2024年10月29日火曜日

いもゆでさんの魔竜

 



どらごごさんとつのちゃん



▲東京都府中市の「いもゆで工房」さんの作品を新たに3体お迎えした。左から「どらごごさん くろ(黒化銅)」「れっどあんどぶるうあいずあかはらくろしろつのちゃん(羊角)」「れっどあんどぶるうあいずきばらくろしろつのちゃん(羊角)」。「どらごごさん」は新製品。悪魔と竜が合体したようなデザイン。いつもながらいもゆでさんの新製品の開発スピードには目を瞠るものがある。「つのちゃん」2体はどちらも左右の目と角の色が違っている。目は赤と青の瑪瑙で出来ていて、元々の色をそのまま出す為に新たに白色LEDが採用されている。右の角は羊角、左の角は水牛角で出来ている。3体のろぼ達の素材は、真鍮、銅、洋白、水牛角、羊角、瑪瑙など。内部にLEDとボタン電池が仕込まれている。高さ35〜40mm位。










2024年10月26日土曜日

四拾億年

 

BLUE BACKS

カラー図説
生命の大進化40億年史
土屋 健
群馬県立自然史博物館 監修

初版発行
古生代編 2022年6月20日 
中生代編 2023年2月20日
新生代編 2023年10月20日
株式会社講談社




▲楽天ブックスでまとめ買いしたブルーバックスの「生命の大進化40億年史」全3巻。何より最近出版された本なので、最新の研究成果が盛り込まれている。それに写真や絵が多いのでじっくり読む暇が無い時でもパラパラとページをめくって楽しめるのがありがたい。












2024年10月22日火曜日

大鳶刺亀虫




オオトビサシガメ(♀)
Isyndus obscurus

半翅目サシガメ科オオトビサシガメ属。サシガメ科では国内最大種。成虫で越冬し、他の昆虫を食べる。クサギカメムシの天敵。中国名は「褐菱猎椿」。



   ▲ジンチョウゲの葉にとまるオオトビサシガメの雌。雄はもっと細身。これも秋になると室内に侵入してくる厄介な虫だが、クサギカメムシを食べてくれるので殺さないようにしている。ただ、人間を刺す事もあるので注意が必要。






 

2024年10月19日土曜日

種子の話

 


ヒイラギの発芽。


▲今年の6月に播いたヒイラギの種子がやっと発芽した。4ヶ月かかったがそれが普通なのか、それとも単に発芽に適した温度になったから発芽したのか。






ナンテンの発芽。


▲ナンテンも発芽まで4ヶ月かかった。ナンテンは前に種子から育てた時に、やはり4ヶ月かかっていたのでこれが普通なのだろう。ちなみに確かオモトは3ヶ月位かかったような気がする。






ハマナスの種子。


▲前に住んでいた家からハマナスの実を摘んできた。この種子を湿らせた土と一緒に2~3ヶ月間冷蔵庫に入れておくと発芽する。もう一度種子から育てて、いつか新居の庭でも花が見れたらと思っている。







初めての客

 


クロウスタビガ(♀)
Rhodinia jankowskii hattoriae

 鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。幼虫はミカン科のキハダの葉を食べる。卵態越冬。年1化。



   ▲昨晩、我が家の台所の灯りにやって来たクロウスタビガの雌。新居に訪れてくれた初めての大型の蛾。まさかレア種のクロウスタビガが初めての客とは。これだけで引っ越してきたかいがあった。でも嬉しくて家の中に招き入れたら流しで暴れたりしたので鱗粉が取れてしまった。なんかかえって申し訳ない事をした。









2024年10月18日金曜日

記録更新

 

ミズナラ(堅果)
Quercus crispula var. crispula

ブナ科コナラ属の落葉喬木。



▲今日大峠で拾ってきたミズナラのどんぐり。長さ36mm。今まで自分が拾ったどんぐりの中では一番大きい。









2024年10月17日木曜日

瑠璃貝

 



ルリガイ
Violetta prolongata(=Janthina globosa)

翼舌目アサガオガイ科ルリガイ属(アサガオガイ属)の巻貝。カツオノエボシやカツオノカンムリのポリプを食べる。



▲84日ぶりの村松浜で青い貝を見付けた。





▲穴があいているのがちょっと残念。







▲もうひとつあった。





▲こちらは少しマシだった。






2024年10月15日火曜日

いまさらロピアタン

 


