2024年7月31日水曜日

樹液酒場

 



カブトムシ
Trypoxylus dichotomus septentrionalis

鞘翅目コガネムシ科カブトムシ属。最近はヤマトカブトムシとも言われる。



▲コナラの樹液酒場にやって来た雌のカブトムシに迫る雄のカブトムシ。







▲別の樹液酒場にはオオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica)やスジクワガタ(
Dorcus  striatipennis striatipennis)、ヨツボシオオキスイ(Helota gemmata)がいた。








豆天蛾

 



トビイロスズメ
Clanis  bilineata  tsingtauica

鱗翅目スズメガ科Clanis属。幼虫はマメ科植物の葉を食べる。年1化で前蛹越冬。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたトビイロスズメ。






▲クルマスズメ(Ampelophaga rubiginosa rubiginosa)。






▲これもクルマスズメ。








▲コスズメ(Theretra japonica)。







▲エゾスズメ(Phyllosphingia dissimilis dissimilis)。






▲ノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus inclinatus)の雄。原歯型。






▲ガムシ(Hydrophilus acuminatus)を貪るトウホクヤブキリ(Tettigonia sp.)の雄。死体を食べてるんじゃなくて生きたままいただいている。







2024年7月30日火曜日

紋付きと茶色いのと




 モンスズメバチ
Vespa  crabro  flavofasciata

膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。



  ▲コナラの樹液にやって来たモンスズメバチとチャイロスズメバチ。左の方にコクワガタもいる。





朽葉天蛾

 


クチバスズメ
Marumba sperchius sperchius

    鱗翅目スズメガ科Marumba属。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。蛹態越冬。暖地では年2化。成虫は口吻が退化し、何も食べない。



▲昨晩、我が家の灯りにやって来たクチバスズメ。結構強い雨が降っていたのだが、飛翔能力に優れたスズメガの仲間だけは雨を物ともせずに平気で飛び回っている。とは言うものの、雨のせいかは分からないが麟粉があちこち剥げてしまっているようだ。





2024年7月29日月曜日

茶色いのと大きいのと

 

チャイロスズメバチ
Vespa dybowskii

     膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。他のスズメバチ類の巣に入り込み、女王を殺して巣を乗っ取ってしまう社会寄生性の蜂。乗っ取った巣の働き蜂はしばらく労働力として使われるが、その後しだいに自分の生んだ働き蜂と入れ替わっていく。



▲コナラの樹液に来ていたチャイロスズメバチ。でもなかなかありつけない。






 ▲だってオオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica)がいるから。






黒点剣紋天蛾

  


クロテンケンモンスズメ
Kentrochrysalis consimilis

鱗翅目スズメガ科Kentrochrysalis属。日本固有種。幼虫はモクセイ科木本の葉をたべる。年2化で越冬態はおそらく蛹。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたクロテンケンモンスズメ。このブログには初登場。これでかねぽんのスズメガ図鑑の掲載種数は22種になった。






▲モンホソバスズメ(Ambulyx schauffelbergeri)も来ていた。







2024年7月28日日曜日

金蚉

 

カナブン
Rhomborrhina  japonica

鞘翅目コガネムシ科カナブン属。成虫は樹液に集まり、幼虫はクズの腐葉土を食べて成長する。



▲川西ダリヤ園の駐車場で見付けたカナブン。コナラの根から出ている樹液を嘗めている。一見アオカナブンのような色彩だが、






▲左右の後肢の付け根がくっついてないのでカナブンだと分かる。







▲コナラの樹にとまるアブラゼミ( Graptopsaltria nigrofuscata )。







青刺蛾

 


アオイラガ

Parasa consocia


   鱗翅目イラガ科Parasa属。幼虫は広食性だが、特にヤナギ科木本の葉をよく食べる。年1~2化で前蛹越冬。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたアオイラガ。イラガ類の幼虫は毒針を持っているので注意が必要だが、成虫も幼虫も見た目は可愛い。






▲メマツヨイグサにとまるクルマスズメ(Ampelophaga rubiginosa rubiginosa)。







▲これもクルマスズメ。





   ▲シロヒトリ (Chionarctia nivea)。少なくとも4匹はいた。







▲カブトムシ(Trypoxylus dichotomus septentrionalis)の雌。







▲ノコギリカミキリ( Prionus insularis  insularis)。






▲エゾゼミ(Lyristes japonicus)。






▲ヒダリマキマイマイ(Euhadra quaesita)。







▲これもヒダリマキマイマイ。この場所は2018年にヒダリマキマイマイが大量発生していた畑の近く。







▲ニッポンマイマイ (Satsuma  japonica  japonica
)もいた。










2024年7月27日土曜日

栂枯葉蛾

 


