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2024年10月22日火曜日

大鳶刺亀虫




オオトビサシガメ(♀)
Isyndus obscurus

半翅目サシガメ科オオトビサシガメ属。サシガメ科では国内最大種。成虫で越冬し、他の昆虫を食べる。クサギカメムシの天敵。中国名は「褐菱猎椿」。



   ▲ジンチョウゲの葉にとまるオオトビサシガメの雌。雄はもっと細身。これも秋になると室内に侵入してくる厄介な虫だが、クサギカメムシを食べてくれるので殺さないようにしている。ただ、人間を刺す事もあるので注意が必要。






 

2024年10月11日金曜日

臭木亀虫

 

クサギカメムシ
Halyomorpha halys

半翅目カメムシ科クサギカメムシ属。年一化で成虫越冬。



▲山形県で毎年のように大量発生して越冬の為に家の中に侵入してくるカメムシ。窓を閉めきっていてもどこかの隙間から入ってくるので辟易する。急須の注ぎ口に入っていた事もあった。なにより臭いから嫌い。






▲こちらは最近増えている北米原産の外来種であるマツヘリカメムシ(Leptoglossus occidentalis)。これも室内に侵入してくる。匂いはまだ嗅いだ事がないのでわからない。






▲ペットボトルでチョチョイと自作した「へくさむしキャッチャー」。「へくさむし」とはカメムシの事。以前は中に灯油を入れていたが、処分する時の事を考えて今年は水と台所用洗剤を入れてある。これを使えば壁や窓にとまっているカメムシを直接触らずに下からすくい上げるように捕る事が可能で、中に落ちたカメムシはすぐに溺れ死んでしまう。死体が貯まったら中身だけお外にポイするか、容器ごと燃えるゴミに出してやれば良い。無闇な殺生は嫌いだが、彼らはこれくらいで絶滅する事はないと思う。









2024年7月6日土曜日

丸形竜蝨


 

マルガタゲンゴロウ
Graphoderus adamsii

鞘翅目ゲンゴロウ科マルガタゲンゴロウ属。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたマルガタゲンゴロウ。一緒にいるのはおそらくオオクロカメムシ。








▲ノコギリクワガタの雌。







▲トウホクヤブキリの雌。






2023年10月26日木曜日

松縁亀虫

 
マツヘリカメムシ
Leptoglossus occidentalis

   半翅目ヘリカメムシ科アシビロヘリカメムシ属。北米西部原産の外来種。日本では2008年に東京の複数箇所で発見されてから全国に分布を拡げている。マツ類の新芽や種子の害虫。



▲昨晩、自分の部屋で見付けたマツヘリカメムシ。昨年までは見られなかった種類だが、今年の秋になってから我が家の周辺で複数個体目撃している。後肢脛節がオール状に平べったくなっているのが特徴だが、いったいこれにはどんな役割があるのだろうか。カメムシ好きの人によればカメムシは種によって匂いが違うという。自分はこのカメムシの匂いはまだ確認していない。特にカメムシが好きというわけではないので、知りたいとも思わないが。