ノアノイド
ロピアタン




▲ロピアタン【ボロボロ】






▲ロピアタン【インナースパーク】






▲ロピアタン【ゲッパク】






▲ロピアタン【シッコク】







▲ロピアタン【アクロマティカ】







プリンに岩塩

 



森永の
焼プリン
発酵バターキャラメル




▲今日、米沢のイオンで買ってきた森永の焼プリン発酵バターキャラメル。ロレーヌ産岩塩を使用した新商品。原材料は液卵(国内製造)、砂糖、乳製品、植物油脂、カラメル、キャラメルソース、加糖卵黄、澱粉分解物、乳蛋白質、食塩、乳化剤、カラメル色素、糊料(増粘多糖類)、pH.調製剤、香料。1個130gで191kcal.。製造は森永乳業株式会社。工場は茨城県常総市。



ごちそうさまでした。








2024年10月14日月曜日

黒揚羽蛹

 



クロアゲハ(蛹)

Papilio protenor ssp. demetrius


   鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科の植物の葉を食べる。年3~4化で蛹態越冬。




   ▲前蛹から一晩で蛹になっていた玄関風除室内のクロアゲハ。このまま無事に冬を越してくれれば良いのだが。







2024年10月13日日曜日

黒揚羽前蛹

 


クロアゲハ(前蛹)

Papilio protenor ssp. demetrius


鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科の植物の葉を食べる。年3~4化で蛹態越冬。




▲玄関の風除室内で見付けたクロアゲハの前蛹。スキミアの鉢植えが風で倒れないように風除室に入れておいたせいで、それを食べていた幼虫がこんな所で蛹に成ろうとしている。こうなるともう動かすわけにはいかないので、成り行きを見守る他ない。





 

2024年10月11日金曜日

臭木亀虫

 

クサギカメムシ
Halyomorpha halys

半翅目カメムシ科クサギカメムシ属。年一化で成虫越冬。



▲山形県で毎年のように大量発生して越冬の為に家の中に侵入してくるカメムシ。窓を閉めきっていてもどこかの隙間から入ってくるので辟易する。急須の注ぎ口に入っていた事もあった。なにより臭いから嫌い。






▲こちらは最近増えている北米原産の外来種であるマツヘリカメムシ(Leptoglossus occidentalis)。これも室内に侵入してくる。匂いはまだ嗅いだ事がないのでわからない。






▲ペットボトルでチョチョイと自作した「へくさむしキャッチャー」。「へくさむし」とはカメムシの事。以前は中に灯油を入れていたが、処分する時の事を考えて今年は水と台所用洗剤を入れてある。これを使えば壁や窓にとまっているカメムシを直接触らずに下からすくい上げるように捕る事が可能で、中に落ちたカメムシはすぐに溺れ死んでしまう。死体が貯まったら中身だけお外にポイするか、容器ごと燃えるゴミに出してやれば良い。無闇な殺生は嫌いだが、彼らはこれくらいで絶滅する事はないと思う。









2024年10月8日火曜日

山梔子と薄黄木犀

 


斑入りの花木。



   ▲三重県桑名市の「花ひろばオンライン」さんから斑入りの花木の苗を2株取り寄せた。左がクチナシ「黄金の華」で、右がウスギモクセイ「三光覆輪斑」。本当はキンモクセイの斑入りが欲しかったのだが日本では出回っていないようなので、ウスギモクセイとキンモクセイを交配して自分で作ってみようかと思っている。







▲もうちょっとで送料無料ラインだったので、ついでに買ったヒナゲシの種子。庭にいっぱい咲いてくれる事を期待。








2024年10月5日土曜日

沈子

 



焼き物の沈子。



▲新潟県の村松浜で今までに拾った焼き物の沈子(ちんし=おもり)。遠方から流れ着く可能性のある浮子(ふし=うき)と違い、ほとんどは地元で使われていて遺失したか廃棄された物だと思う。今でもどこかで生産されているのだろうか。(←岐阜県でまだ生産されているらしい)  これも誰かが拾わなければいつの間にか消えていってしまう「絶滅器具種」(←造語)のひとつと言えるだろう。










 

2024年10月4日金曜日

黒揚羽

 



クロアゲハ(幼虫)

Papilio protenor ssp. demetrius


鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫はミカン科の植物の葉を食べる。年3~4化で蛹態越冬。



