜日

忍者




Ma.K.
Maschinen Krieger 

Strahl Demokratische Republic
NINJA
Pz.MNS466




▲株式会社ウェーブさんからマシーネンクリーガーに登場する「ニンジャ」のインジェクションキットが発売された。「ニンジャ」はシュトラール軍が開発したAI搭載型無人強襲偵察機「ノイスポッター」の武装強化型「クラッフェンフォーゲル」を月面用に転用した機種。「クラッフェンフォーゲル」との違いは頭部の高性能索敵シーカー、アーマー、アンテナスタビライザー等。初出は月刊ホビージャパン2021年5月号。横山宏氏による、この空飛ぶ電信柱のようなデザイン、顔や手足が有るわけじゃないのに何故か可愛く見えるから面白い。









2024年3月21日木曜日

ペーカーアー

 

Maschinen Krieger

1:20SCALE CONSTRUCTION KIT
Panzer  Kampf  Anzug  Ausf H0
P.K.A.Ausf H0



▲株式会社ウェーブから「P.K.A. Ausf H0」の1/20スケールのプラモデルが発売された。「P.K.A. Ausf H0」はマシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍初の装甲戦闘服。本来は装甲軽偵察戦闘機「P.K.41ホルニッセ」のコクピットパーツとして設計されており、地上に降りた後で分離して独立行動がとれるようになっている。初出は月刊ホビージャパン誌の1982年8月号。





▲1984年に日東科学から最初のキットが発売されていたが、今回ウェーブから発売されたこのキットは40年ぶりに新規金型が作られている。パンツァーファウストやパンツァーシュレックはグスタフに附属していたパーツだが、他はすべて、搭乗しているパイロットの頭部も含めて「P.K.A.Ausf H0」用に新たに設計されている。







▲同梱されているデカール。スズメバチ(ドイツ語でホルニッセ)のマークが良い。










▲箱の蓋の側面には原作者である横山宏氏による完成品の写真が。こんな上手くは作れないだろうけど、いつかは完成させたいなあ。






2024年3月1日金曜日

仮面舞踏会

 

Ma.K. Maschinen Krieger
Strahl Defence Force
Humanoid Unmanned Interceptor
Großer Hund Ausf.M
"MASKENBALL"



▲株式会社ハセガワさんから「マスカレード」の1/20 キットが発売された。「マスカレード」はマシーネンクリーガーに登場する人型無人邀撃機「グローサーフント」のバリエーションのひとつで、K型の「キュプロープス」にチンガードを取り付けた機体。初出は月刊ホビージャパン2013年8月号の横山宏氏の作例。キットの中身については今までのグローサーフントとあまり変わらないと思うので今回はとりあげない。





2023年12月15日金曜日


 Maschinen Krieger

1:20SCALE CONSTRUCTION KIT
Panzer  Kampf  Anzug  [Weltraum]  Ausf F
FLIEGE




▲株式会社ウェーブから「フリーゲ」の1/20のプラモデルが発売された。「フリーゲ」はマシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍の宇宙用装甲戦闘服。初出は月刊ホビージャパン誌1983年11月号。1985年にNITTOから初めてインジェクションキットが発売され、その金型を利用して2009年にはウェーブからもキットが出ているが、今回は全てウェーブ製の金型が使われていて、接着剤不要のスナップフィットになった。以前は肩の部分に装甲が無いデザインだったが、今回からその辺りも変更された。






▲これは昔作った2009年発売のウェーブ製キット。中身はNITTO製だが、これはこれでよく出来ている。肩周りのデザインが今回の箱絵と違っている。






▲ちなみに、Fliegeというのはドイツ語で、直訳すると昆虫のハエの事だが、本来の発音はどちらかと言えばフリーゲよりもフリーガに近いかも。いやよく知らんけど。










2023年8月2日水曜日

Stop a Gap

 
Maschinen Krieger
Super Armored Fighting Suit Space Type
FIREBALL SG



▲株式会社ウェーブから「ファイアボールSG」の1:20スケールのインジェクションキットが発売された。ファイアボールSGとはマシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の装甲戦闘服「S.A.F.S.」のバリエーションのひとつ。S.A.F.S.の宇宙用である「ファイアボール」から生まれた、より高性能な新型「スネークアイ」の生産と運用が計画通りに行かず、急遽旧型のファイアボールの武装や装甲を強化して生産した、その場凌ぎ的な間に合わせの機体と言ったところか。でも案外そういう物の方が現場で重宝されたりするのは古今東西よくある事だろう。ファイアボールSGのデザイン初出は「月刊プレイオンライン」1999年8月号のバンドデシネの連載第1回目。2000年11月にはモデルカステンから日東製ファイアボールと改造用レジンキャストパーツをセットにした1:20キットが発売されて「月刊モデルグラフィックス」同年12月号で発表されたその作例が立体の初出だと思われる。2001年には日東から1:6スケールのソフトビニールキットが発売されたりもした。1:20スケールのインジェクションキットはウェーブから2003年に発売されたのが最初だと思うが、その時はまだ日東製のキットにウェーブ製のパーツをセットにしたものだった。それから20年経った今年になってやっと100%ウェーブ製金型のキットが発売された。