ツガカレハ
Dendrolimus superans

鱗翅目カレハガ科Dendrolimus属。幼虫は毒針毛を持ち、マツ科木本の葉を食べる。成虫には毒はない。年1化で幼虫越冬。



▲昨晩、近所の街灯下で見付けたツガカレハ。






▲クルマスズメ(Ampelophaga rubiginosa rubiginosa)。






▲ヒメサザナミスズメ(Dolbina exacta)。







▲クワコ(Bombyx mandarina)の雄。







  ▲ガムシ(Hydrophilus acuminatus)。6匹くらい来ていた。






2024年7月26日金曜日

2ヶ月ぶりの海

 


今日の村松浜。



▲今日の午後に行ってきた新潟県胎内市の村松浜。この時期、さぞかし海水浴客が沢山来ているだろうと思っていたら、なんとひとりもいない。釣りをしているおじさんがひとりだけ。なのにライフセーバーがふたりで暇そうに海を見つめているという不思議な光景。あまりにも暑くて自分もビーチコーミングどころではなかったので、裸足になってちょっと海に入ってみたら、海水まで生暖かかった。沖の方では鮭っぽい魚が時々ジャンプしていた。





軽鴨

 

カルガモ
Anas zonorhyncha

カモ目カモ科マガモ属。



▲今日の午前中に訪れた米沢城跡にいたカルガモの母子。人慣れしていて逃げていかない。日本の都市部にいるカルガモはアヒルとの種間雑種だという説がある。これもそうなんだろうか。









反瓣蝦脊蘭

 

ナツエビネ
Calanthe puberula

ラン科エビネ属の常緑多年草。



   ▲2021年12月に家の近くの杉林で見付けて鉢上げしたナツエビネが今年も咲き始めた。今のところ昨年と同じ4株に8本の花茎が立ち上がっているが、花茎の数はこれからもっと増えるかも知れない。






   ▲道の駅とかでもこの時期普通に売っていたりするので、思っていたよりも丈夫でありふれた蘭なのだろう。順調に増えて毎年開花してくれるのは嬉しい。
















2024年7月25日木曜日

忍者




Ma.K.
Maschinen Krieger 

Strahl Demokratische Republic
NINJA
Pz.MNS466




▲株式会社ウェーブさんからマシーネンクリーガーに登場する「ニンジャ」のインジェクションキットが発売された。「ニンジャ」はシュトラール軍が開発したAI搭載型無人強襲偵察機「ノイスポッター」の武装強化型「クラッフェンフォーゲル」を月面用に転用した機種。「クラッフェンフォーゲル」との違いは頭部の高性能索敵シーカー、アーマー、アンテナスタビライザー等。初出は月刊ホビージャパン2021年5月号。横山宏氏による、この空飛ぶ電信柱のようなデザイン、顔や手足が有るわけじゃないのに何故か可愛く見えるから面白い。









大抉天社蛾

 



 オオエグリシャチホコ

Pterostoma gigantinum


鱗翅目シャチホコガ科Pterostom属。幼虫はマメ科木本の葉を食べる。年2化で蛹態越冬。




▲昨晩、近所の街灯下で見付けた頭に角が生えている蛾。







▲サザナミスズメ (Dolbina tancrei) 







▲クルマスズメ(Ampelophaga rubiginosa rubiginosa)。







▲ミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratus  maculifemoratus)の雌も来ていた。















2024年7月24日水曜日

犯行現場

 

カブトムシ
Trypoxylus dichotomus septentrionalis

鞘翅目コガネムシ科カブトムシ属。最近はヤマトカブトムシとも言われる。



 ▲カブトムシの雄の上半身。死体ではなく、まだ生きている。







▲すぐ近くには雌の上半身。クロオオアリにたかられているが、やはりまだ生きている。







▲犯人はコイツ、ハシボソガラス。コナラの樹液に来ていたカブトムシを襲って食べていた。カブトムシが夜行性なのはオオスズメバチのせいだという説もあるが、実際はカラス等の鳥の影響の方が大きいと思う。付近にはヤママユの繭も3個落ちていたが、それもおそらくはカラスの仕業だろう。







▲上半身だけになりながらまだ生きているカブトムシの動画。








鋸天牛

 


ノコギリカミキリ(♂)
Prionus insularis  insularis

   鞘翅目カミキリムシ科ノコギリカミキリ属。幼虫は針葉樹の枯死した部分を食べて、数年かけて成虫になると云われている。



   ▲昨晩、近所の街灯下で見付けたノコギリカミキリ。毎年見ているけど、動きが素早くて片時もじっとしてないので撮影が難しい。








▲コフキコガネ( Melolontha japonica )の雄。







▲クルマスズメ(
Ampelophaga  rubiginosa rubiginosa)も来ていた。多分雄だと思う。