土偶美術館
写真:小川忠博 監修:原田昌幸
2022年11月2日 初版第1刷発行
株式会社平凡社
▲縄文時代の土偶の写真集。「縄文美術館」(2013年刊行、2018年新版刊行)の続編にあたる本。帯に書いてある通り、300点の土偶が掲載されている。美しく鮮明に撮影された土偶により、名もなき縄文時代の作家達のセンスに圧倒される。百聞は一見にしかずと云うが、写真を見るたびに新たな発見があり、見飽きることがない。スマホやパソコンで見る画像は、まだ印刷物には遠く及ばない。撮影者の小川氏の技量もさることながら、平凡社の編集者も優秀なのだろう。写真のレイアウトやトリミング、文字の大きさ、文章の長さや配置なども理想的だと思う。
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