▲鉢植えで育てているスキミア「レッドルース」 (Skimmia japonica “Redruth”) の葉にクロアゲハの幼虫がいた。手前に写っているのが終齢幼虫で、奥の鳥の糞みたいなのが若齢幼虫。これ1株に大小合わせて少なくとも6匹いる。他の株にも何匹かいるようだ。今年の6月にも幼虫がいたのだが、いつの間にかみんないなくなってしまった。天敵に食べられたのか、それともどこかで蛹になったのか。クロアゲハがこの木に産卵したのが引っ越す前なのか後なのかも分からない。いずれにしても今見られる幼虫は蛹で越冬するはずなので、暖かい室内で時期外れに羽化させてしまうような事はなるべく避けなければいけないだろう。






   ▲クロアゲハの幼虫の臭角。アゲハチョウの仲間は種によって臭角の色が違っていて、クロアゲハのそれは赤い色をしている。





2024年10月3日木曜日

丹桂

 

キンモクセイ
Osmanthus fragrans var. aurantiacus

モクセイ科モクセイ属の常緑亜喬木。雌雄異株と云われているが、雄性両全性異株の可能性が高い。日本三大芳香木のひとつだが中国原産。中国名は丹桂。



▲昨年1月に滋賀県大津市の株式会社千草園芸さんから取り寄せたキンモクセイの鉢植えに今年も花が咲いた。鉢植えだから部屋の中に置いて香りを楽しめるのも良い。









2024年10月2日水曜日

ストラミネア開花

 


ティランジア   
ストラミネア 
Tillandsia straminea

ブロメリア科ティランジア属の常緑多年草。原産地はペルーからエクアドルにかけて。



   ▲ティランジア・ストラミネアが1年2ヶ月ぶりに開花した。2015年に地元の花屋さんで花が終わった株を半額で買ったのだが、それでも結構高かったと思う。花芽は何ヵ月も前から出ていて、もうすぐ咲きそうだったのを新居に持ってきたのだが、環境の変化は特に影響無かったようだ。沢山栽培していたエアープランツのほとんどは処分してしまい、これとドゥラティとキセログラフィカだけは栽培を続けている。どれも丈夫で手間がかからないからだ。

樟蚕少量発生

 


クスサン(♀)
Saturnia(Caligula) japonica  japonica

 鱗翅目ヤママユガ科Saturnia(Caligula) 属。幼虫はシラガタロウと呼ばれ、広食性で様々な樹木の葉を食べる。蛹の繭はスカシダワラと言う。年1化で卵態越冬。



▲昨晩、いつもの街灯下で見付けたクスサンの雌。翅が傷んでないので羽化したばかりなのだろう。






2024年10月1日火曜日

卵プリン

 


HARADA
こだわりたまごプリン



  ▲昨日、ヤマザワで買ってきたプリン。新潟県燕市の「原田乳業株式会社」さんが製造した「こだわりたまごプリン」。原材料は生乳(国産)、卵、砂糖、カラメルソース、食塩、香料。内容量85gで104kcal.。ちゃんと蒸して作った本格プリン。濃厚な卵の味。でも卵臭くない。


ごちそうさまでした。







藻玉蒐集

 


モダマ・コレクション



新潟県の村松浜で拾ったモダマ類を以前このブログに投稿したが、今回は通信販売などで購入したモダマ類を紹介する。


1. 産地不明オオモダマ ( Entada gigas)
2. 南アフリカ産タイワンモダマ ( Entada rheedei )
3. ガーナ産モダマ属の1種( Entada  sp.)
4. 産地不明イルカンダ(Mucuna macrocarpa )
5. 産地不明マクロサイカンサス属の1種(Macropsychanthus  sp.)
6. 産地不明マクロサイカンサス属の1種( Macropsychanthus  sp. )
7. ナイジェリア産モダマ属の1種(Entada  sp.)
8. タイ産モダマ属の1種( Entada  sp.)
9. 産地不明モダマ属の1種( Entada  sp. )


   このうち3のガーナ産は標準和名で云うモダマ(Entada tonkinensis)に似ているが、アフリカにこの種が分布しているのかは分からない。5のマクロサイカンサスはアクセサリーに加工されていた物。7のナイジェリア産はタイワンモダマの系統だと思うが、どら焼きのような形状で他と少し違う。8のタイ産はおそらく鞘が螺旋形だった為にこんないびつな形になったのだろう。9はタイワンモダマの形状をしているが長径が58mmもある。