2024年10月5日土曜日

沈子

 



焼き物の沈子。



▲新潟県の村松浜で今までに拾った焼き物の沈子(ちんし=おもり)。遠方から流れ着く可能性のある浮子(ふし=うき)と違い、ほとんどは地元で使われていて遺失したか廃棄された物だと思う。今でもどこかで生産されているのだろうか。(←岐阜県でまだ生産されているらしい)  これも誰かが拾わなければいつの間にか消えていってしまう「絶滅器具種」(←造語)のひとつと言えるだろう。










 

2 件のコメント:

さんのコメント...

今は建て網漁業は行われていないのですか?もし行われているなら、沈子は必需品に思われるのですが?
私も沈子の釉がすり減ったのや半分に割れたの、網と一緒に浜で燃やされて黒焦げになったのなどが好きです(^^♪

かねぽん さんのコメント...

春さん、今は鉛製のオモリが主流になっているので陶器や素焼きの沈子は需要が減っているようです。岐阜県の陶器製沈子のメーカーによれば、焼き物は鉛より比重か軽いので微妙な重さの調整には向いているそうです。