2023年2月18日土曜日

A8/R8



 Maschinen Krieger
1:20SCALE CONSTRUCTION KIT
S.A.F.S. MK.III  A8/R8




▲予定より3ヶ月程遅れたが、株式会社ウェーブから「S.A.F.S.A8/R8」のプラモデルが発売された。「S.A.F.S.A8/R8」はマシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の装甲戦闘服「スーパーアーマードファイティングスーツ」(略してS.A.F.S.)の出力や装甲を強化し、左腕のレーザー砲をマニュピレーターに換装して爆導索を携帯させた近接戦闘タイプ。イラストの初出は月刊Play Online2000年1月号で、同年の月刊モデルグラフィックス6月号で立体が発表された。これまでいくつかのメーカーからウレタンレジン製キャストキットが発売されていたが、大手メーカーからスチロール製のインジェクションキットが発売されるのは今回が初めてだと思われる。箱絵は横山宏氏によって新たに描き下ろされたもの。





▲「A8/R8」の全パーツ。






▲このランナー2枚が新規の金型で、嬉しい事にオプションパーツとしてバンドデシネの48ページに登場した上腕に付ける大型アーマーも入っている。あとは「S.A.F.S.」や「ラプター」からのパーツの流用。







▲今回のデカール。「A8/R8」には漢字がよく似合う。








2022年10月8日土曜日

マシーネン本

 

Ma.K.in SF3D
ARCHIVE
Special
2013.7-2015.12
vol.4

MAX渡辺/横山宏

2022年9月22日  初版発行
株式会社ホビージャパン



▲月刊ホビージャパン誌で連載されている「Ma.K.in SF3D」のまとめ本の第4弾。vol.3が発売されたのが2019年12月だったので随分待たされた感じ。今回は2年半分の記事に加え、この本だけの記事も掲載されていて、200ページ超の分厚い本になっている。その分値段も高めなのがちょっときついところ。あと、文字が小さ過ぎるのもちょっとつらい。表紙は傭兵軍の装甲戦闘服「S.A.F.S」の進化型の「ラプター」。










2022年8月8日月曜日

月面の猟犬

 
Maschinen Krieger  
Strahl Demokratische Republik
Moon Type Humanoid Unmanned Interceptr Großer Hund
"LUNA HUND"


▲株式会社ハセガワから「ルナフント」の1/20スケールキットが発売された。「ルナフント」は、マシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍のヒューマノイド型無人邀撃機「グローサーフント」のバリエーションのひとつ。初出は月刊ホビージャパン誌の2021年9月号。






▲成形色は豪華絢爛なチタニウムシルバー。どうせ塗装すると見えなくなるけど、素組みでもそれなりにかっこよく見えるようにという配慮かもしれない。従来の機種のパーツを流用しているので、新規の金型は使われていないはず。







   ▲デカールは新しくなっていて、ここにもマシーネン40周年のマークが入っている。






▲塗装カード表側。






▲塗装カード裏側。キットはシュバルツフントも作れるようになっているので、その塗装見本も描かれている。

   これでグローサーフントのバリエーションは7つめになる。それぞれの違いをここで書いておくと、基本のグローサーフントの武装を強化したのが「キュクロープ」で、それの頭部に高性能索敵シーカーを装備したのが「ダックスフント」。グローサーフントの宇宙用が「アルタイル」で、それのバーニアを取り払って月面用にしたのが「ベガ」。アルタイルにダックスフント型の頭部を装着したのが「シュバルツフント」で、ベガの頭部をダックスフント型にしたのが「ルナフント」となる。ここ試験に出るのでよく覚えておくように!









