2024年10月4日金曜日

黒揚羽

 



クロアゲハ(幼虫)

Papilio protenor ssp. demetrius


鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科の植物の葉を食べる。年3~4化で蛹態越冬。



▲鉢植えで育てているスキミア「レッドルース」 (Skimmia japonica “Redruth”) の葉にクロアゲハの幼虫がいた。手前に写っているのが終齢幼虫で、奥の鳥の糞みたいなのが若齢幼虫。これ1株に大小合わせて少なくとも6匹いる。他の株にも何匹かいるようだ。今年の6月にも幼虫がいたのだが、いつの間にかみんないなくなってしまった。天敵に食べられたのか、それともどこかで蛹になったのか。クロアゲハがこの木に産卵したのが引っ越す前なのか後なのかも分からない。いずれにしても今見られる幼虫は蛹で越冬するはずなので、暖かい室内で時期外れに羽化させてしまうような事はなるべく避けなければいけないだろう。






   ▲クロアゲハの幼虫の臭角。アゲハチョウの仲間は種によって臭角の色が違っていて、クロアゲハのそれは赤い色をしている。





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