2024年7月12日金曜日

樹液に集まる虫

 

オオスズメバチ
Vespa mandarinia japonica

膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。



▲山形県川西町のダリヤ園の駐車場で、地面にオオスズメバチが群がっていた。どうやらコナラの樹の根から出ている樹液にやって来ているようだ。






▲モンスズメバチ (Vespa crabro flavofasciata) もいた。






▲よく見ると幹からも樹液が出ていて、そこにもオオスズメバチがいた。








▲上の方を見ると何やら怪しい黒い影が。







▲近くに落ちていた木の枝で突っついてみたらコクワガタ( Dorcus rectus rectus )が出てきた。体長約45mmのなかなか立派な雄。





▲樹の根元にはコクワガタの死体もあった。







▲シラホシハナムグリ(Protaetia brevitarsis  )も樹液に来ていた。このダリヤ園周辺には樹液を出しているコナラの樹が沢山あるので、カブトムシやクワガタを捕るのには最適な場所だと思う。ただ、スズメバチには気を付けないと。






▲別の樹で見付けたスジクワガタ(Dorcus striatipennis striatipennis)。








2 件のコメント:

さんのコメント...

樹液が出ているところでは、いつもスズメバチが、「おまえら、どけどけ!」とクワガタやカナブンなどを追っ払っていますね。

かねぽん さんのコメント...

春さん、スズメバチのせいでカブトムシやクワガタムシは夜行性になったという説もありますね。
それでもコクワガタは狭い穴や割れ目に潜り込めますし、カナブンも負けずに居座りつづけています。