2022年8月1日月曜日

人魚

 

Maschinen Krieger
Panzer Kampf Anzug Ausf M

MELUSINE



▲株式会社ウェーブから、「メルジーネ」の1/20スケールキットが発売された。「メルジーネ」は、マシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍の最新型装甲戦闘服。初出はホビージャパン誌1985年10月号。







▲今回発売されたメルジーネのパーツ構成。従来のキットはNITTOのグスタフの金型をベースにしていたが、今回から100%ウェーブの金型になった。接着剤不要のスナップフィット方式で、関節はポリキャップを使用して可動式になっている。





    ▲今回のデカール。マシーネン40周年記念のマークもあって嬉しい。





▲そう、今年はマシーネンクリーガー(S.F.3.D)が誕生して40周年ということで、このキットにはピンバッジもオマケに付いている。でもこれをどういう場に付けていったら良いのか分からない。






▲これは昔作ったメルジーネの旧キット。





▲その後ろ姿。背中に換気扇みたいなのが付いている。腰からは洗濯機の排水ホースみたいなのも。







   ▲色違いでもう1機作ってた。頭でっかちで、ひっくり返ったら自力では起き上がれそうもないデザイン。メルジーネというのは、ドイツ語で人魚の事らしいが、どちらかと言えば蛸坊主みたいな姿をしている。







2022年7月2日土曜日

一輪車 その2

 
FIGHTING MONO BIKE
HOUND with HIRO

1:20 SCALE CONSTRUCTION KIT



▲昨年株式会社ウェーブから発売されたアニメ版「ヴイナス戦記」に登場する戦闘用モノバイ「ハウンド」の1/20スケールキットに、今度は主人公ヒロのフィギュアが付属したバージョンが出た。









▲完成予想図。フィギュア以外は同じはずなので、ハウンドのパーツ構成については昨年の投稿を見て欲しい。最初からフィギュア付きが発売されていたら、フィギュアの付いてない方は買う必要は無かったわけで、その点ウェーブさんは商売上手だと言える。







▲今回追加されたレジン製のヒロのフィギュアのパーツ。モールドはかなり細かい所まで良く出来ていて、塗り分けが大変そう。特に眼の辺りとか。






  ▲と思ったら、眼のデカールが付いていた。でも、マークセッターとか使ってもこれを顔の複雑な曲面にピッタリ貼れるとは思えない。やっぱり地道に面相筆で塗るしかないか。









2022年5月10日火曜日

マシーネン40周年

 

MASCHINEN KRIEGER
FALKE
Antigravity Armored Raider pkf.85
“S.F.3.D  to Ma.K. 40th”



  ▲株式会社ハセガワから「ファルケ」の1/20キットが再販された。「ファルケ」はマシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の反重力装甲戦闘機。初登場は月刊ホビージャパン誌の1983年3月号。初キット化は2009年で、その後いくつかのバリエーションが発売されている。最近では2019年に「1型乙」が、2020年にはボマーキャットのワッペン付きが発売された。






▲今回の成形色は緑色。部品構成は今までと変わらず。バルカン砲とレーザーガンの部品が入っているので、どちらでも好きな方を選んで組み立てる事が可能。





▲新デザインの塗装見本カードとデカール。






  ▲今回のキットの目玉はこの40周年記念のステッカー。ホビージャパンでS.F.3.Dの連載が始まってから今年で40年になるのを記念した物。2012年に発売されたファイアボールに付いていた30周年の時のステッカーはハート形をしていたけど、40周年はスペード形になった。という事は、50周年のステッカーはダイヤかクラブになる予定。ちなみに30周年のステッカーは自分のバイクのパニアケースに貼ってあるが、今ではすっかり色褪せている。







2021年12月4日土曜日

突撃甲蟲

 


Maschinen Krieger
Strahl Demokratische Republik
Panzer Kampf Anzug
STURM KÄFER



   ▲株式会社海洋堂から「シュトゥルムケーファー」の1/35スケールのプラモデルが発売された。シュトゥルムケーファーは、マシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍の四脚歩行装甲戦闘服。初出は株式会社デジキューブが発行するPlayOnline」誌に連載されていた原作者の横山宏氏による「Ma.K.バンドデシネ」のイラストで、2000年頃。その後ワンフェスなどで無許諾の物を含めて何人かがレジン製のガレージキットを販売していたが、インジェクションキットはおそらく今回が初めてだと思われる。





▲全パーツ構成。原型製作は谷 明氏。スケールが1/35なので、胴体部分が12cm位。完成したら掌にのるサイズである。ハセガワ製のナッツロッカーや、タミヤ製の戦車のフィギュア等と組み合わせても面白そう。





▲塗装見本とデカール。写真にあるようなアンテナやコードのパーツはキットに入ってないので自作する必要がある。


   それにしても、ウェーブやハセガワに続いて、海洋堂まで本格的に乗り出してくるとは、それだけマシーネンクリーガーが時代を超えて多くの人々に注目され、支持されているという証なのだろう。出来れば海洋堂さんには今までキット化されていなかった「ドールハウス」なんかも発売してくれたらと思う。